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TRPGな話も100個目になりました。結構頑張って続いている感じですね。
個人的な話なんですが映画をみたりゲームをしたりする中で「キャラクター」というのを掘り下げていくと、そのキャラクターが持つ社会的な立ち位置って無視できないと言うか、キャラクターの一部に社会的な背景があるんですよね。
簡単に言うと「男の子だから泣かない」っていうだけで男性のジェンダーロールを背負っている訳ですし、「警官として見逃せない」というのであればキャラクターは自分が警官である事に誇りを持っているという事が織り込み済みという事なので。ただ「社会的役割」というとぼやけて見えますが、そのキャラクターが世界とどういう接点を持っていてどういう視点で物を見ているか、という部分は必ずある訳で、逆に言うとそれが見えないキャラクターは作り込みが甘いとも言えるかも知れません。
キャラクターとロールって両極端で、プレイがロールにより過ぎると「お前のキャラクターには感情がないのか」という話になりますし、キャラクターにより過ぎると「お前のキャラクターは感情が制御できないのか」という話になってくるので、どうやって中間地点を探っていくのかというのは大きな命題かも知れませんね。
しかしまあキャラクターには「人間(かそれに類する社会的動物)である」という背景が必ずあるので、社会的なロールと個人的なキャラクターというのは併せ持っていなくてはいけませんしそれが自然に両立しているのが独立したキャラクターだと言えるので、そのあたりを考えながらプレイすると面白いんじゃないでしょうか。