プレイング論 6th page

0536:TRPGではサポートのしあいが重要です

TRPGでは色々な人が参加するので色々な視点があり、そして色々な楽しみ方があるのでみんなで画一的な遊び方をするのではなく、個々人が楽しめるようにお互いがサポートし合う事がとても重要です。 戦闘重視派が楽しめるようにロールプレイ重視派も戦闘で役に立つように立ち回るべきですし、ロールプレイヤーが楽しめるように戦闘重視派もロールに付き合うべきですし、ギャグ優先派も時と場合を見分けてギャグを投入できるようにしたいところですよね。 互いの楽しんでいる所を否定しても仕方がないので、ある程度割り切って「付き合う」というスタンスをできると良いですよね。

0535:【TRPGな話】理解可能な範囲内でお喋りしたいので

TRPGでは色々な趣味の人が集まるので色々な話題が出るようになっていて、それらが全部理解可能だといいんですが人にとって理解不可能な話が出てくる場合があり、それが結構キツいので理解可能な話の範囲内でお喋りしたいですよね。 理解不能な話の何が悪いかって、一部の理解できる人達が「君たちにはわからないだろうね」と言いながらわけのわからない話を延々とされる嫌がらせになるので、大変良くないのです。しかも基本的に理解不能な話なので「私にも教えて」と言ってもわからないものなのでツラいんですよね。 なのでTRPGでTRPG以外のネタを話す時には全員が理解可能かと言うことを意識して話をしたほうが良いです。

0534:勧めるのと押し付けるのは違うので

TRPGではシステム選択からプレイヤーの行動に至るまで仲間が口出しするチャンスが非常に多いんですが。口出しと言うと悪く聞こえますがアドバイスの機会があるとして、アドバイスをするにあたって勧めるのと押し付けるのは違うので注意が必要です。 CoCで満足していて「今はそれだけでいい」と言っている人に無理に他のTRPGシステムを勧めるのは意味がないと言うか逆効果ですし、プレイヤーが行動を選択して「これで行く」と言っているのに他の戦略をしつこく勧めるのは押し付けに過ぎないので誰も幸せになれないのです。 善意で勧める事自体は悪い事ではないんですが、必要以上に勧めたり相手の意見を貶めてまで勧めるような……

0532:任せた任せろがロールプレイなので

TRPGって「テーブルトークロールプレイングゲーム」なので「ロールプレイ」が大事なんですが、このロールプレイって「役割演技」なので、「演技」部分ばかりクローズアップされているんですが本来の部分は「演技」ではなく「無意識に求め・求められている物」という意味での演技なんですよね。 役割演技とは警察官なので不審人物を警戒する、教育者なのでわかりやすい教え方を考える、という「その社会的役割に置いて求めるもの・求められるもの」が役割演技で、もうちょっと簡単に言うと「ここはあなたに任せた」「ここは俺に任せろ」という役割分担をする事がロールプレイなんです。 もちろん演技自体も楽しいものなのでTRPGの……

0531:【TRPGな話】ホラーTRPGの本質

ホラー物のTRPGって難しいと言うか、ホラー物のTRPGは二重構造になっているのでそこを理解しないと楽しめない部分があるんですよね。 どういう事かと言うと、ホラー物の映画は見ている人が怖いものなんですが、ホラー物のTRPGは登場人物であるプレイヤーキャラクターが怖がるものであってプレイヤーが怖がるものではないので、「これはキャラクター怖がるわ」という判断で遊んでいかないといけないので、難しいんですよね。 生存戦略についてもファンタジー物の「何が何でも生き残る」というよりは「キャラクター的に自然に動いて結果死んだなら仕方がない」くらいの形でないと「恐怖から逃げまくって逃げ切って『なんだった……

0530:チャンクアップとブレイクダウン

TRPGでは色々な事を処理しなければならないんですが、その中でも掛け合いで処理する部分、判定で処理する部分、ロールプレイを念頭に判定をさせる部分など色々な場面があると思います。 基本的にシナリオに大きく絡まない部分は掛け合いで終わらせてしまえばいいですし、それすら面倒であれば何かの判定1回にチャンクアップして終わらせてしまえばいいですよね。 逆にシナリオに大きく絡む部分は判定を行わせたり、場合によっては判定前にロールプレイをする機会を設けてロールプレイの内容を念頭に判定させたりロールプレイの内容を元に進行するようにブレイクダウンするのが良いと思います。 TRPGはアナログゲームなので現……

0529:【TRPGな話】突然求められても困るので

TRPGに限らないんですが、ゲーム内外でプレイヤースキルを突然求められると準備ができていない場合に大変困るので勘弁して欲しいのです。 スキルは属人化しているものなのでその人に求めるのは悪い事ではないんですが、準備ができていない状態でスキルの発動を求められると上手く行かない場合があるので辛く、求める可能性があるなら可能性があると事前に言っておいて欲しいのです。 このあたり「無茶振りは良くない」という話なのでわかりやすいと思うんですが、大体の場合に応じてくれる人相手だと気軽に無茶振りしてしまう可能性があるので注意が必要です。

