TRPG哲学・本質論 category

TRPGの本質や哲学的考察に関する記事

1228:伝わらない設定に意味はないのか

TRPGにおいて結構大きな問題として存在するのが、「伝わらない設定に意味があるのか」という着眼点です。 GMとして色々設定をしてプレイをして、その中でプレイヤーに伝わらなかった設定に意味があるのかと言うと伝わっていない時点で存在の意味がないんですが、GMの中に一つ明確な方向性として「その設定がある」上でのマスタリングとなるのでマスタリングをする上では意味があるんですよね。 同じようにプレイヤーの作った設定についても他プレイヤー、GMに伝わってなければ意味がないといえばないんですが、プレイングをする上では意味があるので伝わらない設定を作る意味はあるといえばあるんです。 ですが理想論で言え……

1207:TRPG歴は調和の上手さを担保しないので

TRPGにおいて相手にTRPG歴を尋ねる場合がままあると思うんですが、私はどちらかと言うと聞かれた場合に素直に答えるとマウントを取っている結果になりがちなので「歴はそれなりなんですが最近のTRPGには詳しくないので教えて下さい」という感じにしています。 TRPG歴ってどれくらい前からTRPGをやっているかという意味でしかないので、それが長いイコール上手いというわけではないですし、一つの環境で蛸壺の中で延々とプレイしていただけの人の可能性だったり、逆に環境を転々としてどこにもいつけなくて結局誰とも融和できない人の可能性もあるので、歴があるイコール調和の上手さを表すわけではないので注意が必要だ……

1185:心が動いたのが素晴らしい

TRPGを長くやっているといろいろなシチュエーションに慣れて心が枯れる部分があり、新人さんが「この前こんな事があったんですよ!凄くないですか!」という言葉に「ああ、よくあるよ」と返してしまいがちなんですが、大事なのはよくあるかどうかではなく人の心が動いたかなのです。 その意味では新人さんが興奮しているという事は心が動いたという事なので素晴らしい事で、ベテランの返すべき言葉は「よくあるよ」ではなく、「凄いね、今度は僕も混ぜて」と返すべきなのです。 ベテランがいい意味で枯れるのは良い事なんですが(じゃないと出ない味がある)、心まで枯れては意味がないので人の感動、自分の感動をしっかり受け止めら……

1181:ゲームの目指す姿は「終わった時次いつやるかを相談し始める」事なんじゃないでしょうか

TRPGって楽しくなければTRPGじゃないというんですが、常に楽しければいいのかと言うとそうでもなく、例えば悪役が悪を成すシーンは楽しくないと言うか腹が立つシーンですが、それだけの悪を成した敵だからこそ戦う時に奮い立つのであり戦闘自体も楽しいですし勝った後は気分が良いので「常に楽しい」が正しいのかと言うとそうでもない気がします。 キャンペーンとかでは「やられっぱなしの回」があって次回以降大奮起するパターンもあるので「楽しかったね」で終われるとは限らないのでTRPGイコール常に楽しい、はイコールではないと思うんですよね。 じゃあゲームとしてどうあれば良いのかと言うと、結果的にゲームが終わっ……

1174:ステロタイプが悪いわけではないので

TRPGを遊んでいると最初は何をやっても面白かったんですがどんどんステロタイプを廃する動きになってくる場合があります。 もちろんステロタイプを脱するのも良い事なんですが、ステロタイプはステロタイプで意味があって存在するものなので、無理に外す必要もないのかな、と思います。 ステロタイプを運用する中で自分らしさが出てくれば差別化としては充分なので、ステロタイプだからこそ通じる阿吽の呼吸やお約束というのもあるので、そういう部分を活かしながら自分らしいキャラを演じられればいいのではないかと思います。

1156:人の遊びに首を突っ込むなと言わざるを得ないので

リアル環境だとそうでもないんですが、インターネット環境だと一定の話が通じない種別の人が話題に混じってくる事があるので注意が必要なんですが、基本的に自分たちのプレイについては自分たち以外は口を挟む部分ではない、というのはお互い抑えておいたほうが良いです。 楽しく遊んだリプレイをウェブにアップして楽しく共有するまではいいんですが、ルール周りをねちっこく指摘してくる人がいて、もう終わったセッションについて何を言っても意味がないんですが指摘するのが目的になっている人なのでとにかく指摘してくる事があるのです。 しかし先程言ったように自分たちのプレイについては自分たち以外は口を挟む部分ではないので何……

1154:途切れたってやめない精神力が大事ですよ。

TRPGに限らず趣味は連続記録が残る事があり、それをモチベーションに頑張れる場合があるんですが、その連続更新が途絶えた時に折れてしまう事があり、折れるために連続記録を残したわけではないのでまた立ち上がって歩いて欲しいのです。 鍛錬の意味の継続であれば1日2日の抜けは致命的なものではないのでまた繰り返せばいいですし、トロフィー的な意味の継続であればまた達成すればいいのです。 心が折れてTRPGや趣味を諦めてしまう結果になるととても良くないので、記録が途切れてもまた立ち上がる精神力を身につけたいですよね。

1096:システムは基本的に新しいのを買うべきなので

TRPGシステムは版上げがあるとルール周りが整理しなおされた新しい版が店頭に並ぶ事になるんですが、という事は基本的に古い版のシステムはフェードアウトしていくものなんですよね。 古い版は手に入らなくなっていくので共通認識としてのシステムとしてはより新しい版のほうが良い事になりますし、意味があって新しい版が出ているのでそちらを買っていくのがより良いスタンスなのです。 お金はかかりますが新しい版が出るほどの人気システムである事を感謝しつつ購入すべきですので、毎月版上げに向けてちょっとずつお小遣いを貯めておくべきですよね。

1082:TRPGって何なのか、というと、ゲームって何なのか、に通じるんですよね。

TRPGって楽しいんですけど「TRPGって何?」という質問には具体的でドンピシャの回答を返すのは難しいんですよね。 なぜかと言うとサッカーや野球と違い遊ぶゲームごとにルールが違うので「これはこういうもの」というのが一概に言えないんですよ。そういう意味ではTRPGって「球技」「陸上競技」くらいの粒度の言葉で、TRPGって何、というのって、「ゲームって何」というくらいの大きさの話なのです。 ゲームは遊びだという人も人生を書ける人もそれで稼いでいる人もそれに貢いでいる人もいるのでTRPGでもおんなじ事が言えて、「ぼくにとっては」という回答は簡単ですが「こういうものです」と規定するのは難しいなぁ……

1067:【TRPGな話】仕組みを取り入れるには

TRPGでなにかの仕組みを取り入れるという事はそれまで自由にやって良かった「それ」関連がシステムで縛られる事を意味するので嫌がる人が一定数出ます。 そして嫌がる人がいると仕組みの導入は難しいので、取り入れる際はまず取り入れる事でどういう風に楽しくなるのかをちゃんと伝えてイメージさせてから導入すると良いですね。 仕組みを入れる事で楽に楽しく遊べるようにするのが目的なので、反対を押し切るのも良くないですし、まず導入するスタンスを合わせてから導入したいですね。

1050:オンセはあわないで遊べるのでいいですよね

TRPGのセッションはお互いが時間を都合しなければ遊べないんですが、集まるという意味ではオンセを使えば遠隔地にいても一緒にセッションができるので素晴らしいですよね。 時間の都合は合わせる必要はありますが場所の都合は合わせなくていいので、それだけでも集まりやすい結果になりますし、普段違う土地に済んでいる人も一緒に遊べるので良いですし、オンセはどんどんプレイしていきたいですね。

1042:義務感だけで遊ぶのは良くないので

TRPGはセッションの予定を組んだりするのが大変なので、一回卓をセッティングしてしまったらキャンセルするのも難しく、実際に動いてしまってからでは予定を取り消しづらいので、実際そんなに乗り気ではないんだけれども卓の日になってしまった、という場合があると思います。 基本的にはTRPGなんて義務感でやるものではないので気が向かない場合は避けた方がいいんですが、都合上避けられないのであれば気分を乗せるのが筋合いであると言うか、気合が入らない卓をやっても仕方がないので気合を入れるべきだと思います。 そういう意味ではモチベーション管理は必須なのでしっかりやっていきたいですよね。

