TRPG.GigaFreaks.com

014:最近のTRPGの傾向

TRPGコラム》 2009/11/15 21:38

※このコラムは「TRPGの変遷(第1世代)」「TRPGの変遷(第2世代)」「TRPGの変遷(第3世代)」の続編です。

 TRPGの変遷の歴史をざっと振り返った所で、今度はTRPGの最近の傾向について考えてみる事にしましょう。

 最近は「第1世代型」と呼ばれる「戦闘と成長」のTRPGはなりをひそめ、代わりに「世界」を重視する「第2世代型」TRPGと、「キャラクター」を重視する「第3世代型」TRPGがTRPGの代表格になっています。

 更に最近では、その「第2世代」と「第3世代」を合体させた上で「キャラクターの演技」にウェイトを置いた「演技重視」TRPGがなかなかの好評を博しているようです。

 この「演技重視」TRPGは、世界に根ざした個性的なキャラクターを使い、キャラクター同士の会話や交流を経て、キャラクターが葛藤し、苦悩し、「内面的に」成長していく演技を楽しむTRPGです。

 これはむしろTRPGというよりも、「演技ツール」といった類のシステムではありますが、TRPGの流れを見ると、この形のTRPGが好まれるようになってきたのも頷けますね。

 TRPGには両極端として、「ゲーム(ルール)」と「ロールプレイング(演技)」があります。

 第1世代型TRPGが極端に「ゲーム(ルール)」寄りでした。

 それに対して、第2世代型TRPGは背景/設定を加える事で「ロールプレイング」をしやすい環境を整えました。

 そして、第3世代型TRPGでは、キャラクターを掘り下げる事で更に濃密な「ロールプレイング」ができるようになっているのです。

 そう、TRPGは初期の状態から、確実に「ロールプレイング」寄りへとシフトしてきているのです。

 そして、「演技重視」TRPGは、ある意味究極の「ロールプレイング」寄りの典型なんですね。

 これを考えると、最近のTRPGが演技を重視した物である、という事は、ある意味時代の流れのようなものですから、案外簡単に受け入れられる物なのかも知れませんね。

 そして、近い内には「演技重視」TRPGが、「第4世代型TRPG」と呼ばれて一般化していくのかも知れません。


トラックバックURL: https://trpg.gigafreaks.com/trpg-column/column014.html/trackback

当ページへのコメント

コメントをお寄せ下さい。

コメントの投稿

トラックバック