LunaArcリプレイ『学校のLunaArc』(5)
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(校舎2階の地図)
GM | じゃあ、2階です。 |
---|---|
日鷹 大和 | 2階には、何の部屋があるんですか? |
GM | え~と、1年生の教室と、化学実験室と、職員室があります。 |
篠原 修斗 | 「 あ~、職員室に寄ってみるのも一つの手だな」 |
野中 紫月 | 「 職員室には、きっと鍵があるよ。マスターキーが」 |
越智あやの | じゃあ、職員室に寄ってみよう。 |
篠原 修斗 | 鍵があるといいね。 |
GM | じゃあ、職員室に行く訳ね。 |
下山 八宏 | 職員室に入ろうよぅ。 |
GM | 入ります?電気は消えていて、普通だったら先生がいないとおかしいんですけど。 |
越智あやの | コンコン。 |
日鷹 大和 | 鍵は? |
GM | まずは、ドアが閉まっているんで開けて下さい。 |
日鷹 大和 | ドアに鍵はかかってないの? |
越智あやの | コンコン、ガラーっ。 |
下山 八宏 | ドアを開けるのは俺じゃないぞ。 |
篠原 修斗 | マスター。念のために。明日が夏休みという事は、テストはもう終わってますね? |
GM | うん。 |
篠原 修斗 | じゃあ、大丈夫だな。 |
野中 紫月 | とりあえず、恐いんで耳塞いで待ってる。 |
日鷹 大和 | 一応、中の気配感知はしてみるぞ。 |
GM | どうぞ。 |
下山 八宏 | ビクビクしてます。 |
日鷹 大和 | 6だから...10成功。 |
GM | じゃあ...特に何も...いや、何も感じない。 |
越智あやの | 私はとりあえず、ドアをノックする。返事は? |
GM |
ノックする?...何も聞こえないね。 っつ~か、さっき、君、ドア開けてなかったか? |
越智あやの |
じゃ、後ろを見て、 「 誰もいないっぽいね」 |
下山 八宏 | 俺は何も聞こえないぞ。見ざる、言わざる、聞かざる。 |
日鷹 大和 |
「 失礼しま~す」 と言ってドアを開けよう。 |
越智あやの | 豪快な大将だねぇ(笑) |
GM |
他の人はみんな耳を塞いで下さい...いい? あの人が立っている。黒いマントをつけて、大きな鎌を持って。 そして、貴方が抱えている人に目をやって、目を細める。 それが、貴方にとっては、凄く恐い。 |
日鷹 大和 | それは...恐いですね。 |
GM | じゃあ、10ペナで恐怖判定を。 |
日鷹 大和 | お?光りました。結果は4ですね。 |
GM |
じゃあ、多少は驚くけど、問題ないです。MPに1ダメージで。 って、君!全然恐ないやんか、それ! |
日鷹 大和 | いやぁ、多分、一瞬びっくりしたんでしょうね。 |
野中 紫月 | っていうか、過去の記憶が恐すぎて記憶封印してるとか? |
日鷹 大和 | いや、恐らくリアリストなのか、麻痺してるんでしょう(笑) |
下山 八宏 | 麻痺してるって言うか、殴られ過ぎて頭ちょっとズレてるんじゃないのか?(笑) |
GM | その人は大鎌を構えると、まっすぐに襲いかかってくる。 |
日鷹 大和 | 回避しましょう。 |
下山 八宏 | 一人だけアクションゲームになってるよ(笑) |
日鷹 大和 | あ~、高いなぁ。6成功しかしてない。 |
GM | え~と、涼子を抱えて行動してるんだけど、庇ってると考えていいのかな? |
日鷹 大和 | はい、それは当然。 |
GM |
じゃあ、その攻撃は日鷹の脳天をまっぷたつにするような勢いで来るんだけど、それが刺さる寸前でピタっと止まる。 それから日鷹に蹴りを一発入れる。痛くないけど、吹っ飛ぶ程度には強く。 |
越智あやの | それはみんな見てるのかな? |
GM | いや、周りから見ると、日鷹はドアをガラっと開けると、一瞬ビクっとした後に、後ろに吹っ飛ぶくらいにしか見えないね。 |
野中 紫月 | 「 どうしたの?」 |