1033:【TRPGな話】たのしいから、に終止して良いのです

TRPGは楽しい趣味っですが深入りするとどこまでも迷宮に入っていく趣味なので、遊んでいて「楽しい」からそれでいいのか?と思ってしまうと大変なんですが、基本的には「楽しい」からそれでいいのです。 楽しいから遊ぶ、もっと楽しくするために色々考える、みんなと一緒に考えていく、という導線なので、まずは「楽しい」がないと意味がないのです。 そして毎回「楽しい」がないと意味がないので、究極的に言えば「楽しいから」に終止して良いのです。 毎回楽しく遊びたいですよね。

1027:【TRPGな話】サプライズは相手を理解してこそ意味があるので

TRPGではサプライズも大事ですが、驚かすのだけが目的ではなく驚かせて喜ばせるのが目的なので基本的にはサプライズを仕掛ける相手を理解している必要があり、相手を理解しているからこそ先読みをしてサプライズを配置できるので、まず最初に相手を理解するところから始めるべきでしょう。 たまに手段である「驚かす」が目的化して驚けば何でもいいやという方向に行く事があるんですが、手段と目的が入れ違って正道に至る事はありえないので注意が必要ですね。

0998:トロフィーは人それぞれなので

TRPGはプレイの仕方によってはセッションを録音できたりチャットでログが残ったりしてプレイしたトロフィーが残ることがあるんですが、人によってのトロフィーはそれぞれなので人が集めているトロフィーを土足で荒らさないようにしたいですね。 録音時に奇声を上げるとかチャットに意味不明な文字列を貼り付けたりするのは荒らし行為になるので注意したいですね。

0992:念ずるのは意味がなくてもいいので

TRPGでダイスを振る時には思いっきり念ずる人がいるんですが、念ずるのはなんの意味もないんですが気合を入れた・頑張りたい気持ちを込めたという事なので責任を受け止めるために必要な儀式なので、多少時間がかかるなと思っても念を込めさせてあげるほうが良いです。 もちろんゲーム進行に深刻な影響を与えるレベルで祈祷しているのであれば止めるべきなんですが、そうじゃなければ好きに念じさせてあげるのがいいですよね。

0972:選択はいつも悩んだ末のものなので

TRPGでは色々な葛藤がありますが、その結果としての選択は常に悩んだ末のものなので結果を大事に受け止めて行きたいですよね。 選んだその方法にも意味があるのですが、選ぶまでの考え・悩み・選択が大事なゲームなのでダイスなんかで決めないでしっかり悩んでいきたいですよね。

0916:ルールブックを通読するのは難しいですよね

TRPGはそれで遊ぶためのデータ集的な色合いが強く、ルールブックを「読み物」として頭から最後まで読み通すのって結構難しいですよね。 ルール記載のような論理記述部分は良いのですが、実データ単品の部分だとピンとこない場合があり実際に使う段にならないと読み込んでも意味がない部分があったりするので通読は難しいと思います。 しかしまあ「一通り全部読んだ」というのは大事なので、使うルールブックは1回は通読すると良いと思います。

0902:考えるのではなく感じるのも大事なので

TRPGは頭を使う遊びなので主に理論脳を使う盤面と感情脳をつかう盤面があるんですが、遊び慣れてくると理論脳ばかりが優先されて「感じる」事が疎かになる場合があります。 TRPGではもちろん考える事が非常に大きなウェイトがかかっていますが、それと同じくらい感じる事がで大事で、感情を動かすからこそ楽しいという部分も大きいので、接触的に「感じる」方向で行きたいですよね。

0896:サプライズは大事なんですが

TRPGにおいてはサプライズは大事なファクターなんですが、サプライズを起こすために不誠実な態度をとったりルールを捻じ曲げたりするのは本筋と違っていて、「喜ばれるためであればルール違反は許される」というのは良くない考えなのです。 「喜ばれるためであればルール違反は許される」は逆に言うと「喜ばれないルール違反は禁止」という事なので結果論になってしまうのでスタンスと問う話とはあわないのでその考え方は基本なしだと考えたほうがいいです。 楽しさを担保するためのルール遵守なので楽しければサッカーで手を使っても良いというのは筋が違う話なので注意したいですよね。

0861:【TRPGな話】共通言語があると便利なので

TRPGはヴィジョンを共有していく遊びなので、ヴィジョンを共有するという意味においては共通言語を持っていると認識を共有しやすく、そこがまとまっているとお互いのイメージをすり合わせられるので非常に便利なんですよね。 TRPG関係だと特撮やアニメは共通言語として使いやすいので、共通言語を探している人はそういうジャンルを見てみるといいんじゃないでしょうか。 もちろん見なければ駄目とか見ない人は努力が足りないという話ではなく強要できる話でもないので、知っていると共通言語になりやすいですよ、というだけのお話でした。

0860:なんでも知っておく事はTRPGに繋がるので

TRPGは想像の遊びなので、何かが「出来る」事を知っているとそこから色々と想像を派生させやすく、そういう意味でいろいろな事を知っておく事はTRPGでの想像の翼を大きくする事に繋がるのです。 何かを知っており、その知識を否定するのに使えば想像力は大きく削がれますが、何かを肯定するのに使えば想像の翼は大きく羽ばたくので、雑学知識をそういう意味で生かして行きたいですよね。

0855:【TRPGな話】理解できない時は試してみるのが早いので

TRPGでは色々なシステムが搭載されているんですが、各システムを見た時にピンとこないものや運用が今ひとつイメージできないものに出会う事があると思います。 そういう場合、記載に従って一回試してみるのが結果として早く理解できるルートになるので、運用を試したいのでテストですよ、と前置きの上でテストプレイしてしまうのが早くてわかりやすいと思います。 大体の場合一回回してみるとシステムの記載の意味がわかるので、首を傾げながらでも試してみるのは大事だと思いますよ。

0851:【TRPGな話】プレッシャーは良し悪しなので

TRPGに限らずその場の対応を求められる趣味はすべてそうなんですが、いざ事をなす時のプレッシャーって良し悪しで、良い意味で働けば気分を引き締めて良い結果に繋がりますし悪い意味で働けば心が折れる結果になるので、プレッシャーをかける事自体良くない事なんですが結果的にかかるプレッシャーは良い意味で処理できると良いですよね。 折れない程度のプレッシャーは良いスパイスにもなるので自分を追い込まない程度にプレッシャーと付き合ってやっていきたいですね。

0842:回数をこなすのが大事なわけでもないので

TRPGについてはTwitterなんかを見ているといわゆる卓修羅の類がちらほらいるので「負けてられないなぁ」と思う事があるかも知れませんが、TRPGは回数をこなせば偉いというものでもないので比較して自分を貶めるのではなく自分なりのペースでTRPGに向かい合っていけば良いのだと思います。 もちろん経験を積むという意味では卓の回数をこなす事は無意味ではないのでチャンスが有ればいっぱい遊ぶのも良いですし、大事なのは無理しない事と楽しんでやる事だと思います。

0832:どんな遊びでも悪意には弱いので

TRPGは悪意に弱い遊びだと言われる事がままありますが、遊ぼは全般的に悪意に弱いものなので特にTRPGが弱いというわけではないと思います。 ただ、MMORPGでタンク役とパーティを組んだのにタンクをしてくれない、タゲを集めてくれない、みたいだと困るのと一緒で、TRPGでは「みんなで楽しもうね」という合意があるのにそこを無視する人が入ったら大変だ、という話なだけなのです。 まあそういう人が入ったらMMORPGと一緒でキックすればいいだけの話なんですけど、空気が悪くなるので困りますよね。 そういう意味ではキックしないで済むように事前にちゃんと握れる人なのかふるいにかけておいたほうが良いかも……

0815:【TRPGな話】通じなくても祈るのは意味があるので

TRPGではダイスやカードを使うので判定を行う際に祈るような思いで判定を行う事がありますが、まあ祈りをするしないに関係なく結果は出ますよね。 しかし祈るのに意味がないかというとないわけではなく、祈るくらいに真剣に遊んでいるのが大事ですし、祈るくらいにのめり込んで集中しているのが大事なのです。 そして祈りは数学的には関係ありませんが自分を主体とした物語的には必ず意味がある事なので、通じるかどうかを別として祈る事は意味があるのです。 それくらいのめり込んで遊びたいですね。

