【日想】016:TRPGは「過程を楽しむ遊び」の側面がある。

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 私はワリとアナログゲームを遊ぶ方なんですが、他のアナログゲームとTRPGの間で結構大きいな、と思う差異の部分に、「TRPGは過程を楽しむ遊びである」という一面があります。

 無論、アナログゲームでもプレイする過程を楽しむ物なんですが、アナログゲームは最終的に勝ち負けがあり、それにこだわるからこそ過程が楽しい、という物だと思うんです。
 それに比べ、TRPGはセッション開始直後にゲーム終了の条件が明示されていない事が多く、手探りでシナリオの中核を探って行き、なんとかそれを達成しようとする、というあたりに大きな違いがあるのではないかと考えています。

 普通のアナログゲームでは1ゲームで「負け」てしまえばその事実は消えない訳ですが、TRPGではセッションに失敗しても全滅さえしていなければ次でリカバーできる可能性があるという点はゲームとして特筆すべき部分じゃないかと思っています。
(もちろんセッションを成功させるために青筋を立てるのも物凄く楽しいんですけどね)

 アナログゲームでも上手く手ほどきすれば「心地よい負け」「次につながる負け」というのはあると思うんですが、「勝敗のない」TRPGって凄く特別なんじゃないかな~、と思います。

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。


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