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今度は、プレイヤーについて考えてみましょう。
TRPGはプレイヤーがいなくては始まりません。
ゲームマスターが用意したシナリオを、一つの物語として完成させるのは、他でもないプレイヤーなのです。
プレイヤーには色々なタイプがいます。
例えば、シナリオを引っ張るアクティブなプレイヤー、冷静に「流れ」を把握して上手く行動するプレイヤー、演技の上手いプレイヤー、ただ話を聞いているプレイヤー、ゲームに参加しないプレイヤー等々……色々いますよね。
その色々いるプレイヤーですが、これだけは認められないプレイヤーというのが存在します。
それは、「みんなが楽しむ」事を阻害するプレイヤーです。
確かに、TRPGは「キャラクターが何をしても良いゲーム」です。
しかし、それが「ゲーム」である以上、それをプレイする目的は「楽しむ事」なのです。
そして、この「楽しむ事」で注意が必要なのは、「自分が楽しむ」事ではなく、「自分を含めた皆が楽しむ」である、という所なんですね。
この重要なポイントを忘れたプレイヤーが1人でもいると、TRPGのセッションは途端につまらないものになってしまいます。
とても厳しい意見になってしまいますが、TRPGとは「コミュニケーション」の遊びです。
そのため、この「コミュニケーションの基本」ができていない人がTRPGに参加する事は非常に難しいですし、参加しても楽しい結末は待っていないと言えます。
逆に、「自分を含めた皆が楽しむ」というポイントにさえ注意すれば、TRPGはとても楽しい遊びです。
貴方も、TRPGをプレイする際にほんの少しだけ周囲に気を遣うと、さらに楽しいゲームができると思いますよ。