【日想】023:機会平等に注意を払おう。

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 TRPGにおいて、各プレイヤーは平等に活躍できるのが理想だと思うんですが、実際にセッションをしていると「結果的に平等にはならない」のが当然だと思います。
 結果的に平等にならないのはランダムを使うゲームである以上仕方がない事なので、GM及び各プレイヤーは「結果平等」ではなく、「活躍する機会が平等にある」かどうかに注意を払うべきかも知れません。

 古いTRPGシステムだとプレイヤーの選んだクラスによっては「どういう場面でしか活躍できない」という縛りが発生するものもありますので、そのために「活躍できる場面」をシナリオや行動に織り込む必要があるのではないでしょうか。
 逆に新しいシステムだとどんな場面でもそれなりに活躍できるキャラクターが出来上がる事が多いので、場面場面で皆が活躍するチャンスを得られているか、特定の誰かが他のPCの活躍の場を奪っていないかに注意を払う必要があるかも知れません。

 TRPGでは往々にして決断が早く声の大きいプレイヤーが「全部持って行く」事がありますので、声の小さいプレイヤーや決断に時間のかかるプレイヤーについて、「(判定なり行動なりの)機会平等」が担保されているかに注意を払う事で「それなりにPC全員が活躍し、プレイヤー全員が満足できるセッション」を行う事ができるのではないでしょうか。

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。