LunaArcリプレイ『学校のLunaArc』(7)
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(校舎4階の地図)
GM | じゃあ、まず4階に上がると、東階段の南側、3年8組の所の防火シャッターが降りているのがわかるよ。 |
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下山 八宏 | なんとか西階段を目指したい。 |
日鷹 大和 | どう足掻いても校史保存室の前は通らないと駄目だ、と(笑) |
越智あやの |
みんなが迷っているようだったら、あたしが 「 大丈夫よ」 って先に行くけど? |
日鷹 大和 |
え~と、一応、みんなに確認しておきたいんだが。 校史保存室の七不思議って、なんだったっけ? |
下山 八宏 | 開かずの校史保存室。 |
越智あやの | 「 そんなの、ただ単に使わないから開かずの間って言われてるだけでしょ」 |
GM | あながち間違ってないな。知識+雑学に10のボーナスでどうぞ。 |
越智あやの | 20成功(笑) |
GM |
多分、以前ここの整理を手伝わされたんだろうね、君は(笑) 校史保存室っていうのは、基本的に郷土資料の類とか、学校の歴史についてとかをおいてある部屋なんだけど、今は主に昔の卒業アルバムくらいしか置いてないんですよ。 昔の生徒の記録とかは、ほとんど進路指導室においてあるんでね。 |
越智あやの |
「 だって、私、昔ここの整理を手伝ったことがあるもの」 と、全部説明する。 |
GM | で、一部の人達には立て付けが悪いのでも有名なんだな、これが。 |
下山 八宏 |
怪奇でもなんでもなし(笑) ちょっと一安心。 |
篠原 修斗 | 「 でもさ、保健室のアレって、随分と時代がかってなかった?」 |
日鷹 大和 | 「 結局、昔、ここで何かがなかったか、って事だろ?」 |
篠原 修斗 |
「 そうそうそう。あと、空襲警報の話とかも考えると、どう考えても戦時中の話だろ? 50年以上も前の話だろ?」 |
日鷹 大和 | 「 でも、光庭の奴って、昭和60年だろ?」 |
篠原 修斗 | 「 だって、アレはここで自殺してるんだろ、実際。オレが見たのはそんな感じだったよ」 |
日鷹 大和 | じゃあ、とりあえず「開かずの間」なんだから、中からなんか出て来るんだろ、と予想しておこうかな、と。 |
GM | 益荒男は予想すんな、恐くなくなるから(笑) |
日鷹 大和 | 予習復習は重要ですよ(笑) |
下山 八宏 | 「 いいから早く出ようぜぇ」 |
篠原 修斗 | 「 でもさ、ここにその原因とかが書いてあるのがあるんじゃねぇの?」 |
越智あやの | じゃ、私が先頭に立って。 |
日鷹 大和 | 「 ああ、なるほどな。中に入って調べるって事かい?」 |
篠原 修斗 | 「 だって、何かわかるかも知れねぇだろ?」 |
GM |
校史保存室の前に来ると、 「 ドンドンドンドンドンドンドン」(コンピューターのSE) |
野中 紫月 | なるほど、ドアが叩かれてるんですね。 |
日鷹 大和 | それは、内側から叩かれてるんですか? |
GM | 内側から、激しくドンドンと叩かれているね。 |
野中 紫月 | あ~け~てぇ~!(笑) |
GM |
「 助けて、助けてぇ!」 と、か弱い女性の声が。 |
越智あやの | 開ける。 |
日鷹 大和 | 「 待てよ!ちょっと待てェ!」 |
GM |
「 ドンドンドンドン」(SEが止まらなくなって困っている) プチッ。(ソフトを強制終了する) |
野中 紫月 | ドア壊れそうな勢いだね(笑) |
GM | うん。ドアは壊れるよ。 |
下山 八宏 | うぇ? |
GM |
ドアの下半分がバキッと壊れて、内側から出てくるのは... 全身に酷い火傷を負った、下半身のない少女だね。 焼けただれた両腕で必死に這いずって来て、炭化しかけた両腕からは酷い量の血が。 一歩這いずるごとにベシャベシャと音を立てながら、越智の方にやってくる。 |
下山 八宏 | 「うぉぉぉ~! ベシャベシャ恐いよぉぉぉぉお!」 |
越智あやの | まだ死体じゃないからセーフ! |
GM |
一歩毎に苦痛に顔をしかめながら、でも、完全に灼けて白くなっている目からは涙はこぼれていない。涙腺が灼けてしまったのだろうか、流す涙も枯れ果てたのだろうか。 助けを求めるように、一番前にいた越智の足を掴む。で、その瞬間に力つきたかのように動かなくなるよ。 さて、流血恐怖症の人は15ペナ、死体恐怖症の人はさらに5ペナ追加で。 他の人は10ペナでいいや。 |
下山 八宏 | は~い!目標値-4~...17失敗~!結果は18! |
GM | MPに1D6のダメージ、1D6ラウンド行動できません。 |
下山 八宏 | ぐはぁ、MPに5ダメージ!重傷入った!更に3ラウンド行動不能~! |
越智あやの | やべぇ、9失敗した後に18。結果は27。 |
GM | 中度の「死体恐怖症」がついて、合計で「重度」になる。MPに1D10ダメージ。 |