日鷹 大和 | 「 いや、気にしないでくれ。ちょっとトラウマが」 |
下山 八宏 | じゃあ、気にしない(笑) |
野中 紫月 | あ、そういえば、この人には話してないんだよね。ホップリッパーの事。 |
下山 八宏 | 聞いてないっていうか、聞きたくない(笑) |
越智あやの |
とりあえず、職員室の中に目を向けないで、手探りで電気をつける。 多分、入り口付近にあるんじゃないかなぁ... |
日鷹 大和 | 私はもう一回中を見ましょう。 |
下山 八宏 | 「 早く入れよぉ」 |
GM | 中にはいるの? |
越智あやの | いや、手だけ入れて、手の届く範囲で。 |
GM |
じゃあ、回避に-10で。 17失敗? 筋力+力技で頑張ろうかな? |
越智あやの |
力技?なんだそりゃ、持ってないよ(笑) 7成功。 |
GM | 何かに手を掴まれて、その手を引っ張られるけど、君はその手を振り払う事に成功する。 |
越智あやの |
「 きゃぁぁ!」 ビクッ!として、手を引っ込める。 |
下山 八宏 | 何かいるぅ(笑) |
越智あやの |
何かいる何かいる何かいる(笑) 「 あ~、なんかいる!」 |
下山 八宏 | 聞きたくない、聞きたくない(笑) |
日鷹 大和 | まだいるのかなと思って、中を覗きます! |
越智あやの | じゃあ、その背中にしがみついて中を覗きます。 |
下山 八宏 | そんな話は聞きたくない(笑) |
GM | いや、職員室の中には誰もいないよ。 |
越智あやの | 「 なんかいるって、なんかいるって、なんかいるって!」 |
下山 八宏 | 「 恐いよ~帰りたいよ~」 |
野中 紫月 | 「 電気つけて」 |
日鷹 大和 | 一応、電気をつけます。 |
GM |
電気をつけると...誰もいない。 かわりに、天井の隅っこに、さっき見た影が張り付いています。 |
越智あやの | あたしには見える? |
GM | 君には角度的な問題で、顔までは見えない。 |
日鷹 大和 | 俺にはよく見える?そのまんま? |
野中 紫月 | 「 どうしたの?」 |
越智あやの | 「 なんかいる!」 |
野中 紫月 | 「 大丈夫?」 |
日鷹 大和 | じゃあ、あえて引っ込みましょう。 |
下山 八宏 | 恐いよ~。にらみ合いしてるよ~ |
越智あやの | どんな顔してるのかなぁ? |
日鷹 大和 | その顔にはどんな感情が浮かんでるのかな? |
GM | 凄く切なそうな顔だね。 |
日鷹 大和 | うわっ、痛いなぁ。 |
GM |
一瞬、「あっ!」と驚いた時に、浮かんだ顔が貴方だったんだろう。 貴方に純粋に、そして全霊を込めて助けを求める、その表情だ。 |
日鷹 大和 |
痛たたたたたたたた。 じゃあ、こっちもかなり切ない表情になるでしょうね。 |
GM |
それから、部屋の壁にとけ込むように消える。 顔だけは最後まで残ってから、とけるように消える。 |
日鷹 大和 | 人の心をもてあそびやがって、このやろう!と思っておきましょう。 |
GM | そっちで来るか(苦笑) |
篠原 修斗 | え~と、電気がついた段階で、職員室には付き物のマスターキーを探そうよ。 |
野中 紫月 | そうそう、大抵は給湯室とかの壁に張り付いてるよ。 |
篠原 修斗 | マスターキーだったらそれ一本で足りるだろ。 |
野中 紫月 | 職員室の休憩室の方にあるはずよ。 |
下山 八宏 | 鍵はかかってるはずだ。 |
越智あやの |
じゃあ、それを探そう。 一番頼りになりそうな日鷹君の隣で探す。 |
野中 紫月 | 灰色とかのボックスに入ってるはず。 |
日鷹 大和 | マスター、え~、降ろします。 |
下山 八宏 | 「 日鷹、頼む」 |
GM |
あ~、降ろすって、涼子ね。 はい。じゃあ、降ろされます。 |
越智あやの | じゃあ、日鷹君の服の裾をがっちりと掴んでついて行く。 |
下山 八宏 | 「 君が頼りだ、頑張ってくれぃ」 |
野中 紫月 | あたしは篠原君の背中に張り付いていよう。 |
日鷹 大和 | 俺、頼りにされてるなぁ(苦笑) |
