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TRPGについて日想を書いていますが、そろそろ慢性的なネタ切れに死にそうになってきました。
今日は以前の日想で取り上げたセッションの成功要素の一つ、「参加者の最大幸福」について掘り下げて考えてみようと思います。
「参加者の最小不幸」についてはダイス目次第で酷い事になりかねないので、「最大幸福」の方が取り上げやすいと思ったからです。
さて、「参加者の最大幸福」ですが、これは単純に言うとGMを含めたプレイヤー全員がそれなりに楽しむ事を指します。
この「それなり」というのは、個々人の楽しみが最大値に近く、かつ他プレイヤーの満足度を下げない状態をさすと考えて差し支えないでしょう。
そうなると自然と「最大幸福」=「個々人の楽しみの最大公約数」という考え方に近くなりますので、「何かに特化した」楽しみを期待する人には若干物足りないセッションになってしまうかも知れません。
「何かに特化した」セッションを十分に堪能するには、自分と同じ「特化した」物が好きな人を集めてセッションをするのが最も手早い方法になりますが、それとは別に「水を向ける」事で特化した楽しみに付き合って貰う方法もあるかも知れませんね。
非常に概念的な話になりますし、上記の文章も煮詰まっているとは言い難いので、上手く伝わるかは相当微妙な線なのですが、「最大幸福」を目指して楽しむ場合、全員がそれなりに我慢をするか、あるいは全員で上手く水を向けあい、それに上手く乗る事によって目標が達成しやすくなるのではないかと思います。