篠原 修斗 | 成功で、結果は5 |
日鷹 大和 | 成功で、4。 |
GM | MPに1点、多少は驚くけど問題なし! |
越智あやの | つまらん男じゃのう。 |
GM | ホントによ、あの益荒男は。 |
野中 紫月 | 2成功。で、結果は9。 |
GM | MPに1点、一瞬硬直する。 |
越智あやの | じゃあ、手を振り払って、そのまましりもちをつきます。 |
GM | 力つきた少女は、君の足下で砂のようにサラサラと消えてしまう。 |
篠原 修斗 | ドアは壊れてるよね? |
GM | うんにゃ、全然壊れてないよ? |
日鷹 大和 | 「 これは...夢じゃないのか?」 |
篠原 修斗 | 「 どうする?調べ物でもするか?」 |
日鷹 大和 | 「 どうも、調べて意味があるとは思えなくなってきた...」 |
野中 紫月 | 「 でも、郷土資料もあるんでしょ?」 |
篠原 修斗 | 「 ここで何があったかを調べる事は出来そうだぞ?」 |
野中 紫月 | マスター、歴史か伝承で、このあたりに何があったかを思い出す事ができますか? |
GM | 成功度が問題だろうね。 |
下山 八宏 | 「 オレはもう駄目だぁ!」 |
野中 紫月 | 伝承で、16成功。 |
GM |
昔、この学校の学史保存室で、1人で作業していた生徒が、立て付けの悪いドアのせいで閉じこめられてしまったんだそうだ。 で、本人は必死で助けを求めたらしいんだけど、誰にも気付いて貰えずに、何日か後に狂死した姿で発見されたという噂を聞いた事がある。 |
日鷹 大和 | 歴史で、13成功。 |
GM |
ここは戦時中、大規模な空襲を3回受けているのを思い出して良い。 で、ここは戦時中、結構大きな病院だったらしいよ。 しかも、3回目の空襲で爆弾の直撃を受けたらしいね。 |
野中 紫月 | じゃあ、思い出した事をみなに話します。 |
日鷹 大和 | 「 ここって3回空襲を受けて、もともとここにあった病院が3回目の空襲で爆弾の直撃を受けたらしいぞ」 |
篠原 修斗 | 協定違反だ。 |
野中 紫月 | 民間施設は攻撃しちゃいけないって事になってるのに。 |
GM | 誤爆だもんよ、仕方なかろう。 |
下山 八宏 | 「 もう駄目だ~。みんな死んじゃうんだ~」 |
越智あやの |
「 そんな事、なんの関係もあるわけないじゃない!」 とでも言っておきましょう。で、そのまま校史保存室のドアをガーッと開ける。 |
GM |
え~と、ドアを開けると...君の目は見るんだろうが、脳が理解を拒否するんだろうね。 髪の毛が真っ白になった半透明の男子生徒が膝を抱えて爪を噛んで、ガタガタと震えているのに出くわすよ。 で、その半透明の生徒は、 「 助けてくれ、助けてくれ」 とブツブツ言っているのが聞こえる。 |
越智あやの | 「 なにもいない、なにもいない、なにもいない」 |
下山 八宏 |
後ろからも 「 助けてくれ」(笑) |
越智あやの |
「 アレは光の加減。声は下山のなのよ!」 そのまま中に入る。 |
GM | 君が中に入っても、半透明の生徒は君に気付かないようにガタガタ震えているだけだよ。 |
越智あやの |
そのまま中に入って、調べ物を始める。 「 さ、調べたい物があるなら、さっさと調べちゃいましょ!」 |
GM |
女益荒男が出てきてますが(笑) むしろ、巴か?(笑) |
日鷹 大和 | 「 さっさと行くぞ、もうここには用はないわ」 |
野中 紫月 | 思い出しちゃったしね(笑) |
日鷹 大和 | もう調べる事なんてないわ。大体はね。 |
下山 八宏 | 「 もう駄目なんだ~」 |
篠原 修斗 | 「 じゃ、まあ、帰ろうか?」 |
越智あやの | じゃあうんって出てくる。 |
下山 八宏 | 「 行くって、どこに?もうどこにも行けないよ~」 |
GM |
で、どこに行くんだろうね? むしろ、どこに行けるの? |
下山 八宏 | もうないさ~ |
日鷹 大和 |
屋上かな~。 その前に、生徒会室か、電算処理室かな。 まずは生徒会室だろう、生徒会の奴らは遅いだろうし。 |
越智あやの | 明日終業式だったら、もういないと思うけど。 |
日鷹 大和 | いや、行く。 |
GM | じゃあ、生徒会室のドアには鍵がかかってるよ。 |
日鷹 大和 | じゃ、無視して進路指導室へ。 |
GM | やっぱり鍵がかかってるよ。生徒の指導用の資料とかも多いし、鍵の管理はバッチリだ。 |
越智あやの | 「 どうする?」 |
日鷹 大和 | 「もう、1階に戻るか、屋上に行くかの2択だろ?」 |
越智あやの | 「 屋上にはなんもないじゃん。」 |
下山 八宏 | 「 もう逃げられないんだよ~」 |
越智あやの |
「 ああ、そうか!屋上行ってみよう! 屋上にはシャッターある訳ないし!」 |
日鷹 大和 |
屋上に行くと空襲警報が聞こえてきそうな気もするんだけど(笑) まあ、屋上に行こう。 |
篠原 修斗 | じゃあ、オレがしんがりで。 |
野中 紫月 | 涼子ちゃんと抱き合うようにして上がります。 |
GM | じゃあ、屋上に行くんだね。 |
日鷹 大和 | おう! |