GM | じゃあ、涼子も日鷹の服の裾でも掴もうかね。 |
野中 紫月 | モテモテだねぇ(笑) |
下山 八宏 |
だって、頼りになるんだもん。 俺は恐いよぅ。 |
日鷹 大和 | ...まあ、わかんないけどいいや。 |
GM | 普通だったら灰色の鉄のボックスをギィッと開けると鍵が出てくるところで。 |
下山 八宏 | ギィッと開けると手がニュ~ッ(笑) |
GM | いやぁ、ギィッと開けると... |
越智あやの | 何もない? |
下山 八宏 | いや、大変なことが... |
GM | ギィッと開けると、中に入ってた頭蓋骨がカクンと落ちてくる。 |
日鷹 大和 | おい! |
篠原 修斗 | おいっ! |
日鷹 大和 | 開けたの、俺か? |
下山 八宏 | 当然です。 |
越智あやの |
もちろん。 じゃあ、しがみつこうかな、彼に。 |
野中 紫月 | 何故かスケッチブックに絵を描いています。 |
日鷹 大和 |
とりあえず、その頭蓋骨は床に落ちて砕け散りますか?散らないですか? それが重要なポイント。 |
GM | まるで貴方の恋人のように、貴方の方にそっと頭を乗せる。 |
篠原 修斗 | ぅ~ぉ~! |
GM |
で、口元をカタカタ鳴らして、貴方の耳元に言葉を届ける。 「ごめんね、すぐ立つから...」 |
日鷹 大和 |
う~わ~!思いっきり入った! ...振り払います! |
GM | じゃあ、パコーンと振り払われて、砕けて消えるけど、鍵なんてないよ、ここには。 |
越智あやの | どうして? |
GM | とりあえず、頭蓋骨が入るだけの奥行きがあって、その中には何も入っていないよ。 |
下山 八宏 | いや~ん。 |
越智あやの |
じゃあ、とりあえず1回閉めて、もう1回開けてみる。 バタン、ガチャ。 |
日鷹 大和 | 俺は開けないぞ。 |
GM | 何もないよ。頭蓋骨がすっぽりと収まる、大きめの骨壺くらいの奥行きがあるだけ。 |
越智あやの | 骨壺? |
GM | まあ、それを置くくらいのスペースがある、と。 |
越智あやの | じゃあ、何回か開け閉めしてみる。 |
下山 八宏 | 「 君はおかしくなったんか?」 |
越智あやの | 「 え、だって、だって、だって」 |
日鷹 大和 | 「 多分、ない物はないんだよ」 |
篠原 修斗 | 「 参ったなぁ...ここにないとしたら、他に鍵あるのはどこだ?」 |
日鷹 大和 |
「 多分、どっかの誰かにもってかれた。 もしくは、ここは多分職員室であって職員室じゃないんだろう」 |
下山 八宏 | 「 恐いこと言うなよ~」 |
野中 紫月 | 体育の先生の引き出しとか、先生の引き出しとかも駄目かなぁ? |
越智あやの | じゃあ、外を見てみる。 |
GM | ふと外を見てみると、先ほど見たのと全く変わらない、毒々しい夕陽と静かな街が。 |
越智あやの | じゃあ、何も言わずに誰に何しよっかなぁ? |
篠原 修斗 | マスター。本当にそんな感じ? |
GM | うん。嘘ついてどうする(笑) |
越智あやの |
しづちゃんの服を引っ張って、 「 見て?」 |
篠原 修斗 |
え~と、一言だけいいっすか? 「 まるで、時間が止まったみたいだ」 と呟きます。 |
下山 八宏 | 「 ヤな事言うなよ~(半泣き)」 |
GM | なんで、みんな自分から怖がるの?(笑) |
野中 紫月 | 時計はまだ5時15分なの? |
GM | いや、今はもう5時20分くらいだよ。 |
野中 紫月 | あれ? |
越智あやの | 5分って長いねぇ... |
GM | ボーン、ボーン(コンピューターによる”古い柱時計”のSE6回) |
篠原 修斗 | ぅぉ?今、まだ20分だろ? |
越智あやの | 「 6時?」 |
篠原 修斗 | 「 たった今5時20分だったろ?6時な訳ないだろ!」 |
GM | 時計を見ると、何故か6時になっている。 |
日鷹 大和 | おいおい!たつなよ、40分も! |
篠原 修斗 |
