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05.あるTRPGバカの誕生

Dark Side》 2010/01/14 22:57

 最初に書いておくけど、これは俺のTRPG人生についてだからね。

 あまり興味がないかも知れませんが、私のTRPGの系譜についてです。


 今ではTRPG歴十数年。自分の大した事もない経歴と経験を元にヨタ話を書いて身内のHIT数稼いでいる私なんですが、昔はちゃんとした普通の子供でした。

 その普通の子供は親の影響で活字に興味を持ち、小学生の頃、ちょうど流行であったゲームブックというモノに傾倒し、ゲームブックと間違って「ドラゴンランス戦記」という小説を購入してしまいます。
 父親にねだって買って貰ったモノとはいえ、その本1冊の値段は当時の小遣いの2ヶ月分。
 金にガメつかったのか、根性があったのか、子供は親に言葉の意味を尋ねつつも、その「ドラゴンランス戦記」という本を1巻と2巻、読破します。
 そして、あこがれたのが騎士・スターム。
 少年の、ファンタジー熱の始まりでした。
 そして、同じようにゲームブックと勘違いして購入した(いや、これに関してはある意味ゲームブックの親玉なんだが)「T&T」というシステムが、彼の人生を変えます。

 さて、少年はその一点をのぞいてはごくまっとうに育ち、ある意味当然の様にドラクエにはまります。
 ファミコンにもハマった少年は、どんどんとゲームマニアへの道をばく進し始めます。
 そこに立ちはだかったのが、少年の姉です。
 「ファミコンばっかやってて、オタクくさいよ」
 当時、オタクと言えば宅八郎と宮崎某の時代。
 少年は、「さすがにそれは駄目だろう」と一念発起し、近所の本屋へ今時の本を買いに行ったのです。

 本屋で見かけたその本は「ドラゴンマガジン」という、実に怪しげな名前でしたが、アニメの表紙ではなく、実写のかわいげな女の子が表紙のモノでした。
 タイトルを見て気づけばいい物の、少年はそれを「普通の本」と勘違いして、それを購入します。
 そして、運命の出会い。
 その号には、ソード・ワールド・RPGのリプレイ第一号が掲載されていたのです…

 はい、君の人生、TRPGオタク確定

 それは、ある意味、神の啓示だったのかも知れません。


 その様な経緯もあって、少年とTRPGの関係は、小学校から始まった物でした。
 しかし、実際に定期的にTRPGを楽しみ出すのは、中学校に入ってからです。

 中学校に進学した少年には、頭も良く、話も面白く、運動神経抜群でちょっと格好良い、ある意味反則としか思えないような友人が出来ました。
 しかし、オタク街道ばく進中の少年にはゲームや小説の話題くらいしか無く、友人と話す事と言えば
ゲームの話やバカ話だけでした。
 ある時、少年は話のネタにつまり、ファンタジー小説の話を出しました。
 すると、その友人も少年の好きなファンタジー小説を好きだと言ってくれたのです。
 「もしかしたら…!?」
 少年は、今自分が興味を持っている「TRPG」について、友人も興味を持っているのではないかと思い、「TRPGって知ってる?」と尋ねました。
 すると、なんと、普通ではあり得ない事ですが、その友人もTRPGに興味を持ち、実際にやっているとの事だったのです!

 そして、少年は共にTRPGを楽しむ友人ができました。
 定期的なセッションの始まりです。


 こうして、神の采配としか思えないような偶然が重なり合い、少年はTRPGに傾倒しました。それはもう、どっぷりと。
 なにせ、毎週なんらかのシステムのセッションをやっていたのですから。

 そして、少年はTRPG雑誌を購入するようになり、コンベンションにも顔を出し、千歳のサークルに行ったり、友人とTRPGをしたりと、TRPGにハマりまくりました。
 黄金時代ですね。

 しかし、高校受験を控え、少年はTRPGを一時諦めねばなりませんでした。


 TRPGを自粛した成果もあってか、少年は念願の高校に進学する事ができました。
 しかし、残念な事に中学の友人達とは遠く離れてしまいます。
 おかげで、今まではほぼ毎週TRPGをしていたのが、高校に入ってからは月2回のペースに落ちてしまったのです。残念無念。

 少年は高校2年の時、始めてパソコンを購入し、パソコン通信にも傾倒を始めます。
 そして、またある意味運命の出会いを果たします。
 それは、とあるネットでの事でした。

 パソコン通信の草の根ネットで「新参者」として他人の書き込みを眺めているだけの私でしたが、書き込みの中でネットの管理者がTRPGに興味があり、TRPGのボード(今で言う掲示板、かな?)を作る、との話があったのです。
 人の書き込みを読むだけで自分を満足させていた少年は、自分を売り込む良い機会だという事で、TRPG関係の話を書き込み出します。
 それが丁度管理者の目にとまり、TRPGボードの管理を任される事になったのです。

 最初は、TRPGのヨタ話でもしていようと思っていた少年ですが、そのネットの利用者がTRPGに興味があった事、札幌ローカルなネットであった為に、オフ会を行うのが容易であった事、ちょうど私がTRPGに餓えていた(月2回では物足りなかった)事などがあり、なんとTRPGボードを利用しているメンバーだけでTRPGオフ会を開き、そこでTRPGを行う事になったのです。

 そして、初回のセッションは上手く行き、少年はTRPGを定期的に行う機会を手に入れたのでした。
(ちなみに、毎回私がマスターでしたし、場所の確保も自分持ちでしたが・笑)

 その内、オフ会のメンツは一定化するようになり、なんとなくパソコン通信だけの存在とするのももったいなく思えた少年は、「TRI−S」という名のサークルを立ち上げたのでした。


 そして、少年はTRPGを続けながら大学受験をこなし、大学に進学し、今度は演劇サークルに在籍しながらオフ会でのTRPG、サークルでのTRPGを続けました。
 演劇サークルで衝突があり、サークルを飛び出した少年は大学のTRPGサークルに入会し、そこのリーダーを放逐して新たな拠点を築き、週に2回ペースでのTRPGの場を入手しました。

 第2期黄金時代です。

 しかし、まあ、色々ありまして、大学を中退。
 1年間のフリーター生活を経て、介護の学校に入学し、2年で卒業、今は社会人として頑張っていますが、その間、TRPGを欠かした事はない、というある意味強者です。

 しかし、これも神の導き(笑)があっての事、反省すべき事は多々あれど、後悔した事は殆どありません。

 そう、こうして、ここにTRPGバカが1人、世に生を受けたのです(笑)


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