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TRPGを楽しむ人というのは、大雑把に分けると2つのタイプがあります。
「プレイヤーを楽しむ人」と「ゲームマスターを楽しむ人」の2種類です。
(この分け方だと「プレイヤーもゲームマスターも楽しむ人」もいるはずですが、今回は省略します)
そして、「プレイヤーを楽しむ人」に「ゲームマスターをやってみたいと思わない?」と尋ねてみると、意外に多くの人が「ゲームマスターって難しそうだし」と答える事に気づきます。
ゲームマスターって、難しいんでしょうか?楽しくないんでしょうか?
私はどちらも「否」だと思います。
たかがゲームで、難しくて楽しくない役目を引き受ける人間なんている訳がありません。
(いたとしてもほんの一握りの善良な人だけですよね?)
という事は、ゲームマスターは「難しくなく」「楽しい」ものなんですよ。
ゲームマスターは、一度キメるとやめられない、そんな魅力を持っています。
物語の背景を作り、豊富なNPCを配置し/操り、プレイヤーキャラクター達の干渉をうまく流れに紡ぎあげ、そして「楽しく」「スリリングで」「エキサイティングな」「美しい」一つの物語へと織り上げていく事ができるのは、作り手であり紡ぎ手であるゲームマスターだけが出来る事なのです。
今まで「ゲームマスターはちょっと……」と思っていた貴方、一度、ゲームマスターをやってみませんか?
プレイヤーとはまた違った、重層的な楽しみが貴方を待っていますよ。