05.ルールの適用

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DJ-Devil  Baaaaaaaaaad Night!
 最後の救世主にして世界を破滅に導くDJ-Devilだだだ!
Angel  アシスタントのAngelです☆
DJ-Devil  じゃあ、早速お手紙を。
 はい、Angel、早く読む!
Angel  あ、はい。
 え〜と、北海道は札幌市の如月翔也さんからです☆
DJ-Devil  またコイツか。
 コイツ、絶対友達いないタイプだよな(笑)
Angel  そんな事いうと、本人泣きますよ。
DJ-Devil  泣かせとけ、あんなオタクデブ。
Angel  非道いですね。
DJ-Devil  そんなのはいいから、早く読む!
Angel  あ、はいはい。

「 最近、マスターの自分よりプレイヤーの方がルールに詳しくて、色々な所で指摘を受けてしまいます。
 それに加えてシナリオ上の要点をルールの指摘一発でメチャメチャにされちゃったりで、とても困っています。
 ボクはどうしたらいいんでしょう?」

 というご相談です☆

DJ-Devil  TRPGやめろ。
Angel  Devilさん?
DJ-Devil  あ〜、言わンでもわかるわ。
 じゃあ、マスターやめろ。
Angel  Devilさん!?
DJ-Devil  はいはい。それも駄目かい。
 ならば、修行不足じゃ、精進致せ!って所でどう?
Angel  D・e・v・i・l・さ・ん!!!!????
DJ-Devil  そんなに怒るなよ。
 相手を張り倒して、「峰打ちじゃ、安心せい」とかって…
Angel

 Devilさん!?

DJ-Devil  ツッコミ厳しいな。
 でも、今の助言で十分だと思うぞ、実際。
Angel  どこがですか!?
DJ-Devil  だから、怒ンないで聞けって。
 要するにマスターの方が知識が足りないのを逆手に取られて、プレイヤーに苦しめられてるんだろ?
Angel  要するとそうですね。
DJ-Devil  いきなり冷静だな。
 そんな時の対応法って、ほとんど無いだろ?
 結局、少し間をおいて落ち着くか、もう一度勉強し直すか、マスター的に開き直っちゃうかしか無いだろ?
Angel  なるほど、そういう意味なんですね。
DJ-Devil  いや、からかってただけ。
Angel  Devilさん?
DJ-Devil  だいたい、これはマスターが情けないんだよ。
 マスターは準備とか色々する事があるかわりに、セッションのほぼ全権を委任されてる訳だろ?
Angel  ええ。
DJ-Devil  だったら、ちゃんとルールを理解しておくのも大事だけど、もっと大事なのは自分が進行を行うって事だろ?
 進行をできるのはマスターだけなんだから。
Angel  まあ、そうなるんでしょうか。
DJ-Devil  だったら、ルールの適用っていう進行も自分でやらなきゃ。
Angel  結局、勉強しろ、って事ですね?
DJ-Devil  いや、そうでもない。
 自分が正しいと思っているルールを判定に使おうとして、プレイヤーに違うルールが正しいと指摘されたとしよう。
Angel  はい。
DJ-Devil  その場合、開き直って「いや、このルールで行くんです」って言い切るのは自分で進行していることになるよな?
Angel  まあ、あまり聞こえは良くないですけどね。
DJ-Devil  それと同じで、「あ、そうなんだ。じゃ、こっちのルールで行こう」って言うのも、自分で進行している事になるんだよ。
 プレイヤーの言葉がそのまま通っている訳じゃなくて、マスターが「こっちのルールで行こう」って判断してる訳だから。
Angel  はぁ。言われてみればそうかも知れないですね。
DJ-Devil  だから、重要なのは、進行に関しての判断はマスターがするっていう一点だと思えばいいんだよ。
 ルールの訂正に関しても、プレイヤーのなすがママじゃなくて、自分で判断する。
 どうしても都合が悪くて「間違ったルール」を使いたかったら、それを明言すればいい。
Angel  それは、アリなんですか?
DJ-Devil  オレはアリだと思う。
 マスターはシナリオを作るのに凄く苦労して来て、しかもセッションでもてんてこ舞いするんだから、プレイヤーサイドでもその程度には目をつぶるのが正解だと思うな。
Angel  難しいところですね。
DJ-Devil  いや、難しくも何ともない。
 プレイヤー同士では結構簡単に歩み寄りができるのに、マスター相手にだけは絶対譲らない、というプレイヤーは明らかにおかしいだろ?
 だって、プレイヤー・ゲームマスターという立場の違いはあるけど、そもそも「TRPGをプレイするメンバー」である事には違いはないんだから。
Angel  ああ、そういわれると、そうかも知れませんね。
DJ-Devil  マスターにだけは譲らなくてもイイ、って考えがオレには理解できないね。
 むしろ、マスターはいつもプレイヤーに気を使っているんだから、プレイヤーもちゃんと気を配らないと。
Angel  そうですね。
DJ-Devil  だから、プレイヤーの方もたまには目をつぶろうよ。
Angel  なんか、ずいぶん優しい言い方ですね。
DJ-Devil  そりゃあ、相手は読者だからな(笑)
 オレがいじめるのは如月翔也とAngelだけだって(笑)
Angel   Devilさん?
DJ-Devil  もとい、いじめるのは如月翔也だけです、ハイ。
Angel  よろしい。
 それでは、次の「教えて、DJ-Devil!」の予定は?
DJ-Devil  今のところ、ない。
Angel  それでは次回の「教えて、DJ-Devil!」は2日後を予定していま〜す☆
DJ-Devil  オイ。予定はないって言ってるだろ…
Angel  それではごきげんよ〜う♪
DJ-Devil  はぁぁ〜…2日後か…
Angel  えへッ☆

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。


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