「ヒーローポイント」的な物が設定されているTRPGシステムもわりと数多くあると思いますが、「ヒーローポイント」について大雑把に考えても2つの種別に分ける事ができると思います。
<ヒーローポイントの種別>
1.使用するのに代償がない
使用回数制限くらいの制限しかなく、使っても使わなくても代償がないので1セッションで限界まで使うのがお得なヒーローポイント
2.使用するのに代償がある
使用する事でのちの成長に影響がでるなどの代償があり、使いすぎるとのちの行動や成長に支障を来すことがあるヒーローポイント
アリアンロッドのフェイトなどは1.に該当しますし、GURPS妖魔夜行の未使用CP・天羅万象の気合などは2.に該当すると思います。
1.のタイプのヒーローポイントは使いきり前提で考えるヒーローポイントなので、「どのタイミングで使うか」だけを考えれば良いですが、2.のタイプのヒーローポイントは「そもそも使うべきか」自体を悩まなければならないので大変ですよね。
1.のタイプのヒーローポイントは「ヒーローはそもそも何かの加護を得ている」というシステムでしょうし、2.のタイプは「もの凄い無理をして無茶を成功させている」という事を表すシステムなのではないか思います。
ヒーローポイントの使い方については、1.のタイプだと「使いすぎて後で困らないように」程度で使えばいいですが、2.のタイプだとピンポイントで「ここだけは成功させたい」時に使わなければいけないので、タイプによって使い方は随分と変わるような気がします。
ヒーローポイントの設定されているゲームはヒロイックな物が多いですが、みなさんはどんな考えでヒーローポイントを使っておいででしょうか?
参考URL
https://trpg.gigafreaks.com/trpg-column/column078.html
(昔書いたTRPGのよもやま話です)