086:サークルに入ろう!

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 TRPGはとても面白い遊びですが、残念な事に時間のかかる遊びです。

 TRPGはとても面白い遊びですが、残念な事に人数の必要な遊びです。

 そして、TRPGはとても面白い遊びですが、残念な事に愛好者の少ない遊びです。

 これらの意見の意味するところは、要するに、TRPGはとても楽しいのに、残念ながら新しいメンツを確保するのが難しい遊びである、という事です。

 貴方も聞いた事がないでしょうか?

 せっかく仲間内でのセッションを楽しんでいたのに、受験を控えたメンバーが離脱してしまった為に解散の憂き目にあってしまったという話を。

 あるいは、メンバーの一人が引っ越してしまった為に、人数が少なすぎてゲームにならなくなってしまったという悲しい話を。

 そう、TRPGでは、場所の確保と共に最も皆が頭を悩ませる問題の一つとして、メンバーの確保という物も挙げられるのです。

 そして、残念な事にTRPGの衰退が叫ばれて久しい今、TRPGを始める人と辞めてしまう人を比べると、どうしても「辞めてしまう人」の方が多くなっているのです。

 これは、実は由々しき大問題なんですね。

 何せ、一人のメンバーが「TRPGを辞める」事で、2〜3人のメンバーが「TRPGをできなくなってしまう」という事ですから。

 そして、「できなくなってしまった人」が新しい仲間を見つける事は難しく、その内「なんとなく」TRPGとも疎遠になって行き……残る2〜3人もTRPGを辞めてしまう事にもなりかねません。

 そんな訳で、TRPGをする人はできるだけ「メンツを揃える」事に躍起になる訳ですが、そもそもTRPGをしている人自体が多くないですから、新たなメンツを迎えるのは難しいと言わざるを得ません。

 では、そんな時はどうすればいいのでしょうか?

 簡単な答の一つとして、身近なサークルに入会するという方法が挙げられます。

 インターネットなどで地道に検索すれば、同じ都道府県内、もしくは同じ市町村内で活動しているTRPGサークルというのは案外簡単に見つかる物です。

 最初のうちは「知らない人」の多いサークルに入会するのは気後れしてしまう物ですが、結局は同じ趣味を持つ人の集まりですから、それほど酷い目にあうという事も考えづらいと思います。

 また、実際の問題として、サークル側でもTRPG離れによるメンバーの減少という問題にはいつも頭を悩ませているでしょうし、そんな時期に「入会したい」というメンバーを無下に扱うような事もないのではないでしょうか?

 確かにTRPG受難の時期ではありますが、だからこそ、小さな集団でも集まって行動するという事が必要になってきているのではないでしょうか?

 それに、新たな「サークル」という場所で、いつもとはちょっと違う雰囲気に挑戦してみるのも、また楽しい事だと思いますよ……?

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。