【日想】069:最小公倍数のセッションだって良い

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 TRPGって色々な楽しみがあるので、その中から「今日はどこをピックアップしようか」と選んでセッションを組み立てる事がわりとあると思います。
 また、集まったプレイヤーの各自の趣味を持ち寄って、そのなかで最大公約数的な部分に絞り込んでセッションを構築する事があると思います。
 どちらもセッションを円満に運営するにはとても良いテクニックなのですが、逆に言うと円満には運営できるものの意図して「選択しない」部分があるので、物足りない部分が出てくる場合もあります。

 こういう場合なんですが、基本的に初回顔合わせのメンツでもない限り、ある程度お互いの顔がわかっているのであれば、最大公約数にこだわらず皆のしたい部分を全部取り入れた最小公倍数的なゲームをしたっていいんですよね。
 お互いの趣味がわかっていれば、「ここはAさんの喜ぶ場面だ」「ここはBさんと一緒に楽しむ場面だ」「ここはおとなしくしておこう」という判断ができるので、シーンシーンでどうやって楽しむかをプレイヤーが選択していけば大きな失敗にもつながりづらいですし、何より普段遊ばない部分を遊べるので楽しいんですよね。

 このあたりはプレイヤー含みでワンオフばかりやっていると手が伸びづらい部分なんですが、何度か顔合わせしているメンバーであればやってしまっても良いですし楽しい部分なので、挑戦してみてもいいかも知れませんね。

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。


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