【TRPGな話】ネタの出し方を言語化しておこう

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 タイトルは重いですが思いつきだけでダラダラーっと書いてしまうのであまり期待しすぎないで下さい。

 この30年間TRPGでGMをしてきて、シナリオのネタはどこから出してるんだろう、という所を考えてみると、幾つかのパターンというか、究極的に言うと一つのパターンに当てはまると気づきました。
 先に一つに絞り込んだ方を言うと、「この【状況】を【彼ら】ならどうするだろう?」という部分がフックなんですよね。
 【状況】とは敵のデータでもいいし、シナリオのクライマックスでもいいし、シナリオの導入でもいいし、とにかく「こういう場合、どうだろう?」の「場合」が全て含まれます。
 そして【彼ら】は基本的にPCの事なんですが、もうデータが出来ている特定PCでもいいし、シナリオを書いた後に作られる予定の不特定PCでもいいし、ハンドアウトである程度縛ったPCでも構わない訳です。逆に言えばPCである必要すら無く、【彼ら】はNPCでもいいんですよね。こういう状況に置かれたNPCはどう行動するだろう、それに対してPCはどうするだろう、で良い訳です。
 この【状況】と【彼ら】の2つを絞り込んで考えればシナリオフックは出来ているわけなので、後はそこにたどり着く往路、そこを終わらせた後の復路を考えれば一つのシナリオの形が見えてくる訳で、そこをどうやって絞り出すかがシナリオ作成のキモなんですよね。

 ただ、【状況】も【彼ら】も普段のインプットからネタが拾えるものなので、とりあえずは色々なものを読み書きして引き出しという引き出しをいっぱいにするのがシナリオに困らない極意なのかな、と思います。

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。


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