【日想】194:効率化は目標があってのものなんですよね。

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 TRPGって意図を解釈する速度を上げてプレイ密度を上げる事が重要視される傾向にあるんですが、プレイの効率化はそれ自体が目的ではなく効率化する事で「要素を楽しむ」余裕を作る事が目的なので、効率化そのものを目的にするのは厳しいかもしれません。
 TRPGっていうのは趣味なので好きな速度で好きに楽しめばいいんですが、なぜここで効率化が出てくるかというと「楽しいけど時間がかかるプレイ部分」をより長く楽しむために他の部分を効率化したいというニーズなので、効率化された結果掛け合いがゆっくりできたり戦闘の密度を濃くしたりできるのが理想であって、とにかくなんでも速度を上げてプレイ時間を短縮する事自体は本来の目的ではないのです。
 まあ副次的な効果として結果としてのプレイ時間短縮につながるのはあるんですが、それは結果論に過ぎずそこを求めてプレイするなら「プレイしない=プレイ時間0分」という結論になってしまうので良くないですね。

 どこを短縮してどこを濃くするのかは個々人で違うでしょうが、そういう「意図」を理解してプレイできるといいですよね。

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。