102:何をしたいか、「どう」したいかを宣言しましょう。

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 TRPGでセッションが煮詰まる原因の一つとしてプレイヤーの宣言をさばいているうちに状況が膠着して場が停滞据えるというのがあるんですが、これはプレイヤーにもGMにも問題があるので注意が必要です。

 プレイヤーは「何をしたい」と宣言するのではなく「どういう状況にしたいので何をしたい」と宣言すべきですし、GMも「〜をします」と宣言された場合「どういうニーズで?」と補足を聞くべきなのです。

 漠然と家探しすると言われても借金の督促状が見つかるだけかも知れませんが、「NPCがどこに逃げたのかを把握したいので家探しする」と言えば、「宗谷岬に向かう観光船の案内状を見つけた」と返せるでしょう。

 また行動だけを宣言されると成功・失敗でしか返せないですが、「これを目的に」と言われれば失敗しても「ここまでの情報しか入手できなかった」と言って一定の情報を与える事ができるので、コマンド式ADVのように「XにYする」だけでなく「Zの目的でXにYする」と言えるとお互いにとって良いと思います。

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。