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039:格好良く演じる為には

TRPGコラム》 2009/11/16 21:58

 まず、コラムに入る前に、「これは私の個人的な意見です」とお断りをしておきますね。
 あくまでも私個人が色々なTRPGをプレイしてきて、そして見てきて思うのですが、TRPGをプレイする人の大半は「キャラクターを格好良く演じたい」と思っているのではないでしょうか?

 TRPGで幻想の世界に想像の翼を羽ばたかせる以上、その想像は格好良いほど楽しいでしょうから、プレイヤーやゲームマスターの皆さんが「キャラクターを格好良く演じたい!」と思うのは当然なのかも知れません。

 しかし、この「キャラクターを格好良く演じる」事というのは、非常に難しいですよね。

 「無口でクール、無双の強さを誇る黒衣の剣士で、女性にもモテる」というキャラクターをプレイしようとしても、気づけば「たまに口を開けば一発ギャグ、スケベで黒マニアな戦闘狂」というキャラクターになってしまっている事も多々あるでしょう。
 あるいは、「恰好良いキャラクターをプレイしたいけど、何をすれば格好良いのかわからない」という意見などもあるのではないでしょうか?

 では、どのようにすれば、キャラクターを「格好良く演じる」事ができるのでしょうか?

 私は、「キャラクターにこだわりを持たせる」事だと思います。
 それも生半可なものではなく、「命を賭けても惜しくは無い、唯一のこだわり」という類のものを持たせる事ができれば、非常に印象深く、そして格好良くなるのではないでしょうか?

 ファンタジーの世界は、危険が満載の世界です。
 その中で、大抵の者は危険を避けて自分の可能性を削り、「普通の人」に落ち着きます。
 一部の人間は冒険者として、あえて危険の中に我が身を置きますが、彼らも大抵は生き延びるために己を削り、どこかで力尽きるか、あるいは「ただの冒険者」で一生を終えるでしょう。

 しかし、英雄と呼ばれる者、あるいは今後英雄と呼ばれる者は違うでしょう。
 彼らは生き延びるために己を削って行きますが、その中で「絶対に削れない、譲れない部分」、すなわち強いこだわりを持っているはずです。
 そして、そのこだわりこそが彼らを鍛え、導き、そいて栄光への道を開くのではないでしょうか?

 そう考えると、「命を賭けられるほどのこだわり」というものは、英雄の資格であり、格好良さのあらわれでもあるのではないでしょうか?

 そう、キャラクターの魅力とは、数値的な外見だけではなく、その行動のロマニズムでもあるのです。

 剣技や容姿、あるいは女性にモテるといった一般的な格好良さと、命を賭けてまで守ろうとする壮絶な格好良さであれば、貴方はどちらの格好良さが良いと思いますか?


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