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029:「生きた」キャラクターを演じる

TRPGコラム》 2009/11/15 21:57

 さて、問題です。

 TRPGの世代(ジェネレーション)を問わず、TRPGで求められている物とは、何しょう?

 私は、この答えは「生きたキャラクターを演じる事」であると思います。

 シミュレーションゲームの発展としてのTRPG。
 世界を表現する為のツールとしてのTRPG。
 一人のキャラクターを表現する手段としてのTRPG。
 物語やキャラクターの関連性を掘り下げるツールとしてのTRPG。
 これらの全ての種類のTRPGの中でも、「キャラクター」というインターフェイス、もしくはプレイヤーの分身は必ず存在する要素です。

 この、「必ず存在する要素」と言うものが、重要ではないはずがありませんよね。

 そして、「ゲームの駒」としても、「インターフェイス」としても、あるいは「プレイヤーの分身」としても、TRPGを魅力的にしているのは「生きたキャラクター」であると私は思います。

 TRPGというゲームの性質上、キャラクターはTRPGシステムが表現している幻想世界(あるいは仮想現実)の中で、一つの命と一つの人格を持った存在として、「生きて」います。
 この「生きたキャラクター」を表現する、あるいは実現するという事は、TRPGにおいて絶対に必要な事として求められる事なのです。

 これは、考えてみれば当然の事かも知れません。
 TRPGとは、幻想世界(あるいは仮想現実)に根ざして遊ぶゲームです。
 つまり、大前提として「提供される世界がリアル」でないと、ゲーム参加者の想像力をリアルに掻き立てる事は出来ないのです。
 そして、リアルな人間の生きていない世界など、リアルであるはずはないのです。

 無論、「生きたキャラクター」さえ存在できれば面白いTRPGか、と言えば答えは否なのですが、「生きたキャラクター」の存在しないTRPGは面白くないか、そもそもTRPGではないかのどちらかになってしまいます。

 そう、キャラクターは幻想世界で事実として生きている訳ですから、我々が現実世界で生きているのと同じだけの「存在のリアルさ」を持っているべきなのです。

 貴方のキャラクターは、その世界にリアルに存在していますか……?
 貴方のいない時にでも、ちゃんと生きていけますか?

 貴方がいなくても生きていけるキャラクター。
 そんなキャラクターとの付き合いは、とても楽しいものですよ。


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