0814:ある程度遊んだら購入するのが義理ですよ

TRPGはシステムが1つあれば複数人で遊べるゲームなので、1つのゲームを数人で共有して延々遊ぶ事ができるんですが、ある程度以上遊んだのであればシステムを購入するのが義理というか、楽しく遊んだら今度はお金を払う番なのです。 綺麗事を言っても仕方がないので言いますが、デザイナーもメーカーも製品が売れないとお金にならず食っていけないので、遊んでくれるという意味で環境に参加してくれるのはありがたいですがそれ以上に購入して貰う事が大事なのです。 我々愛好者は業界にお金を落とす事を考えるべきで、買い支えする事を意識して行動すべきですよね。

0804:支援システムには強要の一面があるので

TRPGでは各種システムによって特色を出すために色々な要素の支援システムを組んでいる事があるんですが、支援システムって「形を定義して有利さを与える」システムなので、支援されている要素をプレイする事を強要する一面と、支援されている要素を支援の仕方に従った方向性に持っていくのを強要される一面があるんですよね。 システムが組まれていなければ無法地帯、判定に一切の関係なくやりたい人がやれば良い、というある意味のどかな状態なんですが、支援システムが搭載されると良くも悪くも型が規定されてしまう部分はあると思います。 まあそのあたりは良し悪しもあるので一概には言えませんが、全部が全部支援システムを導入……

0798:楽しいというのは次にもやりたい、という事なので

TRPGにおいて「楽しかった」とは何か、を定義すると、プレイしていて笑っていなくても頭痛がするほど考え込んでいても結果的に「楽しかった」というのはいくらでもあって、多分なんですけど喜怒哀楽的な単純な気持ちではなくてもっと複雑に入り組んだ感情だと思うのです。 ではTRPGで楽しかった、とはどういう状況かと言うと、終わった時にスッキリして「次いつやる?」という話になるような状況を言うと思います。 毎回「楽しかったね、次いつやる?」という風に終われれば一番なので、それを目指して行きたいですね。

0782:ビデオチャットでオンセもありかな、と思います。

嫁さんがリモートワークでZoomを使ってビデオチャットをしているんですが、使っている内容的にはビデオチャットである必要性はそんなに感じないお仕事なんですが、見ていると身振り手振りで伝わっている部分が結構あり、ニュアンスを共有する意味でビデオチャットは有用だな、と思ったのです。 我らTRPG民はオンセではボイスチャットで満足してしまっていますが、これビデオチャットを導入するともっと伝わるものが多いんじゃないでしょうか。そういう意味ではビデオチャットでオンセはありだな、と思いました。

0779:【TRPGな話】皆で譲り合う事とわがままを通させるのは違うので

TRPGでは皆が互いについて配慮してある程度皆で譲り合う事が必要なんですが、この譲り合うというのは誰かのわがままを通す事とはイコールではないので注意が必要です。 勿論意見を通したい時はあるでしょうしそういう時に譲ってもらえると助かるんですが、自分も同じように譲って助けないといけないですし、自分のしようとしている事がただのわがままで無いかを意識する必要がありますよね。

0774:恐怖は克服するためにあるので

TRPGに限らない話なんですが、目の前にある恐怖というものは克服するための対象で、克服の仕方には色々ありますが大事なのは目の前にある恐怖に対峙してちゃんと見極める事・必要以上に恐れずに立ち向かう事なのです。 これはホラーもののTRPGでも一緒で、恐怖を通り抜ける、向き合って距離を取るという意味で対峙しなければならないのは変わらないので、ただ怖がって終わるだけでなくもう一歩踏み込んでいきたいところですよね。

0758:直接競う趣味ではないので

TRPGに良いところだな、と思う部分の一つに、「直接競う趣味ではない」という部分が挙げられます。 TCGやチェス将棋と違って直接戦って勝敗が決るゲームでは基本的にないですし、セッションを運営する上において勝ち負けを気にしないで良いのでのびのびできる部分が良い部分だな、と思うのです。 もちろん競おうと思えばいくらでも競えるんですが、競うのが本質のゲームではないのでそのあたり楽しいですよね。

0756:人の手を借りるのは恥ではないので

TRPGセッション運営は究極的に言えば参加者全員の相互奉仕によるものなので、どれだけ一人が頑張っても意味がなく、全員が等しく協力していないと良いセッションにはなりません。 そういう意味ではGMでも「できない」事や「苦手な」事はほかプレイヤーや他人に頼るのは恥ずかしい事ではなく「セッションに対して協力を仰ぐ」というごく当たり前の事をしているだけなのでどうどうとやって良い事なのです。 もちろん努力の余地がある部分を放置してふんぞり返るのは話が別ですが逆に言えばそうでもない限りは許される事なのでどんどん人の手を借りてやっていけば良いと思います。

0752:ダイス目を責めても仕方がない

TRPGでたまに出目の悪さをなじられると言うかイジられる事があるんですが、イジっているレベルならいいんですが出目の結果を責められてもどうしようもない事なので意味がなく、意味がない事で人を責めるのは良くないので注意したいですよね。 ダイスの振り方に癖があるとか使っているダイスがいつも同じ出目なので中身が寄っている可能性がある、という指摘はいいんですが、それ以外の事を言っても仕方がないので無意味に人を責めないように注意したいですね。

0741:【TRPGな話】リスペクトできない相手とは遊べないので

TRPGはメンツの遊びでもあるんですが、正直な話として一緒に遊んでいてリスペクトを送れる相手じゃないと一緒に遊んでいて楽しくないので、逆に言うと自分もリスペクトを送るに相応する誰かである必要があるのです。 もちろんリスペクトを送れない相手と遊んでも全然構わないんですが、他のメンツが良いとリスペクトを送れない相手だけが非常に気になる結果になってゲームの満足度が下がる結論になるので、できるだけ良いメンツと遊びたいですし自分も良いメンツとして見られる人間でいたいものですね。

0730:感染症騒ぎの時にはオンセがいいですね。

コロナウィルス・インフルエンザの流行で戒厳令が敷かれている状態ですが、TRPGのセッションは濃厚接触なので危険性が非常に高く、いまプレイするには向いていないですよね。 そういう意味では実際に顔を合わせないでプレイできるオンセが今は非常に良いプレイの仕方になっており、これを機にオンセを始めてみてもいいのではないでしょうか。 オンセはオンセで非常に楽しみの深いものになっているのでまだチャレンジしていない人はこの機会にぜひ試してみると良いと思います。

0724:ツールの進化はプレイ観を変えるので

TRPGはオフセのツールはそれほど進化がないんですが(システムには変化がありますが)オンセツールには色々進化があり、そしてツールの進化はできる事が増える事を意味するので環境を変えるインパクトがあり、ツールの進化がプレイの進化をもたらす場合がままあるので、新しいツールに拒絶反応をする前にそのツールで何ができるかを見極める必要がありそうですよね。 ツールが増えると選択肢が増えるので迷う瞬間が増えるんですが、手段が増えるという事は方法が増えるという事なので純粋に良い事である部分があるので、毛嫌いしないでちゃんと受け止めていきたいですね。

0722:ゲームの本質をどこだと考えるかで変わるので

TRPGには色々な切り口があるのでどこを切って晒すかに寄って遊びの中心になる部分が違ってくるので、プレイする人たちがゲームの本質をどこだと考えるかによって集中して遊ぶべき部分、省略すべき部分が変わってくるので都度コンセンサスを取るのが凄く大事ですよね。 ロールプレイを本質と見る人やランダムを本質と見る人、システム攻略を本質と見る人でどこに集中して遊んでどこを省略するべきかが変わるので同じTRPGというゲームでも切り口が違うと遊び方が違い、同じゲームを遊んでいるはずなのにプレイが全く違うという事は注目すべきですよね。 自分たちが遊んでいる切り口だけが正しいという訳ではないので、「違う切り口……