「 あのさ、今さ、俺さ...『時間が止まったみたいだ』って言ったよな? そしたら急に時計進んだよな?」 |
越智あやの | 「 偶然偶然偶然偶然、偶然さぁ!」 |
篠原 修斗 | 「 なんかさぁ、ここって、言った事、まんまで起こってないか?」 |
全員 | 「 ...」(10秒ほど沈黙) |
下山 八宏 | 「 考えたくない~!」 |
日鷹 大和 | そういう人が多いみたいだから、先に進もう。 |
越智あやの | 「 言動には気をつけようね」 |
GM | じゃあ、職員室にあきらめがついて、職員室から出てきたところね。 |
日鷹 大和 | え~と、西側の階段の南側に向かうんでしょうね。 |
GM | じゃあ、西側の階段の南側の前で、防火シャッターが降りてしまっている。 |
越智あやの | じゃあ、北側に...テッテッテッ |
下山 八宏 | 「 さぁ、ついた」 |
GM |
待てや、勝手につくな(笑) え~と、化学実験室の近くまで来た時点で、化学実験室の西側のドアがガラッと開きます。 |
越智あやの | 「 うわぁぉ!」 |
野中 紫月 | 後ろを振り返らず、ダッシュで前へ進みます。 |
篠原 修斗 | やっぱり振り返っちゃうだろうなぁ。 |
日鷹 大和 | マスター。化学実験室の前という場所柄、ある程度予想して、そちらの方を向いて身構えます。 |
野中 紫月 | っていうか、あたしは一気に階段側っていうか、みんなの一番後ろに。 |
下山 八宏 | びびって固まるかなぁ。 |
野中 紫月 | じゃ、2人で抱き合うか(笑) |
GM |
じゃあ、骨格標本が、標本にしている棒から抜け出して、そのまま走ってくる。 そして、一番か弱い人に襲いかかって来るんだけど... |
野中 紫月 | 一番か弱いのって久我山さんじゃない(笑) |
GM | そうか。じゃあ、久我山涼子に襲いかかります。 |
日鷹 大和 | 迎撃します!(鼻息荒く) |
GM | まあ、益荒男の話は聞いてるから、ちょっと待て。 |
日鷹 大和 | そこから骨格標本が襲いかかってくるのは予想済みです! |
下山 八宏 | あの益荒男、どうにかしてくれ(笑) |
GM | じゃあ、全然予想してなかった事が目の前で起きるから。 |
日鷹 大和 | なんだとぅ! |
GM | 職員室の西側から飛び出してきた、先ほど見た先ほどの人物が、大鎌を骨格標本にうち下ろして、粉々にします。 |
日鷹 大和 | 「 おや?」 |
GM |
それから、貴方の知っているあの声で、 「 処刑されてからも婦女子を狙うか」 と呟くね。その後で、君の方を向いて、視線は微妙にズレてるんだが、 「 次の標的か」 と呟きます。 |
下山 八宏 | 微妙にずれている?。 |
GM | で、そのまま貴方の方に走ってくるよ。 |
日鷹 大和 |
迎え撃つ!(鼻息が復活する) それでも迎え撃つ! |
越智あやの | 凄ぇ。 |
日鷹 大和 | ちょっと、背筋ゾクゾクしちゃうけど。 |
野中 紫月 | 勇者だよ。 |
越智あやの | 2、3歩下がる。 |
日鷹 大和 |
またジャンプして逃げられそうな気もするけど、とりあえず攻撃ィ! お、っしゃぁ~!14成功! |
GM | 14成功を素で避けるのは難しいなぁ。 |
下山 八宏 | 腐れてる、あの益荒男(笑) |
GM | ダメージを出しておくれ。 |
日鷹 大和 | 10点!(鼻息マックス状態) |
下山 八宏 | っつ~か、一人違うゲームになってるよ。 |
GM | じゃあ、貴方はあの人のあの顔を思いっきり殴りつけます。 |
日鷹 大和 | 胴体狙ったつもりなんですけど? |
GM |
丁度、避けようとして身体が沈んだんでしょうな。 で、左頬にパンチが当たって、ゴキッという嫌な音と共に、首が180度回ります。 |
日鷹 大和 |
「 せ、先輩!」 と叫んじゃいますね。それは。 |
GM | で、そのまま倒れる事もなく貴方の横を通り抜ける。 |
野中 紫月 | 首が回ったまま? |
GM |
