まず「不信感」を避けましょう。
こんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
今日はTRPGをプレイするのにおいてかなりヤバいエッセンスである「不信感」を拭いながらプレイするようにすべきだ、というお話をしたいと思います。
今回も、というかこのカテゴリ自体が僕の個人的な意見なので、この記事もあくまで僕の個人的な意見です。
なぜ「不信感」がいけないのか
なぜ「不信感」がいけないのかと言うと、基本的にTRPGというのは対立ゲームではないので(※一部PvPシステムを除く)、GM-プレイヤー間もプレイヤー‐プレイヤー間も敵対関係になく、裏をかく必要がないので基本的にはお互いの言う事は信頼して良いゲームなのです。
ただし、GMの演じるNPCは平気で嘘をついてくるでしょうし、敵対するモンスターはキャラクターを窮地に追い込もうとするでしょうが、これは「状況‐キャラクター」間の「緊張感」であって、「GM-プレイヤー間の不信感」ではない点に注意が必要です。
以上から基本的にGM-プレイヤー間・プレイヤー‐プレイヤー間では腹のさぐりあいをする必要がなくオープンでフレンドリーな関係でゲームが進行し、そしてそれがTRPGの良さの一部なのですが、GMがプレイヤーを罠にかけるために無理な誘導をしたり、一部のプレイヤーが明らかにシナリオ趣旨に沿わない行動をしつつGMに紙を渡したりしているとゲーム内で「不信感」が生まれます。
この「不信感」のマズい部分は、まず「不信感を覚えるようなセッションは楽しくない」のが一番にあり、二番目に「不信感を覚えている以上慎重な行動を取らざるを得ないのでプレイが停滞する」事、三番目に「不審に思われている側も明らかに不審がられていると不愉快である」事があげられるんですよね。
みんなでワイワイ遊ぶはずで集まったはずなのに、「不信感」が生まれた瞬間ギクシャクした腹のさぐりあいになって楽しさがスポイルされるので、これは本当に注意した方が良いです。
不信感を避けるには
ではゲームに不信感が入らないようにするにはどうするべきかと言うと、「必要以上に情報を秘匿しない」(貰った情報は積極的に共有する)、「不審に思われる可能性がある行動は先に釈明をしておく」、「GMはプレイヤーに嘘をつかない」(NPCはPCに嘘をついて良い)、「プレイヤーは不審に思う部分があったら早い段階で不審に思う点を明確にしておく」事です。
これだけで不信感の発生をかなり減らせますし、可能な限り情報の共有と意図の共有、GMの出した情報の不足を早めに補って貰えるのでプレイのフィールも良くなりますし、腹を割ったプレイになるのでざっくばらんにゲームができ、楽しいゲーム体験ができるので、積極的にそう行動して行きたいですね。
というわけで不信感は避けて行きましょう。
という訳で、不信感が生まれるプレイはなるべく避けて、発生した不信感は早い段階で解消し、オープンでフラットな環境で遊べるように皆でネゴシエーションを取って行きましょう。
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