0719:【TRPGな話】気を使い過ぎも良くない

TRPGはメンツの遊びでもあるのでメンバー各自お互いに気を使い合う必要があるんですが、必要以上に気を使って消耗するのも本質ではなく、もちろん余裕があって気を使えるならいいんですがその段階を超えて疲弊するほど気を使うのは間違っていると言えるので注意が必要です。 相手に配慮するのはいいんですが忖度するのはやりすぎでこのあたりさじ加減が面倒なんですが自分の楽しみは自分の楽しみで確保しつつ、余裕を作ってその余裕で人を気遣うのが良いと思うので、バランス良く行きたいですよね。

0717:【TRPGな話】乗れない時にどうするかは考えものですよね。

TRPGについて、体調不良の時とかはもう無理しないでお休みするのが最適解なんですが、体調不良じゃなく心の調子が乗らない時にどうするのか、という部分は考えものですよね。 調子が悪いという意味では万全ではないのでごめんなさいして休むのも一つの手ですし、走り始めたら調子が出るかも知れないので出るだけ出てできる範囲で遊ぶのも一つの判断ですし、調子が出なくても約束は約束なので参加してちゃんと遊ぶようにするのも一つの方法だと思います。 私は走り始めたら調子が出るタイプなので基本的には参加してしまうんですけど、ひどく心の調子が悪い時は休んだほうがいいと思いますし、難しいですよね。

0713:【TRPGな話】嫌いを語るのは筋が悪いので

TRPGに限らず趣味にも限らず全般的に言える事なんですが、「好きを語る」のは良い事なんですが「嫌いを語る」のは筋が悪いんですよね。 語るにおいて好きも嫌いも同じ価値があると思うかも知れないんですが、語るのの本質は「再生産」なんですよね。なので好きを語るのは好きの再生産でプラスが積み重なっていくので良いんですが嫌いを語るのは嫌いの再生産なのでマイナスが積み重なっていくので良くなく、語る事は思っている事をより強化するので語るなら好きを語った方が人生楽しくなりますしお勧めです。 聞いている人も好きを語っているなら受け入れるか流すかしやすいですが、嫌いを語られると好きな人は反発しますし同じく嫌い……

0708:下準備って大事ですよね。

TRPGに限らない話なんですが、練習と本番のあるものって本番に向けての下準備がとても大事ですよね。 TRPGに限って言うとセッション前にマインドセットするのもそうですしシナリオチェック、キャラクターチェックするのもそうですけれども、本番のセッションに向けて抜け漏れがないように確認しておくというのは非常に意味があります。 まあTRPGの場合相手がある遊びなので事前にかっちり固めすぎるとアドリブの幅がなくなる、相手の反応を読みそこねているとそこから整備されていない道を延々歩く羽目になるので事前準備にも限界があるんですけども、それでも色々想定して考えておく事は決して無意味ではなく備えがあれば憂……

0707:【TRPGな話】配慮されないのはいいんですが舐められるのは好きじゃないので

TRPGに限らず人間関係ってそういうものなんですが、ちょっと距離感をおいた人と気のおけない友人と一緒にいる時は距離感をおいた人を大事に扱って気のおけない人は軽く扱うと言うか距離感と扱いの重さが比例する感じになると思うんですよね。 そういう場面で相手を大事に扱っているという事は自分は気のおけない友人と思われているという事で逆に良い事なんですが、あまりに扱いが軽いと言うかぶっちゃけ舐められてるんじゃないか、という対応をされると気分が良くないですしそれが続くと「こっちから距離を置こう」という結論になるので、配慮しないのはいいんですが舐めてかかっているようなら注意したほうがいいと思いますよ。 さ……

0704:省く部分は省く方が良い場合が多いので

TRPGを含むゲーム全般って解体していくと作業と選択に分解できるんですが、選択した結果を確定するために作業を行う場合、結果が予測できているのに確定するための作業を延々としなければならずいわゆる茶番に陥る場合があり、その場合は作業を省略して結果だけ出すという捌き方があるので意識しておいた方が良いです。 見えている結果(しかも好ましくない結果が)を確定するための延々の作業は虚しくゲームとしては楽しくない部分になるので、スキップしてしまってもっと面白い部分に注力するというのは良い判断ですし方法論としてはありなので、省ける部分は省いた方が良い場合がままある事は知っておくと良いと思います。

0694:新しい環境を求めるのは自然な事なので

TRPGに限らないんですが、趣味については移りゆくものでどんどん新しいものを見つけてそこに趣味が移っていくのはごく自然な事なので、今の状態であることに強くこだわらずに興味の赴くままに試していくのが良いと思います。 その中でTRPGの遍歴を移っていくのかTRPGという枠を超えていくのかは自由ですが、どちらにせよ良い意味でカルチャーショックを受ける体験ができると良いですよね。

0689:【TRPGな話】心が動かない時には

TRPGに限らない話なんですが趣味全般でどうしても心が動かない瞬間ってあると思うんですけど、心が動かない時には何をやっても無駄というか、なにをしても心には響かないので素直にお休みして心の回復を待つ方が良く、無駄に色々動くよりかはゆっくり休んだ方が最終的な回復が早いという結論になる可能性が高いです。 無理に予定を詰め込むと休めなくなるのでたまに息抜きできるタイミングを設けてゆっくり楽しくやっていきたいですよね。

0679:【TRPGな話】確率論って面白いですよね。

今ポケモンでラルトスの6Vを作ろうと頑張っているんですが、厳選作業はわりと楽しく遊べている感じです。 6V父親と5V母親の間に5V以上の子供が生まれる可能性は「あかいいと」をもたせた場合3分の1以上なんですが、これは確率統計で可能性がでる話なので計算が非常に楽しく、確率統計はTRPGでも使えるので面白い理論だと思います。 ダイスを振るゲーム、カードを使うゲームは基本的に確率統計である程度分かる部分があるので、ちょっと勉強してみると面白いですよね。

0668:心機一転するのも大事なので

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。 新年、心機一転してTRPGにもブログにも向かいたいと思うんですが、この心機一転って大事で、今までの流れを一回断ち切ってもう一回自分で第一歩を踏み出し直すというのはいつでも大事な事です。 世の中良しにつけ悪しきにつけ流れというものがありますが流れに乗るだけではなく立ち止まって考える、もう一回動き出すというのは意思を示す意味でも非常に重要なので、時々意識してすると良いですよね。

0667:【TRPGな話】継続は力なり、なので

大晦日です。今年も一年お世話になりました。来年もがんばりますのでよろしくおねがいします。 毎日更新を1年くらい続けてみたんですが思ったほどネタ切れにはならず何がしかネタがあるのでテーマブログって面白いな、と思っているんですが、ただ1年続けただけで積み上がったものがあるので「継続は力なり」だな、と思うんですよね。 TRPGでも一緒で一つ一つのプレイを一生懸命楽しんで経験を積んでいけば積み上がるものがあるのでプレイしているだけでも上達という意味では必ず意味があるので、無理をせずに一つ一つのセッションを大事にプレイして行きましょう。 来年も良いTRPGができますように!

0666:セッション後の雑談

TRPGではセッション後に少し時間があれば雑談する流れになると思うんですが、そこで「今日のセッションの良かった事」について話し合う機会があると良いですよね。 反省会というニュアンスだと悪い点を言い合って気分が悪くなるので良くないんですが、「今日の良かった所」を話し合えるとポジティブになりますし、「ここが良かったよ!」と言われた部分を伸ばせばいいので参考になるので良いですよね。 オンセとかだとその時間なしで解散になる事があり残念なんですが、次回につなげるという意味ではセッション後に雑談する時間があるとなお良いので、それを含めてセッティングできると良いですよね。

0665:【TRPGな話】車輪の再発明は文明に寄与しないだけなので

TRPGに限らない話なんですが、車輪の再発明は無駄だという話がありますけれども、車輪の再発明は文明の発展に寄与しないだけの話で個人の発展に寄与する場合があるのでコストを掛けずに車輪を再発明できるのであれば経験を積む意味でもやっておいた方がよく、歴史に学ぶのも大事ですが実体験するのも大事なので馬鹿にしたものではないと思うのです。 TRPG関係だと各種システムは搭載されたり変化したりで動きが大きく、過去の系譜を知らないと昔あったものと同じシステムを搭載しないとも限らないんですが、再発明してプラスになるのであれば再発明すればいい話なので、そこを踏まえて見守って行きたいですね。