うん。で、大和に 「 君はこだわりすぎている」 という言葉を残して、久我山涼子に襲いかかる。 |
日鷹 大和 | 「 あ、ヤバい!」 |
篠原 修斗 | マスター。じゃあ、オレが割って入ります。 |
GM | じゃあ、その前に、「先輩!」と言ってしまった日鷹は10ペナで恐怖判定だ。 |
日鷹 大和 | 失敗してます。8失敗に18足して、26。 |
GM | じゃあ、君は人を傷つける事に対しての恐怖症を得る(嬉しそう)。 |
日鷹 大和 | じゃあ、耐性を使って1段階下げよう。 |
GM | じゃ、MPに1D6のダメージを受けて、そのあと1D6ラウンド狂的行動(悲しそう)。 |
下山 八宏 | コイツが狂うとヤバいな。 |
日鷹 大和 | ダメージを2点喰らって、狂的行動が15。「無防備に近づく」だね。 |
GM |
じゃあ、「先輩、先輩」と呟きながらついていくように。 じゃ、つぎは修斗のインターセプトを。 |
篠原 修斗 | ショルダータックルではじき飛ばします。 |
GM | う~ん、敏捷度+軽業で。 |
篠原 修斗 | え~と、クリティカル~! |
GM | せ、成功度はいくつになるかな?(めちゃ動揺している) |
篠原 修斗 | 成功度は13~! |
GM |
え~と、まず、折れてプランプランになっている首が、ショルダータックルを受けた衝撃でガクンと跳ねて、丁度貴方と向き合う。 それは、貴方の大好きだった、あの人の顔だ。18ペナでどうぞ。 |
篠原 修斗 |
嘘ぉ~! 18ペナ!?マイナスになるから、2を振っても7失敗。厳しい~!(大泣き) さらに15で、22。狂的行動はアレなので、耐性を1個使って行動不能で。 5ラウンドだぁ!更にMPに...5点ダメージ! |
GM | じゃあ、ショルダータックル自体はクリティカルで成功しているんで、位置的に、激しく跳ね飛ばされて、校庭の窓を突き破って、下に落下して行くね。 |
下山 八宏 | ついていく人がいるんですけど。 |
篠原 修斗 |
「 オレはなんて事をしちまったんだぁ~」 という絶叫を心の中で。 実際は動けないから声も出ないけど。 |
GM | で、日鷹は... |
下山 八宏 | 追っかけてるよ(笑) |
篠原 修斗 | アブねぇ!誰か、止めねぇと! |
越智あやの | それは私が止めます。 |
下山 八宏 |
ヤバいよ、アレ!(笑) アレ、ヤバイよ、落ちるぞ!(笑) |
GM | まあ、とりあえず、30秒ほど押さえつければ大丈夫。 |
日鷹 大和 | (凄く嬉しそうに)暴れます。 |
GM | 駄目。無防備だから、抵抗自体ができません。良かったね(笑) |
野中 紫月 | その間、あたしは涼子ちゃんを抱きかかえてるね。 |
GM |
え~、激しくガタガタブルブル震えている。 それから、抱きかかえてる人にはわかるけど、涼子は 「 ごめんね、ごめんね」 と呟いている。こんな怯えた感じの涼子の声は聞いた事がない。 |
野中 紫月 |
思わずボソッと 「 涼子さん、あなたは一体、何を見たの」 |
GM |
そのまま顔を覆うようにして 「 ゴメンね、ゴメンね」 と言い続けている。 |
野中 紫月 | 「 貴方には、誰が見えたというの?」 |
下山 八宏 | オレも言いたい。 |
野中 紫月 | 「 あの人には、アタシがあの人に見えたというの?」 |
GM | それに関しては、やっぱり答えは返ってこないよ。 |
日鷹 大和 | そろそろ正気にもどっていいですか? |
GM | いいですよ。 |
篠原 修斗 | じゃあ、オレも3ラウンドなんで、正気に戻ります。 |
日鷹 大和 |
「 あ~、ちょっと、いいかい? お前、病気で休んでたよなぁ?何の病気にかかったんだ?」 |
GM |
とりあえず、学校の担任に説明されていた分には、”風邪による激しい発熱”が原因。 で、本人は、少しの間入院していたと言ってるよ。 |
日鷹 大和 | 入院してたって? |
GM | 嘘をついている様子はないけど。風邪をこじらせて入院したと言ってるよ。 |
篠原 修斗 | 肺炎。 |
