【TRPGな話】抽象化と具象化

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 TRPGは仮想現実をスケールした遊びなので高度に抽象化されている部分が多く、抽象化されているものを具象化しながら遊んでいくのが一般的です。
 しかしスケールについては抽象化されている部分は「理屈」として面白く、具象化されている部分は「感情」として面白い部分なので抽象化されている部分はそこを理屈として楽しみつつ具象化して感情を動かしていく動きが必要になり、これはなかなか難しいです。
 逆に具象化した部分だけど遊んでいると延々と進まないロールプレイを見る羽目になったりしますし、抽象化の部分も行き着く部分は「いいからダイスを振れ」だったりするので身も蓋もないんですが、システムを整理して遊びつつ、面白いシーンは生データに近い感じで処理(ロールプレイをやり取りしたりする)していく、という感じで、基本線は抽象化されたシナリオボードから遊ぶ部分は具象化してプレイヤーに提供する、という形で処理できると良いですよね。
 抽象化と具象化は両方しっかりしているのが理想的なので、うまく使い分けられると良いですよね。

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。