03.洋マンチの傾向と対策2001

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DJ-Devil  Baaaaaaaaaad Night!
 最後の救世主にして世界を破滅に導くDJ-Devilだだだ!
Angel  アシスタントのAngelです☆
DJ-Devil  じゃあ早速、前回からの予定である「洋マンチ」「和マンチ」についてのシリーズ・第1回。
 今回は「洋マンチ」、その傾向と対策についてだ。
Angel  え〜と、「洋マンチ」って言うのは、いわゆるお子さまプレイヤーを指す言葉なんですよね?
DJ-Devil  元々はね。
Angel  じゃあ、どんなプレイヤーをお子さまプレイヤーって言うんですか?
DJ-Devil  具体例を挙げようとすると難しいんだよね。
 何せ、そういう人間の「あり方」の問題だから。
 ただ、基本的には度を超したワガママを振りかざす人の事を指すと思ってくれればいいと思う。
Angel  例えば?
DJ-Devil  だから、例えるのは難しいんだってば。
 う〜ん…例えば、コンベンションとかでマスターが
 「レベル4のキャラクターで冒険をします。キャラクターの持ち込みはマスターの許可があればOKですし、キャラメーク時のダイス目が気に入らなければ振り直しても構いません」
 って言ったとしよう。
Angel  まあ、結構ありがちな言い方ですよね、それは。
DJ-Devil  うん、ありがちだろ?
 で、普通であれば、レベル4の「普通」のキャラクターを持ち込もうとするとか、あるいはそこそこ気に入った出目でキャラクターができるまで振り直したりするだろ?
Angel  私は男の一発振りを推奨しますけど☆
DJ-Devil  絶望的な能力値じゃなきゃ、それはそれでいいんだけどさ(苦笑)
 でも、洋マンチはちょっと違う。
 例えば、レベルは4だけど剣・盾・鎧・その他に至るまで「便利な魔法のアイテム」を満載に装備させたキャラクターを「レベルが合っているからいいですよね?」と言って持ち込もうとしたり、あるいは「全部6ゾロが出るまで振り直した事にして、能力値全部マックスでいいですか?」って聞いてきたりするんだな。
Angel  はぁ!?
DJ-Devil  いるんだよ、そういう奴が!
 特に洋マンチには「大きい事はいい事だ」とか、「とにかく修正が大きいのがいい」とか、「自分が得できるのが一番いい」って言うのが多いんだよ。
Angel  凄い人もいるモンですね。
DJ-Devil  まだまだ甘いよ。
 洋マンチの場合、最悪、「互換性のあるシステム」からデータを引っ張ってきたりする奴もいるからね。
 これは某氏が実際に経験した話なんだけどさ。
Angel  どんな話ですか?
DJ-Devil  グループSNEの「クリスタニアRPG」をやろうとしたんだよ。レベル5くらいで。
Angel  丁度楽しく遊べるレベルですよね☆
DJ-Devil  でもな。キャラクター作成時に許可もしてないのにロードス島出身の男シャーマンを出そうとしたプレイヤーがいたんだよ!
Angel  それって、何か問題でも?
DJ-Devil  アリアリだよ。
 そもそも世界観が違う。
 それに、5レベルのシャーマンには必殺魔法の「ヴァルキリーズジャベリン」があるだろ?
Angel  ああ、クリスタニア最強の対個人ダメージ魔法ですよね。
DJ-Devil  クリスタニアの「ヴァルキリーズジャベリン」は一応「抵抗」できるんだ。
 でも、ロードスの「ヴァルキリーズジャベリン」には「抵抗」の概念がない。
Angel  え、そうなんですか?
DJ-Devil  昔のバージョンのはね。今はどうだか知らんけど。
Angel  じゃあ、ロードス島のシャーマンの方が強いんですね。
DJ-Devil  ああ。
 で、「ロードス島出身ですから、ヴァルキリーズジャベリンには”抵抗”なしですよね?」だとさ。
 凄い洋マンチだろう?
 自分が得する為には無茶苦茶な事でも平気で通そうとするからね。
Angel  本当に、無茶苦茶ですね。
 でも、こういうプレイヤーさんにはどうやって対応すればいいんでしょう?
DJ-Devil  家に帰ってママのおっぱいでもしゃぶってな、ガキめ!とでも言って、会場から蹴り出す事かな。
Angel  それじゃ対応になってませんよ(苦笑)
DJ-Devil  そうか?最も効率的で正しい対処法だと思うが。
 そもそも、洋マンチの問題は本人が「まずい事をしている」という自覚がない所なんだよ。
 もし「まずい事」だって言う自覚があってやっているんなら人間性の問題だし、そんな奴は仲間に入れてやる必要は無いんだけどな。
Angel  自覚がないなんて、ありえるんですか?
DJ-Devil  一度見ればわかるよ。
 自覚のある奴ァあんなに目ェ輝かせて無茶言ったりしないモンだ。
Angel  そんなモンですかねぇ。
DJ-Devil  そんなモンだ。
 だから、洋マンチをどうするか、っていう話になると、基本的には二択しかないんだ。
Angel  何と何の二択ですか?
DJ-Devil  結局、つきあわない・取り合わない・追い出すの無関心的対応か、それが「まずい」という事をしっかり教えるっていう救済的対応かの二択しかない、って事。
Angel  本人が自分で気づくまで待ってあげるのは?
DJ-Devil  ナシ。その方法には意味がない。
 そもそも自分で気づけるだけのセンスを持っている奴は、洋マンチになんざなりゃしねぇよ。
 結局洋マンチは幼稚なミーイズムを振りかざしている精神的な子供に過ぎないんだから、結局は「根気強く教え込む」か「追い出す」かしかないっての。
Angel  キツい事いいますね。
DJ-Devil  当たり前だ。
 TRPGはコミュニケーションのゲームだろうが。
 コミュニケーションって言うのは相互からの歩み寄りが前提の概念なんだぞ。
 その大前提自体ができていない奴はゲームはおろか、社会生活だって危うい。
 少なくともオレはそんな奴とはつきあいたくないね。
Angel  なんか、DJ-Devilの名にふさわしい展開になってきましたね(笑)
DJ-Devil  いや、別に関係ねぇし。
Angel  さて、話もまとまった事ですし、次は「和マンチ」についてですね☆
DJ-Devil  行数的にツラいだろう、それは(笑)
Angel  それじゃあ、「その4」で対応ですね☆
DJ-Devil  そうなるかな。
Angel  それでは、次の「教えて、DJ-Devil」は「和マンチの傾向と対策2001」、また明日〜!
DJ-Devil  明日かよ!

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。


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