【日想】089:アクチュアル戦闘に見る「ロールプレイ」

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 TRPGの「R」はロールプレイングのRですが、この「ロールプレイ」って色々な意味合いがありますよね。
 ロールプレイというのは厳密に絞り込んだ意味で言うと「社会における役割演技」という部分になるのですが、それ以外でもキャラクターの人間性を示す言動の宣言全てはロールプレイと言えますし、あまり狭い意味で捉えるのではなく「キャラクターを表現するのがロールプレイである」(「演技」にすら捕らわれず)くらいの意味合いで考えておくと色々楽しめると思います。

 しかし今回は戦闘時におけるパーティ(社会)の役割演技であるロールプレイについて考えてみます。
 一般的に戦闘では攻撃役、防御役、援護役の三種類に別れ、さらに絞り込むと直接攻撃・間接攻撃・特殊攻撃・壁役・ダメージ軽減・回避など細かく別れるのですが、戦闘における各部分の担当が決まってくるんですよね。これは抽象戦闘よりもアクチュアル戦闘のほうがより如実に現れてくる傾向です。
 このあたりはキャラクターを作る時に「パーティ内の立場」の他に「戦闘時の立場」を考えておくと非常に良いと思います。

 普段の人間関係と戦闘時のリーダーシップが違ったりするのはキャラクタープレイとしても面白いですし、戦闘場面で普段の人間関係を引きずらないドライさも格好良いですよね。
 こういう部分をこだわって遊ぶと意外と見えない面白さに気づけたりするので、余裕のある人は是非いろいろ考えてみると良いと思います。

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。