0664:嫌な事はちゃんと言わないと伝わらないので

TRPGってメンツの遊びでもあるので良い意味でも悪い意味でも馴れ合いのなあなあになりやすいんですが、その関係の中で不愉快な事をされた時に関係性を優先しすぎてそれとなく流して終わってしまう場合があるんですが、これは良くないです。それを流してしまうと「大丈夫だった」歴史が残るので次回も同じ事をされますし、我慢の限界が来て言っても「今まで何も言わなかったじゃん!」という話になるので、不愉快な思いをした時は多少空気を壊そうともはっきりおと不愉快だという事を伝えた方がいいです。 もちろん人間関係もあるので全てが全て強い口調で反論しろという訳ではないんですが不愉快だというサインを出しておかないと「大丈……

0653:【TRPGな話】確認はかっちりしておいた方がいいので

TRPGに限らずコミュニケーションには一見通っているのに断絶しているという場合があり、当意即妙のやり取りをしていても実際には認識がブレている場合があるので、物事の確認はかっちり目に行っておいた方が良いですよね。 お互いの認識がブレているのに気づかないでそのままコミュニケーションを押し通すと意外なところで破綻して冷や汗を書く事になるので、用語や意味するところをしっかりと復唱の上で確認を取っておく方が良いです。

0652:どんな時でも挑戦するのは意味がある事なので

TRPGって趣味としては重めの趣味で、なにかしようという時に結構大きな障害があるというか超えなければならない壁が結構高い傾向にあるのですが、それに挑戦してクリアしていくのは楽しい事なのでぜひ挑戦して欲しいと思います。 チャレンジするというのはいつでも「挑む側」の立場になるという事なのでTRPGの経歴関係なしに意味がある事で、逆に経験値が高い人も挑む意味があるし経験値が低い人も経験を積む意味でチャレンジする意味があるので、どんどん目標を作って挑んで行くのが良いと思います。

0650:ブレイクダウンする能力もチャンクアップする能力もどちらも必要です。

TRPGはコミュニケーションの遊びなので相互に対話しながら進めなければならないのですが、頭の中をそのまま相手に転送する事ができないので言語を通じて対話する必要があり、その中で要素をブレイクダウンする能力とチャンクアップする能力はともに大事だと思います。 概念の話をした時に伝わりづらければブレイクダウンして具体例で示す必要があるでしょうし、具象化しすぎて何を話したいのかわからない時は話をチャンクアップして概念よりに寄せなければなりませんし、どちらの能力も等しく必要だと思うんですよね。 もちろんブレイクダウン・チャンクアップの必要なく言った事がそのまま通じる環境ならそれが最高なんですが、最初……

0646:温故知新も必要なので

TRPGでは新しいシステムがどんどん搭載されていきますが、搭載されているシステムには系譜があり、何をどうしようとして作られてきたシステムなのか、そのシステムがどうやって実装されてきたのかという部分はある程度知識として知っていた方が良いです。どうしてこのような形でシステムとしてまとまっているかという部分を知っておくと運用でも役に立ちますし、システムに手を加えてブーストしたい時に以前と同じ形になっていたら「意味があって今のシステムになっている」はずなので何かがないか注意すべきですよね。そういう意味では温故知新は必要ですので、余裕があったら古いシステムに手を伸ばしてみるのも良いかも知れません。

0629:【TRPGな話】テクスチャが変わると雰囲気ががらっと変わるので

今子供の誘いでPS4のモンスターハンターワールド:アイスボーンに手を出したんですが、キャラクターメイキングがかなり自由で思った通りの外見にできるんですが、テクスチャが変わると本質が一緒でも見た目と雰囲気ががらっと変わるので面白いですよね。 TRPGでもやる事は同じハクスラでもファンタジーのガワなのかSFのガワなのかで随分感覚が違いますし、遠距離攻撃も弓のテクスチャと銃のテクスチャではイメージがまるで違うので、本質が同じでもテクスチャが変わると楽しさが違うというのは意識すると面白いですよね。

0619:【TRPGな話】体調不良時は無理しないのが一番です。

TRPGは大勢が関わる遊びなので一人の都合で日程を動かすのは難しい部分があるのですが、体調不良時に無理にセッションを敢行するのは二重の意味で良くないので体調不良時にはおとなしくギブを上げて予定を再調整すべきです。 体調不良時に無理にセッションをすると体調が悪いのでフルに楽しめない、という部分ですでに駄目なんですが、それでも敢行するとなんとかなってしまう場合があり、その場合「体調不良でもセッションはできた」という悪い意味のトロフィーになるのです。それをする事で次回体調不良時に「前回はなんとかなったし」と思ってしまいますし、他人の体調不良にも不満を抱いてしまう原因になるので非常に良くないんです……

0610:続けるだけでも意味があるので

TRPGはいろいろな側面から遊んでいく事ができる遊びで、多方面から見て色々な遊び方を追求して行くとどこまでも追求していける遊びなんですが、だからといって追求し続けるのが正しいかというとイエスではなく、ただプレイするだけで意味があるものなのです。 そもそもTRPGはゲームなのでプレイして楽しい、楽しむためにプレイするというのは中心線であるべきで、他を追求するがあまりそこがブレるとそもそもTRPGではなくなってしまうのです。 楽しいからなんとなく続けて遊ぶ、その中で何かがうまくなっていく、それにより更に楽しくなっていく、意思を持って遊ぶようになる、という動線が重要で、そうじゃない動線で頑張る……

0607:【TRPGな話】相互にライクを投げ合うのが大事です。

TRPGはメンツの遊びなのでメンツに恵まれると非常に良いセッションになりやすいんですが、良いメンツの特徴として相互交流がスムーズである事が挙げられます。 片方から他方に投げたライクが帰ってくる頻度が高く、帰るまでの動線がスムーズだとお互いを刺激し合う事が容易くなるので良い意味で刺激的になり、刺激が刺激を呼ぶのでセッションがエキサイティングになるんですよね。 そういう意味で自分からライクはどんどん投げたいですし、相手から投げられたライクもうまくキャッチしてすぐにライクを投げ返せる環境を作れると非常に良いセッション環境になるでしょう。 ちょっと意識するだけでライクの流通は非常に良くなるので……

0592:続ける事にも意味があるので

TRPGは色々できる遊びなのでプレイのたびに目標を決めて達成していく遊び方もありますが、プレイ経験が増える事で引き出しが増えて更に楽しくなるという一面もあるので、「ただ続ける」だけでも十分意味があるのです。 一つ一つのプレイに目標をつけて達成していく遊び方はモチベーションに繋がって良いのですが、「毎回目標をセッティングする」というのは負担が重い事もあり、また自分で目標セッティングして自分で達成する遊び方は独りよがりになる可能性もあるので、ただ単純に経験を増やして引き出しを増やすというのにも意味があるという事は認識しておくと良いのではないかと思います。 人と遊んで経験が増えて経験が増える事……

0583:【TRPGな話】余り押し込むのも良くない

TRPGセッションで経験が浅い人が加わる場合、つい経験が長い人が色々アドバイスしたくなってしまうんですが、アドバイスする時に押し込んでしまうと経験が浅い人が萎縮したり楽しくなくなったりする原因になるので注意が必要です。 アドバイスって相手のレベルに合わせて焦らせない程度に必要な量を与えなければならないので非常に難しいんですが、それを経験の浅い人にするのって更に難しくって、余り押し込んでは萎縮させますしあまり導線が薄いとアドバイスの意味がなかったりするので、相手に合わせて必要な分だけ必要な情報を出していかなければならず難しいですよね。 もちろんアドバイス無しで自由にやって貰って自分で気づい……

0573:【TRPGな話】新しい概念にはなにか理由があるので

TRPGって進化し続ける遊びなのでしばらく遊んでいると新しい作品で新しいルールや運用に出会う事があるんですが、新しい概念が出てくるという事はなにか理由があるはずなので新しいからという理由で毛嫌いしないで中身を確認する癖をつけると良いですね。 TRPGで目新しいルールや運用がある場合、その概念で「更に面白くなる」余地があるか、「事故を更に減らす」余地があるかであると考える事ができるので、何を意図した概念で、それをどう実現しようとしているのかをちゃんと見極めて遊べると良いですよね。 このあたり意識して見るようにしないと意味のないシステムに見えたり、ただ新しいというだけで毛嫌いされたりと本来意……

