【日想】178:固定値は裏切らないですが意外性もないので

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 TRPGってダイスを振るのが楽しい人と楽しくない人がいて、楽しくない人は大体が運が悪く最終的に「TRPGは固定値」「固定値は裏切らない」という結論に収束していくんですが、確かに固定値は固定の値なので裏切らないんですが逆に言えば固定以上の結果は出さないので意外性がないんですよね。
 システムによるダイスの振り方にもよるんですが、ブーストを掛けてダイスを多数振って6が2個出たらクリティカル、みたいなシステムだと固定値よりもダイスの数の方が大事だったり、固定値に100乗せてもダイスの結果がファンブルでは意味がなかったりと場合によって「固定値が正義」とは言い切れない部分があるのであまり固定値にこだわりすぎるのもどうかと思います。

 大事なのはダイスロールが物語の方向性を決める部分で、「どうなるかわからない」からこそ判定をしているので、固定値を稼いで結果を固定しようとするのは物語に対する過干渉の可能性もあるので、意外性のあるダイスロールを楽しめる範囲でやっていきたいですね。

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。