【日想】199:お試しプレイを否定するものではありません。

この記事は約 3 分で読めます

 TRPG関係では「システム未所持でのTRPG継続プレイ」が非難される事があり、これは難しい問題なんですがTRPGを長くやっていくためには避けては通れない話なのでちょっと怖いお話ですが。

 TRPGって遊ぼうと思えば1冊の本で1パーティ、内容を覚えてしまえば本なしでプレイできてしまうものなんですが、ルールブック無しで【継続して】TRPGを遊ぶのはフリーライドであるという事で問題になる場合があります。
 この場合問題になっているのは「ルールブック内でTRPGを遊んでいる」事ではなく「継続して遊んでいる」事なので誰かにGMをしてもらってお試しプレイをしている場合責められる範囲ではなく、2〜3回試しに遊んで上でシステムを買うかを判断して貰えればいいんですが、2〜3回試しに遊べるという事は本質的には一生試しに遊べるという事なのでそれを実践してしまう人がいて、そういう人を責める流れで「TRPGのシステム未所持プレイは良くない」というお話になるんです。
 システム無しでのお試しプレイというのは食べ物における試食に相当するもので、気にいるかどうかを判断するまで遊んでみて、気に入ったら買ってね、気に入らなかったらご縁がなかったという事で、というお話なのでお試しプレイ自体は責められる物ではなくむしろTRPGを広める意味では積極的にすべきなので、未所持プレイの問題がすなわちお試しプレイを否定するものではありませんので、今お試しプレイをしている人はどんどん楽しんで、そして買うかどうかを判断していただければ良いと思います。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。