野中 紫月 | でも、その風邪の原因が何だったって言うの? |
GM |
腹出して寝てたとは言わんだろうな、彼の前では(笑) 本人は元々病弱だから、って言うよ。それにも嘘はないし。 |
日鷹 大和 | 「 そうか、じゃ、いいや。何でもない」 |
篠原 修斗 | 「 はぁ~ッ、全く!」 |
GM |
まだ 「 ごめんね、ごめんね」 といいながら、 「 私がこんなに遅くまで呼び止めたせいで」 と言っている。 |
篠原 修斗 |
「 そういう事言うのもいいけどよ。とりあえず、出る方法考えようぜ? こっから出れねぇと洒落にもなんねぇし」 |
下山 八宏 | 「 そうだよ、早く出よう~」 |
越智あやの | 「 やっぱり、1階の窓から強行突破した方がいいんじゃない?」 |
下山 八宏 | 「 窓はマズイよ」(笑) |
越智あやの | いやぁ、あたし、そんな事知らないから(笑) |
野中 紫月 | 頭の中で色々考えている。 |
GM | で、追っかけられたり追っかけたり騒いだりしている内に気付くと思うんだけど、1年1組の前にもシャッターが降りているのに気付きます。 |
野中 紫月 | 「 ごめん、速く逃げたいのもわかるし、急いでるのもわかるんだけど、みんなは一体何を見たというの?私が見たモノと、貴方達が見たモノは一緒なの?」 |
越智あやの | っていうか、何も見ていない気がする、私(笑) |
野中 紫月 | 「 私が見たあの人と、貴方が見たあの人は、みんな一緒なの?何に恐怖したの?」 |
越智あやの | 「 それは私のセリフだよ」 |
篠原 修斗 | 「 悪ィが、言いたくない事なんだ」 |
越智あやの | 「 まあ、そうだろうけどさ。ケッ」 |
日鷹 大和 |
ケッってか(笑) 「 誰が何を見たかって言うのは、どうでもいい問題じゃないのか?」 |
越智あやの | 「 そうだね、当面の問題は」 |
篠原 修斗 | 「 早く出る事!」 |
越智あやの | イエス! |
下山 八宏 | 「 そうだよ、早く出よう!」 |
野中 紫月 | 「 だって、涼子ちゃん、狙われてるよ?」 |
篠原 修斗 | 「 だから、狙われてるからさっさと出た方がいいんだろう?」 |
野中 紫月 | 「 どうして狙われてるの?」 |
篠原 修斗 | 「 そんなの知らないよ、襲ってる本人に聞いてくれ」 |
GM | え~、参考までに申しますと、久我山涼子は辞退した物の、ミス邦生学園にノミネートされた程の魅力を持った女性でございます。 |
下山 八宏 | ワァオ! |
越智あやの | 「 美人さんだからじゃないの?」 |
篠原 修斗 | 「 それはそれでいいんだけどよ、だから早く逃げようぜ」 |
日鷹 大和 | 「 妙な死に神みたいなヤツはほっといてよ」 |
下山 八宏 | 「 なんだっていいよ、早く出ようぜ!」 |
篠原 修斗 |
「 まあ、とにかく早く出る事を考えようぜ。次に鍵がありそうな所って言うと... 確か用務員室だよな」 |
日鷹 大和 | 「 ただ、このままだと上行くしかないぞ?」 |
篠原 修斗 | 「 仕方ねぇだろ、そこ行かないと出れねぇんだから」 |
越智あやの | 「 少なくとも、可能性があるって言うと上、上だからね」 |
篠原 修斗 | 「 他に手があるんならそっちを聞いてもいいけど」 |
日鷹 大和 | 「 強引に窓を破るべし、って他に手はないね」 |
篠原 修斗 | 「 オレは窓は賛成しかねるな。さっきの例もある事だし」 |
日鷹 大和 | 「 また変な事になりそうな気もするしな」 |
篠原 修斗 | 「 とりあえずは、まずは正規のルートで」 |
日鷹 大和 | 「 上に上るしかないだろうな。東の階段しか使えないんだから」 |
越智あやの | 「 じゃあ、上に上る?」 |
篠原 修斗 | 「 校舎はおかしくても、人間くらいはまともに行かないと」 |
越智あやの | 「 じゃあ、行くか」 |
GM | それでは、3階に行くんですね? |
越智あやの | 特に何もないんなら、3階まで行きます。 |
GM | 了解。 |