【日想】025:自分(達)を語る言葉を持とう。

この記事は約 3 分で読めます

 みなさんはどんな感じでTRPGを楽しんでいらっしゃいますか?
 データを重視している、積極的にロールプレイングをしている、乗りが良ければ多少のギャグキャラはOKとしているなど、色々な「こんな感じで楽しんでいる」というスタイルがあると思います。
 逆に、特に深く考えなければ「いや、普通に楽しんでますよ?」という答えになるかも知れません。

 今回は、このなかで一番玉虫色の「普通に」という言葉の怖さについて書いてみたいと思います。

<如月翔也の個人的トラウマ>
・「普通のソードワールド」と言われてプレイしたらほぼシミュレーションゲームだった。
・「普通のソードワールド」と言われてプレイしたらほぼ即興演劇だった。
・「普通の同人」と言われてプレイしたら18禁ゲームだった。

 これだけ書けば十分な気もしますが、閉じられた環境でプレイをしていると、その環境でのプレイが「普通」になってくるので、誰に対しても「普通」と言いきってしまう事があるんですよね。
 ですが、外部から参加した人から見ると、ガラパゴス内の「普通」は「普通じゃない」って言う事も多々あるんだと思います。

 別段、みなさんがプレイしている状態を「普通じゃない」と言いたい訳ではなく、「普通」というのを「何をどれくらいの割合で楽しんでいるよ」と言えれば、もっと参加しやすい(不参加を選択しやすい)状況になるんじゃないかな~、と考えています。

 同じように、自分のプレイングについてもプレイヤー紹介の際に「何をどれくらい楽しむスタイルか」を言えれば、事前のコンセンサスとして十分な情報になりますし、決して損にはならないだろうな、と思います。

 自分や自分達を語る言葉を「普通」で片付けないで、ちゃんと語る言葉を持つのって大事じゃないかな~と考えました。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。