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064:小物を使う

TRPGコラム》 2009/12/17 13:59

 TRPGは、ダイスと筆記用具、そして想像力だけで楽しむ事のできるゲームです。

 GMのテクニックやプレイヤー相互のノリがあれば、それだけで十分に楽しいセッションを行う事ができます。

 しかし、口頭だけでは説明しづらい/理解しづらい事や、直観的に判断しづらい事があるのも、また事実です。

 そこで、今回のコラムでは、「TRPGに小物を使う」事を考えてみましょう!

 例えば、シティー・アドベンチャーをする時、普通であればプレイヤーが「XXはどこにあるの?」と尋ね、それに対してGMが「XXは北の方、スラムの近くだね」等と答え、それをプレイヤーがメモする、という段取りを繰り返す事になります。

 しかし、これではGMの負担も重くなってしまいますし、プレイヤーも「何度も尋ねるのはなぁ……」等と、GMに尋ねる事を遠慮してしまいがちです。

 そこで、町の概略図、あるいは地図を作り、普通に使いそうな物(スラム・教会・商店街・ギルドの位置)を書き込んだマップを用意してみると、見違える程にプレイがスムーズになり、GM、プレイヤーの負担が軽くなります。

 また、「地図」という形を提示する事により、町を想像しやすくなると同時に町の概略がわかりやすくなり、更に臨場感も高まります。

 この例のように、事前になにがしかの準備を行い、それを(メインではなく)小物として使う事で、

・データの管理が楽になる

・臨場感が高まる

・物事がわかりやすくなる

 という利点があるのです。

 当然、これは地図だけではなく、カードやメモ帳、クリップボードやノートパソコンでも同様の事です。

 事前の準備が大変であったり、使い切りの物になってしまったり、上手に使うのが難しいという問題はありますが、小物を上手に使いこなしたセッションはわかりやすく、臨場感があり、大変楽しい物である事は請け合いです。

 小物の使い方をマスターして、「わかりやすい」TRPGの楽しみ方を目指す、というのも、また粋な遊び方かも知れませんね……?


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