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TRPGでは一本道シナリオは忌避される嫌いがあるんですが、これは一本道シナリオの意味する所で良し悪しが別れていて、結果的にシナリオの筋が一本にまとまるのは当たり前なんですが(じゃないとシナリオが終わらない)、そういう意味ではなくプレイヤーが何をやっても結果は一緒でマスターが語りたい物語だけを見せられるという話だと大問題になるんですが、どちらの意味で一本道シナリオと言っているのか見極めたい所ですよね。
悪い意味の一本道シナリオとはマスタリングが硬直していてプレイヤーにプレイ関与ができないと思わせる事への非難なんですが、最近はマルチシナリオじゃないと一本道と言われる部分があり難しいです。
マルチシナリオマルチルートのシナリオを作っても運用結果としては一本道になりますしそこを含めて一本道と言い出すときりがなく、そもそもの言葉として一本道シナリオという言葉は不適切な気がします。
プレイヤーの宣言でシナリオが分岐しているように見えない問題はシナリオではなくハンドリングの問題なので、そこをシナリオ問題にするのは筋が違うかな、と思います。