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TRPGでシナリオを作る時、シンプルを心がけると非常に良いので、「使う要素は厳選して、絞り込んで」という傾向で語られる事が非常に多いです。
しかし、シナリオを「作る」ために使う要素を絞り込むのは良い事なんですが、シナリオで「出す情報」なり「出せるタイミング」なりを絞り込んでしまうと、情報の過不足で苦しむ、情報を出しそこねて詰むというパターンにはまり込む事があるので、シナリオ構成要素でプレイヤーに伝えなければならないものは「個数を絞り込んで」「渡す手段は複数用意する」事を意識すると良いです。
見て欲しい要素はシンプルに絞り込みつつ、渡す情報は厚めに、とする事で同じ要素を多角的に見て貰えますし、出しそこねや理解のブレで苦しまないで済むので、最低でも同じ要素を伝える方法は2個用意しておきたいところですね。