【日想】015:ヒーローポイントの使い方

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 「ヒーローポイント」的な物が設定されているTRPGシステムもわりと数多くあると思いますが、「ヒーローポイント」について大雑把に考えても2つの種別に分ける事ができると思います。

<ヒーローポイントの種別>
1.使用するのに代償がない
 使用回数制限くらいの制限しかなく、使っても使わなくても代償がないので1セッションで限界まで使うのがお得なヒーローポイント

2.使用するのに代償がある
 使用する事でのちの成長に影響がでるなどの代償があり、使いすぎるとのちの行動や成長に支障を来すことがあるヒーローポイント

 アリアンロッドのフェイトなどは1.に該当しますし、GURPS妖魔夜行の未使用CP・天羅万象の気合などは2.に該当すると思います。

 1.のタイプのヒーローポイントは使いきり前提で考えるヒーローポイントなので、「どのタイミングで使うか」だけを考えれば良いですが、2.のタイプのヒーローポイントは「そもそも使うべきか」自体を悩まなければならないので大変ですよね。

 1.のタイプのヒーローポイントは「ヒーローはそもそも何かの加護を得ている」というシステムでしょうし、2.のタイプは「もの凄い無理をして無茶を成功させている」という事を表すシステムなのではないか思います。

 ヒーローポイントの使い方については、1.のタイプだと「使いすぎて後で困らないように」程度で使えばいいですが、2.のタイプだとピンポイントで「ここだけは成功させたい」時に使わなければいけないので、タイプによって使い方は随分と変わるような気がします。

 ヒーローポイントの設定されているゲームはヒロイックな物が多いですが、みなさんはどんな考えでヒーローポイントを使っておいででしょうか?

参考URL
https://trpg.gigafreaks.com/trpg-column/column078.html
(昔書いたTRPGのよもやま話です)

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。