0564:事例検討はベスト回答ではなくベター判断のためにするものなので

TRPG関係の論考ページで出てくる事例検討は時間をかけてベスト回答を考えるという性質があるんですが、現場においては長時間論考してベスト判断を出すというシステム自体が成立しないので、普段から事例検討を読んでおく意味はベスト回答を出すという目的ではなく、事例を入れておく事でよりベターな判断を下すためにあるのです。 もちろん事例そのものを知っていく事で完全合致シチュエーションでベスト回答を即答できるのは素晴らしい事なんですが、TRPGにおいて事例検討のシチュエーションと完全合致するシチュエーションは考えづらく、近い事例のベスト回答を元に現状のシチュエーションでのベター判断を下すという姿勢が非常に……

0555:【TRPGな話】ツールに投げられるならそうした方が早いので

TRPGをプレイする時には定期的にやっている以外では日程調整が必ず必要になるんですが、日程調整ってかなり手間がかかるのでできるのであればツールに外出しした方が楽な場合があり、Meityなんかで決められるのであればそれを使う方が楽なのです。 人間が間に挟まって調整すると挟まる人が潰される上にヒューマンエラーが発生するのでその意味ではツールのほうが安定性があり、使えるものなら使った方がいいのです。 ツールが使えない場合には使えない理由をクリアするのか人間が挟まるのかで判断すべきなんですが、面倒臭がらないで環境を整えた方が結果として良いかも知れませんよ……。

0550:新人受け入れは十分注意して

TRPGってメンツの遊びでもあるので今あるプレイグループは今のメンツである事が魅力の理由という場合があり、その場合今のメンツからメンバーを足し引きすると魅力がそがれる・楽しくなくなる可能性があるので注意が必要です。 何も考えずにプレイグループに新人を受けいれると、メンツのバランスや力関係・遊べる範囲の縮小をもたらす場合があり、結果として「新人を受け入れたらなんかギスギスしちゃって」という結論にならないとも限りません。 新人を受け入れる時には今のメンツ全員が「納得して」(妥協して、ではなく)受け入れに賛成している事を確認の上で行うべきですね。

0533:【TRPGな話】違う価値観を受け入れてこその集団活動なので

TRPGでは何を楽しむかという部分がかなり幅広くあり、一つのプレイ集団でも楽しんでいる部分や避けたい部分がかなりバラバラになっている事がままあります。 個々人が集まって集団になっているので個々で楽しむ部分が違うのはある意味当然なので、集団として何をどう遊んでいくかのコンセンサスを作る事が重要で、作ったコンセンサスを守っていくのが大事なのです。 自分が余り好きではない部分でも人に付き合うべきですし、自分が楽しい部分では人に付き合って貰っているという事を忘れずに楽しむべきです。 個々人の価値観でぶつかる瞬間もあるかも知れませんが落ち着いて合意形成していくべきですし、そのあたりは集団としてし……

0528:TRPGが上手くなる方法

TRPGをやっていて「TRPGを上手くなるにはどうすればいいんだろう?」と思う事があると思うんですが、結論から言うとTRPGが上手くなるのは簡単ではありません。 TRPGが上手くなるには想像力が高くないといけないんですが、想像をリアルにするには色々な事を深く知っておく必要があり、その「色々な事を深く知っておく」事が非常に難しいのです。 色々な事を深く知っておくためには生活の上で出会う事を全て注意深く見て理解する必要がありますし、出会い自体を増やさなければならないので意識して色々な経験をしなければならないのです。 しかし逆に言えば生活上注意深く色々観察し、経験を増やすように選択を繰り返し……

0507:【TRPGな話】多数決は妥協の結果なので

民主主義っていうのは要するに多数決の論理だよね、という話になるんですが、多数決って最高の決め方なのではなく他に決め方がないので仕方なく選ぶ妥協の選択なので、多数決以外で満場一致の結果が出るのであればそちらを選ぶに越した事はなく、そしてTRPGのパーティ運営では基本的に多数決じゃなく満場一致が出る方法を選ぶべきなのです。 満場一致が出るように話し合いをしても決着がつかなくどうしようもなくなった時に多数決を選ぶべきで、最初から「多数決だ!こっちは過半数の票がある!」と叫ぶのは下衆のする事なので、できるだけ避けていきたいところですね。

0501:【TRPGな話】枯れた話しか共有できないので

TRPG関係は今プレイしている人間関係にヒビを入れなくないので「今プレイしている環境で発生した・発生している問題」をサイトに上げるのははばかられるので枯れた話しかできないんですよね。 もう10年以上前の話だったり人間関係的に完全に切れた人の話しかできないですし、それをしていても「これって俺のこと?」みたいに聞かれることもあり「今の人間関係上の話は一切していないですよ」と答えてるんですがいちいち面倒な気もします。 事故の話メインじゃなくて運用の話をしていけばいいんでしょうが運用の話はセンセーショナルさもなく地味になりがちなので取り上げづらいのもあってなかなか難しいんですよね。 そんな訳で……

0499:【TRPGな話】引き算で考えるのも良いかも知れませんね。

日本のTRPGって今までのルールのトレンドを追う流れがあり、現在のシステムは色々なシステムの系譜をまとめたものになっているので若干ゴチャついているというか運用がシンプルでないものもありますよね。 そこで、新しいシステムを考えるにあたって今まで「今までのルールに足し算」して考えていたものを「今までのルールから引き算」出来るものはないかと考えるとシンプルなものが出来るかも知れません。 もちろん表現したい物に関してのルールは手厚くするべきですがそうでない部分はバッサリ落とすという方法論もあるのかな、と思います。

0493:【TRPGな話】続ける秘訣は楽しみつつ視点を変えて行く事ですね。

TRPGな話も200本目です。日想も200本で合わせて400本のコラムを書いた事になりますが、これからも出来る範囲で続けていきたいと思います。 さて、TRPGに限らない話なんですが、何かを長く続けるにはどうすればいいかというと、楽しみながら時々視点を切り替えて行く事ですね。もちろん習慣づけも大事なんですが楽しくないと続かないというか苦行になってしまうので、苦行ではなく楽しくやりたいのであれば「自分が」楽しいと思う方向性を、視点を変えつつ目指していくのが良いと思います。 楽しいだけでは意味がない、という話もあるかも知れませんが、続ける事で積み上がるものは一定数ありますし、視点を切り替えてや……

0489:【TRPGな話】結果の伴わない努力に意味はあるのか?

TRPGに限らず、趣味について上達したいと願って動く時、努力をすると思うんですが、努力は常に結果に繋がる訳ではなく、結果の伴わない努力になる場合があります。その場合、努力に意味はあるのでしょうか。 結論から言えば、結果が伴わなくても努力に意味はあります。努力というのは黙って捧げるもので、結果が伴わなくても努力をする事ができた事は、ただ単に「努力ができた」という事自体で意味があります。努力ができた人は、「後は努力するだけ」の状態にまで達すれば目的を達する事が出来る人間である事を自己証明しているのです。 もちろん結果が伴う努力になったほうが報われるので良い、というのは当然の事ですが、報われる……

0480:効率化は目標があってのものなんですよね。

TRPGって意図を解釈する速度を上げてプレイ密度を上げる事が重要視される傾向にあるんですが、プレイの効率化はそれ自体が目的ではなく効率化する事で「要素を楽しむ」余裕を作る事が目的なので、効率化そのものを目的にするのは厳しいかもしれません。 TRPGっていうのは趣味なので好きな速度で好きに楽しめばいいんですが、なぜここで効率化が出てくるかというと「楽しいけど時間がかかるプレイ部分」をより長く楽しむために他の部分を効率化したいというニーズなので、効率化された結果掛け合いがゆっくりできたり戦闘の密度を濃くしたりできるのが理想であって、とにかくなんでも速度を上げてプレイ時間を短縮する事自体は本来の……

