【日想】075:セッションの最小不幸

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 以前取り上げた日想の中に、セッションの成功とは「最大幸福」と「最小不幸」だと取り上げていて、その他にセッションにおける最大幸福については触れたので、今回は最小不幸について考えてみようと思います。

 セッションにおける最小不幸というのは、ほぼイコールで「セッションへの参加不能時間の最小化」だと言えます。セッション参加において最大の不幸はセッションに参加できない事だと言えるからです。
 では「セッションへの参加不能時間」とは何か、というと、GMを独占できない時間、というわけではなく、ぶっちゃけて言うと「プレイから置いて行かれている時間」だと言えます。誰かがGMを独占していても、その状況を楽しめているのであればセッションに参加していると言えるからです。
 この2点から、「セッションの最小不幸」とは「各プレイヤーがプレイから置いて行かれている時間が最小である」という事が言えると思います。要するに、可能な限り全員がプレイに参加できている状況を確保する事がセッションの最小不幸だと言えるんですよね。

 まあ不幸という言葉だけでいればダイス目の不調やシナリオルート分岐の間違いなんかが出てくる部分なんですが、それはむしろプレイに参加しているから起きる事で、セッションにおける不幸とは言い切れないんです。

 そういう意味で、セッションにおいては不幸は少ない方が一元的に良いので、意識してプレイすると良いと言えますね。

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。