23.戦闘って…

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DJ-Devil  Baaaaaaaaaad Night!
 最後の救世主にして世界を破滅に導くDJ-Devilだだだ!
Angel  アシスタントのAngelです☆
DJ-Devil  さて、今日もお便りが届いているのかな?
Angel  え〜と…
DJ-Devil  さ、早速お便りを読んでくれぃ!
Angel  あの〜…
DJ-Devil  ほらほら、早く読む!
Angel  実はですね…
DJ-Devil  ん?どうした?
Angel  実は…
 もう読者さんからのお手紙がありません。
DJ-Devil  なにぃ〜!?
 やっぱり40日も放って置いたからなのか!?
Angel  さぁ?
 そんな訳で、今回は久々に北海道は札幌市在住の如月翔也さんからのお便り、というカタチになります。
DJ-Devil  そっかぁ…なんか、ヤル気がでねぇなぁ。
Angel  まあまあ。
 昔は如月翔也さんからのお便りだけだったんですし、ブランクを挟んで再スタートだと思えば良いんですよ☆
DJ-Devil  Angelって結構ポジティブなのな。
 俺だったら「読者に見放された」とか言って引退しちゃうんだけどな。その方が楽だし。
Angel  そうは行きませんよ☆
 と、言う訳で、え〜と…

 TRPGの魅力の一つに「スリルのある戦闘」があると思うんですが、「戦闘を軽視する人」、あるいは「戦闘を重視しすぎる人」について、どう思いますか?

 だそうですよ☆

DJ-Devil  どっちもバカ。以上。
Angel  DeVilさん?
DJ-Devil  それじゃダメか。
 じゃ、「関係なくない?」
Angel  …Devilさん?
DJ-Devil  …了解、真面目にやろう。
Angel  はい、お願いします☆
DJ-Devil  要するに、戦闘について、それを軽んじる人と重視しすぎる人について、どう思うかを述べればいいわけだな?
Angel  そうですね☆
DJ-Devil  じゃ、まずは「戦闘」について。
Angel  はぁ。
DJ-Devil  TRPGにおける「戦闘」って、一種のお約束だと思うんだよな。
 ストーリー的に言えば互いの主義主張がぶつかり合うシーンになる訳で、まとめの要素だとも言える訳だろ。
 そして、ルール的に言えば大抵のTRPGでは「戦闘」っていうのを個別のルールとして作り上げているし、ルールを吟味して楽しむ所でもある訳だ。
 しかも、「戦闘」っていうのは要するに「生きるか死ぬか」のスリル要素でもある訳だから、スリリングなゲーム展開を望むのであれば戦闘を用いるのが一番手っ取り早いと言える訳だよ。
Angel  なるほど、そう言われればそうですよね。
 戦闘レスのシナリオだと、ちょっと物足りなく思える事もありますし。
DJ-Devil  でも、逆に言うと、ストーリー的には「意味のない戦闘」は物語の流れを止めちゃう訳だし、ルール的に言えば一番難しい所とも言える訳で、要するに時間がかかるから何度もやってられない要素になる訳だよな?
 しかも、ぶっちゃけた話、相手がザコとか弱い敵だったらスリルの欠片もない訳で、むしろゲームがダレちゃう訳だし。
Angel  た、確かに、シナリオにあまり関係のない戦闘を延々とさせられるとめげちゃいますよね。
DJ-Devil  うん。
 そう言う訳で、結局お約束の範疇の問題になるんだろうなぁ、って思う訳だよ。
 もっとぶっちゃけちゃうと、シナリオの終盤に、シナリオの内容に深く関わる強い敵との戦闘を用意するのがお約束というか、礼儀というか、そんな感じに思えるんだよね、実際。
Angel  物凄く身も蓋もない意見ですね(笑)
 でも、考えてみると、シナリオの構造ってそれが基本になっている様な気もしますね。
DJ-Devil  で、だ。
 戦闘は一種のお約束とした上で、「軽視する人」「重視しすぎる人」に話が延びる訳だが。
Angel  はい。
DJ-Devil  まず、「戦闘を軽視する人」って言うのは、もったいないなぁって思うんだよね。
 結局、戦闘を軽視する事で、戦闘によって与えられるであろうスリルであるとかロマンであるとかを放棄している事になる訳だから。
 しかも、キャラ的な話をすれば、自分の身を守る手段を持たない奴が冒険なんてするのか?っていう話にもなる訳で、戦闘能力を一切持たないキャラを作るのは、ちょっとリアリティに反しているとも思う。
Angel  なるほど。
 じゃあ、戦闘を重視しすぎる人については、どうですか?
DJ-Devil  これも一緒で、やっぱりもったいないなぁって思うんだよね。
 TRPGはゲームだけど、ストーリーのゲームでもある訳だから、サイコロだけ振ってればハッピーっていうのは凄く損をしているんだよね。
 マスターの作ったラインがあって、それにプレイヤー達が関わって行く事で物語が完成する訳だし、その関わり方によっては物語に更なる深みが加わる訳だろ?
 そうする事で、「物語を共に作り上げる喜び」があるんだから、それに興味を示さないのはかなりもったいない話だよ。
 しかも、やっぱりキャラ的な話をすれば、どんな奴だってそれなりの人生経験を積んできている訳なんだから、戦闘能力しか持たないキャラクターっていうのはリアリティ以前にキャラクターを表現し切れていないって事になっちゃう訳だろ?
Angel  なるほど、確かにそうですね。
DJ-Devil  だろ?
 だから、結局はどっちももったいないなぁっていう結論に至る訳だよ。
 だって、もうちょっと欲を出して手を伸ばせば、更に種類の増えた楽しみが待っている訳なんだから、できるならそこに気がついて、もっと楽しんで貰えればいいのにな、って思う訳。
Angel  なるほどぉ。
 今回は綺麗にまとまっちゃいましたね☆
DJ-Devil  …確かにそうだな。
 Angelの仕事取っちまったな。
Angel  その方が楽だから全然構いませ〜ん☆
DJ-Devil  たまにはオマエが俺の仕事を取ってくれよ。
Angel  それはダメで〜す☆
 私がやっちゃうと、Devilさんの存在意義がなくなっちゃいますから☆
 私はあくまでもアラの多いDevilさんのサポートという事で☆
DJ-Devil  …はいはい。わかりましたよ。
Angel  わかればよろしい☆
 と、言う事で、次回更新はやっぱり不定期で〜す☆
DJ-Devil  お便り待ってるぞ!

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。