0479:【TRPGな話】良いゲームは時間が経過しても良いものなのです

この前私のニンテンドースイッチでケイデンス・オブ・ハイラルを買ったところ家の中でゼルダ熱が再発して長男次男私がゼルダの伝説ブレスオブザワイルドを再度プレイする流れになってソフトの取り合いになっているんですが、良いゲームって時間が経過しても良いゲームのままなんですよね。本質が良いものなので時間経過が評価に影響を与えないんですよ。 同じようにTRPGでも一部熱烈なファンが付いているシステムだとか、未だに通用するケイオシアムベーシックだとか、システムは新しい古いだけでは語れないものがあり、時代を超えて良いものは良いですし、多少運用面でハンデのあるシステムでも取り回し次第ではどこまでも楽しく遊べる……

0478:シーン圧縮論を突き詰めると

TRPGで「一つのシーン」を「一つの意図で割る」のを徹底していくと1シーン1判定が基本の動きになるので、そこを徹底していくとサイコロ・フィクション的なシステムになりますよね。 これは圧縮方法としては非常に便利なんですが、1シーン1判定でゲーム終了までが10判定以内とかだと遊んでいてキツい可能性があるのであまり厳密にしすぎない方がいいかも知れません。

0459:【TRPGな話】ついていない時は

TRPGってダイスにせよカードにせよランダム要素が絡むものなので、ついいているついていないというのは毎回ついて回る問題なんですけども、あまりにもついていないと凹んできますよね。 しかし考えて欲しいんですが、ゲームで凹むという事はそれだけ熱中して心が動かされている証拠なので、趣味としては上質な趣味なんですよ。 もちろんついていて気分良く遊べるに越した事はないんですが、良い意味でも悪い意味でも心が動かされるというのは趣味としては良い事なので、ついていないのであればそのツキの無さを楽しむべきで、キレたりあたったりする類のものではないのです。 まああまりにもついていなければ凹みきってしまうのも……

0449:【TRPGな話】正のフィードバックなしでは続けられないので

基本的にTRPGって遊ぶためにする趣味なのでダメ出しするよりも褒めるほうが伸びが良い趣味で、特にGMでもプレイヤーでもなにかの言動を具体例を上げて「褒める」事ができると本当に良い意味で育つんですよね。 そして逆に言うとTRPGって褒めるニュアンスのある正のフィードバックがないとどんどん辛くなってくる趣味でもあるので、誰かと同席する時には意識して具体的な言動を褒めるというかイイね!できると良いと思います。 このあたり実プレイもそうなんですけど論考やTweetもそうで、正のフィードバックがないとどんどん辛くなってくると言うか伸びしろがなくなっていくので、気になる人はどんどんイイねしていくムー……

0420:立て直しの時ほど真価を問われる瞬間はないです。

まあTRPGに限らずなんですけれども、一つのプロジェクトがかしいでいて倒れそうな時、それを立て直そうとする時ほど各メンバーの真価が問われる瞬間はないんですよね。 普段は脳天気な発言をしていても立て直しの時にはかっちり決めるだとか普段は個人主義でも大事な瞬間は周囲をフォローするだとか、いい意味でその個々人の肝が見られるといいと思いますし、そうであって欲しいと思うのです。 そしてそういう部分を引き出せるマスタリングができると最高ですよね、と思います。

0419:【TRPGな話】失敗は取り返せるので

39度の熱が出てただの風邪だろうと思って葛根湯を飲んで一日中横になっていたんですが3日経っても熱が下がらず明日こそ病院に行こうと思っているのです。 TRPGでは失敗というのはただの結果に過ぎず次に活かせれば失敗にも意味があるので闇雲に失敗を恐れて萎縮するのではなくできる範囲で頑張っていくのが大事ですよね。

0417:【TRPGな話】前提を落とすと伝わり方が違うので

TRPGってコミュニケーションのゲームなのでそのメンツに慣れてくると言語圧縮が発生すると言うか、前提を抜きにして「これってどうよ」という話になりがちです。 もちろん伝わっているのであれば問題はないのですが前提を落とすと伝わる意味が変わる事があるので基本的には面倒臭がらずにちゃんと話をした方が良いですね。 言語圧縮しても圧縮できる時間は微々たるものなので無理に圧縮しない方がいいですよ。

0413:【TRPGな話】モノが変わっても人の本質は変わらないので

新しいMacBookProを買って大喜びで色々新しい事に手を出しているんですが、基本的にモノが変わっても人の本質は変わらないので、今色々手を出しているのは「できるようになったから」であって新しいものを買ったからとイコールではないのです。このあたりを勘違いすると「最近ぱっとしない」「新しいものを買ったら変わるかも」という思考回路で使わないものを買い込んで結果的にぱっとしないままにお金が減るという結果になりかねないのです。 TRPGでもそうで、新しいシステムを買ったら楽しいセッションができた、のは本質として新しいシステムを買ったのが良かったのではなく「新しい何かに手を出そう」という前向きな気持……

0375:【TRPGな話】確率論って不思議ですよね

TRPGと親和性の高い学問として確率論があると思うんですけど、確率論って不思議ですよね。 「7割の成功率」の行動があるとして、実感としては2連続成功は「余裕」って感じだと思うんですけども、確率論で言うと2連続成功する可能性は49%、厳密には半々以下なんですよね。 そして統計をとってみると本当に半々以下の可能性である事がわかるわけで、学問って凄いなと思います。 まあ確率論をちゃんと身に着けるとキャラクターの行動の成否が予測できる・勝ち負けロールプレイがしやすいというメリットがあるので勉強してみると面白いかも知れませんね。

0371:【TRPGな話】サプリメントも買い支えましょう

ふと思ったんですがTRPGシステムって基本システムは買いやすいんですがサプリメントは値段が高いのがあって買いづらいところがあると思うんですが、サプリメントも買い支えないといけないな、と思いました。 基本システムは根っこの部分なので大事ですしシステムを買う時に一番最初に買うブックなのでいいんですが、サプリメントは導入する事が決まっているか興味があるものしか買う選択肢に入ってこない傾向にあると思うんですが、サプリメントが出ているという事はシステムのサポートが続いているという事でいい事なんですよね。そして次のサプリメントが出るように今のサプリメントを買うべきなんですよ。 まあお金という意味で優……

0370:繰り返しを恐れなくてもいいのです

TRPGをやっている時に大小はあれど何かを繰り返し行っているという事は割とあって、単純な例を出すとダンジョンハックなんて扉発見・鍵と罠解除・押し込み・戦闘・リザルト確認を繰り返しているだけだったりするんですが、「繰り返し」という言葉が結構怖いのもあって「同じ事を繰り返すのってどうだろう」と思う場合もままあるかと思います。 しかしそれを言い出してしまうとセッション自体が日程調整・実会合・キャラ作成・導入・中盤・戦闘・終了・経験点配布・キャラ成長のループを繰り返しているだけなのでそもそも論になってしまいます。 「繰り返し」が問題になるのは飽きるから・多様性がないからであって、飽きなければ良い……

0353:【TRPGな話】新しい事に挑戦するのには「今」が一番良いタイミングです。

長男が誕生日プレゼントにデジタル一眼レフカメラが欲しいと言い出しまして、カメラと言うか写真に興味があるというので良い事だと思って中古で程度の良いやつを買い与えたんですがそれで思った事を。 TRPGって「慣れ」による補正が凄く大きいので普段戦士をしている人は今回も戦士をした方がうまくプレイできる・みんなに戦士を期待されるという部分があると思うんですが、それを踏まえてでも「新しい事に挑戦する」というのは素晴らしい事です。結果が良ければそれだけで素晴らしいですし、結果的にうまく行かなくっても必ず学びは得られるので新しい事に挑戦するのには意味があります。 そして新しい事を始めるのであれば早ければ……

0323:【TRPGな話】わからない所がわからないではわからない

TRPGをやっていると新規ルールや追加ルールが難解になっていってそれってどういう意味?という感じになってくる部分があるかも知れないんですが、今わからない部分を放置しているとそこを踏まえてさらに先の話になった時についていけないと言うか、わからないの上にわからないが重なるとわからない所がわからなくなるので早めにヘルプを投げて行く方が良いかも知れません。 TRPGって文章でルールが構成されるので文章では掴みづらい部分だったり、人に聞けばわかるけどもルール単体ではわからない事ってあると思うので、ネットででもいいので「これってどういう事?」というのを聞ける環境があると良いのではないかと思います。 ……

0321:【TRPGな話】お客様根性では遊べない

TRPGってわりと「回数から見れば安価」な趣味だとは思うんですが、初期投資がなかなかの金額になる事が多く、「回数遊べば単価は安いよ!」っていう話ではあるんですけどもシステム揃えてコンベに行ってはじめてのプレイ、みたいな感じになると金額的な負担も重いですし、コンベで会場費頭割りでも「お金を出す」事になるので「どうせなら楽しませて貰おう」っていう感じになってしまうかも知れません。 まあ結論から言うとTRPGはお金を出していようが出していまいが「楽しむ」のは自己責任というか能動的に楽しめ、という話で、お金を出そうが出すまいが「楽しませて貰おう」という受け身な姿勢はノーサンキューなんですよね。 ……

0287:【TRPGな話】攻める側はいつも楽・守る側はいつも事後対処

TRPGに限らずストーリーメディア全般でそうなんですけども、何かについて「攻める側」と「守る側」があるとすると、いつも「攻める側」が楽なんですよね。 そもそも攻撃と防御でいうと攻撃は1箇所を狙って全力で攻めればいいんですが防御側は全体をしっかり分散して守らないといけないので、同じ力量なら攻める側が常に有利なんですよ。 そして守る側というのは攻められて初めて守る必要性が出てくるものなので、人にせよ法にせよ守るものは事後対処、本質は常に手遅れ、なんですよね。 そういう意味で練度が同じであれば攻め側は少数でも成り立ちますし、守る側は攻め側よりよほど多くの人員を割くか高い力量を持っていないとい……

0284:確率論にも限界はあるので

TRPGと相性の良い学問としては確率論が上げられると思うんですが、確率論ってマクロの視点からは正しいんですがミクロの視点ではいくらでもブレが発生するので「確率論を知っているのでダイスの予測は完璧」とはいかないのがツラいところです。 一例を上げると2D6を振って12(6ゾロ)が出る確率っておよそ3%なんですが、6ゾロって感覚的には36回ダイスを振れば1回は出そうな気もするんですが、実はそうでもなく、2D6を100回振っても6ゾロが出ない確率がおよそ3%なので、2D6で6ゾロを出すくらいの気軽さで100回連続で6ゾロが出ない可能性があると考えると、本当に1回1回の出目は予測できないな、と思いま……

0279:【TRPGな話】「嫌い」を大声で言うのは良くない

TRPGに限らないんですが、人間みな人それぞれに好き嫌いがあり、気に入っているものや苦手なものなど色々あると思います。 もちろんTRPGは趣味なのでTRPGにおいては好きなものを身近において嫌いなものを遠ざけるムーブで全く問題ないんですが(まあ嫌いな物でも食べられるようになると捗る、という話は別として)、趣味を語るにおいて「好き」を語るのは大いに結構なんですが「嫌い」を語るのはあまり良くないので、そこは注意が必要です。 好きを語るっていうのはリスペクトの表明につながるので大変良い事なんですが、逆に嫌いを語ると「それを好きな人もいるんですよ!」という話になりますし、別に世の中「好き嫌い」じ……

0277:【TRPGな話】お約束を踏襲する事を恐れないで

個人的にはTRPGってストーリーを伴う遊びなので、ストーリーが消費される傾向にあるというか、「毎回同じ展開」はあきるので変化球を投げたいニーズが発生する事ってままあると思うんですよね。 もちろんそれが良い悪いという事ではないんですが、初心者を抜けたあたりから「お約束」を避けようとしがちというか、ありがちな展開ではない展開を求めがちになるんですが、お約束っていうのは長らく続いた「今まで最も面白かった・無理がなかった」展開なので、盲目的に避けるのではなく取り入れる部分を取り入れながら遊んでいくのが一番じゃないかなと思います。 TRPGにおいて大事なのは「目新しい」事ではなく全員が納得して楽し……

0274:【TRPGな話】TRPGは鍋パーティと一緒なので

個人的になんですけどTRPGのセッションって鍋パーティに似ていると思っていて、鍋というテーマで集まって何を持ち寄って何を食べるのか、という部分がセッションの本質なんじゃないかと思うんですが、だとすると鍋というテーマ(TRPGという遊び)を選んだ以上あくまで鍋の範囲で楽しむべきで、自分が好きだからといってガムやチョコレートを鍋に入れないのがコンセンサスで、そこを間違うと持ち寄った本人以外楽しめない結果になるんじゃないかなと思いました。 TRPGって色々な趣味とジョイントして遊べるんですが、卓の全員が楽しめないネタを多く放り込んでしまうと全体的な満足度が低くなりますし、自分が楽しければ他の人も……

0272:【TRPGな話】TRPGは「共有」の遊びなので

TRPGってコミュニケーションのゲームだと言うんですが、私は本質は「共有」にあると思っていて、同じ世界観を共有して各キャラクターの背景を共有してプレイヤーの興味を共有して、と基本的にTRPGで行われるすべてのコミュニケーションは何かを共有するために行われていると思うんですよね。 そして本質がそこにあるのだとすると、共有する必要のない事や共有され得ない事は本質とは異なるという事なので、独りよがりと言うか独創や独走は本質ではなく、隠し玉や騙し討ちも本質ではなく、むしろ自分の持っている価値観や興味、今思っている事を互いに共有する事で一つの方向性を生み出してそちらに向かって建設的に段取りを進めてい……

0265:「楽しそう」はもう「楽しい」に片足を突っ込んでいるので

TRPGに限らずアナログゲーム全般に言えるのが、セッション前の紹介で「楽しそうだな」と思ってゲームに参加すると大体の場合楽しくて、もうセッション紹介の時点で8割がた「楽しい」かどうかが決まっている部分ってあるんですよね。 それは何故かと言うとセッションへの興味の深さによる、という事なんですが、「楽しそう」と思って参加するのって、もう「楽しもう」っていう姿勢ができているということなんですよね。スタートの時点からプラスのフィードバックを持って動いているので、最初の時点から楽しい何かがアンテナに引っかかってきますし、結果として最初に「楽しい」という体験をできるので最後まで楽しく遊べるんです。 ……

0251:【TRPGな話】比較するとキツくなるので

TwitterやFacebook、Google+なんかをやっているとTRPG関係のフォロワーでバリバリTRPGをプレイしていたり、熱い気迫でゲームについて語っていたり、とにかく熱量や回数で敵わない相手がゴロゴロしていて、どっちかというとフォロワーの中でそっちのほうが大多数だったりすると、同じ趣味なのに自分は何をしているんだ、自分の熱量でTRPGを好きと言ってはいけないんじゃないか、みたいな追い詰められ方をするんですけども、そもそも熱量や回数で「比較する」っていうのが間違いなんですよね。 ラーメンが好きだとして、好きなのは美味しいからで、食べて「美味しいなぁ」と思えればラーメン好きなんですよ……

0229:【TRPGな話】自分の中で「ゲーム」とは

昨日「自分の中のTRPGとは」という話をして、「ゲームが好きだ」という結論になったんですが、じゃあゲームってなんだろうな?と考えてみました。 その結果、自分にとって「ゲーム」とは「ジレンマから1つを選択する」事だという結論に達しました。何言ってんだ。 もうちょっと詳しく話をすると、自分の中で「ゲーム」って、いくつかある選択肢の中で「今の状況ではどれを選ぶのが良いか」を選択する、というのがゲームの面白さだな、と思ったのです。 シナリオで「次はどう行動するべきか」という選択肢もゲームですし、戦闘中どのオプションで攻撃するのか・誰を攻撃するのか・そもそも攻撃するべきなのかというのを考えるのも……

0223:【TRPGな話】老人の戯言

TRPGで年代の離れた人と一緒にセッションをするとお互い気を使うんですけども、どの年代の人もいわゆる「青春」の時代に流行った話題やアニメが得意なので、年代の差がネタの差に直結するんですよね。 基本的に老人は興味が薄れるというよりも集中力が持たないという理由で新しいネタを咀嚼できない(ぶっちゃけると小説読んでる・アニメ見てる余裕がない)ので、若い世代の人が古いネタに付き合わなければならないパターンが多く、その結果「老人は面倒臭い」と思われがちなんですよね。というかそう言う意味では思いっきり老人は面倒くさいのでその通りとしか言えないんですけども。 しかしまあ、ゲームのプレイにおいてお互いの青……