0527:【TRPGな話】自分たちのやっている事を説明できる言葉を持っているといいですよね。

TRPGを遊ぶに当たり誰かを誘うと仮定した場合、「TRPGって何?」という疑問が帰ってくる可能性が一定数あると思うんですが、「TRPGって何?」から始まって「どういう風に遊んでいるの?」までの質問に答える言葉を持っていると良いですよね。 アナログゲームでもそうなんですが、興味のない人を誘う時、あるいは興味を持ち始めたばかりの人を誘う時に「どういう遊びでどうやって遊んでいるのか」を端的にかつ面白そうに語る事ができると非常に良くて、それが出来ると人を誘いやすいですし誘われた人もイメージが付きやすいのでお互いにとって良いんですよね。 入り口に立つ時にイメージができているとお互いにとって良いので……

0525:【TRPGな話】使った事のないアイテム

TRPGを遊んでいる時に、システムのルールブックに載っているアイテムって意外と全部は使っていないですよね。 マジックアイテムだとか入手困難アイテムを除いても、意外と一般アイテムで「そういえば使った事がないな」と思うものがあったりして面白いと思います。 これからプレイする時は使った事のないアイテムを1個使う事を念頭に置いて遊んでみると面白いかも知れませんね。

0524:頑張るまでが責任の範囲

TRPGって一本のセッションがわりと長くかかる趣味なので一本一本のセッションを大事に成功させていきたい所なんですが、人と遊ぶ趣味なのでどうしても一定率の事故が起きるというか、楽しくなかったセッションも出てきてしまうんですよね。 もちろんできるだけすべてのセッションが楽しい方がいいですしそうであるべきなんですけども、全員が役割を果たしてもうまくいかないセッションもあるので、それは仕方のない部分だと思います。 基本的にGMもプレイヤーも「みんなが楽しめるように頑張る」までが責任の範囲で、頑張った結果がコミットしないのはプロではないので仕方がないというか、あり得る範囲の出来事として受け入れる必……

0522:イライラする方が悪いので

TRPGに限らずどんなゲームをしている時でも「思うように行かなくて」イライラする事はあると思うんですが、TRPGは集団の遊びで集団の中のひとりでもイライラしていると遊びとして破綻してしまうので良くないんですよね。 思うように行かなくてイライラするのはいいんですがそれが表に出たり人にぶつかったりするとアウトで、内心のイライラはいいんですがそれが実際に物事に影響してしまうようではTRPGを遊ぶにはまだ幼いと言うか、集団でするレクリエーションに参加するにはまだ早かったね、という話になると思います。 もちろん人間なのでイライラする瞬間もあると思うのですが、それであれば人に気付かれないように・人に……

0521:【TRPGな話】面白いプレイを見せてやる、という人は面白かった試しがないので

TRPGっていうのはお互いがお互いに楽しませていく種類のゲームなのでお互い謙虚に行きたいものなんですが、そうじゃない人が交じる場合があって嬉しくないですよね。 「俺が面白いプレイを見せてやる、見てろ」って言う人が面白かった試しがないですしそもそもそういう人は根っこがズレているので面白くなく、むしろ自信なさそうにプレイに参加する人の方が結果として楽しいプレイに繋がる気がします。 おごり高ぶらないでちゃんとしたいですよね。

0519:【TRPGな話】熱中するのもいいですが一歩引くのも大事ですよ

TRPGって非常に楽しい遊びなので熱中してしまう部分があるのは当然だと思うんですが、熱中するのも大事ですがたまには一歩引いて全体を見回す余裕があるとなお良いですよ。 自分が熱中している時は当然自分は楽しいんですが、周囲を見回した時に楽しんでいない人や引いている人がいる場合にフォローできる余裕があると非常に良くて、そしてそういう事に気付けるためには熱中しながらも一歩引いて全体を見ている冷静さがあると良いのです。 寝食を忘れて遊べる趣味だからこそ、全員が等しく楽しめるように一歩引いた目線を持っておくというのは非常に良い事なので、余裕があったら挑戦したいですね。

0518:整理し直しのための版上げは仕方がないので

TRPGってサポートとサプリメントの発行を繰り返してお金がどんどん出ていき、最終的には版上げが行われて全部買い直しになるのが非常に辛いという部分があると思うんですが、これは情報を整理し直すためのフローなので仕方がないのです。 版上げをする事で誤植や誤記が減り、それまでのサポートを取り込んだ形で情報が再整理されるので使いやすさが格段に上がるもので、そして使いやすいという事はより新しい人に向いた形になるので、新しい人は版上げした作品を買うべきでそして既存ユーザーは今まで通り粛々とそれを購入すべきなのです。 版上げされるほど愛された作品という事で記念にもなりますし、そこまで遊んだ作品があるとい……

0517:【TRPGな話】ネタ切れの時には

TRPGでGMにせよプレイヤーにせよネタ切れで困っている際は手癖でなんとかするか拾ってきたものをそのまま出すしかありません。 基本的にTRPGってストックを使っていく遊びなのでシナリオだったりキャラクターだったりのネタがある程度ストックされていればいいんですが、ストックする量よりも消費する量の方が多いといつか使用量が供給量を超えてしまいネタ切れを迎えてしまいます。そうなるともう「普段やっている事を普段やっているとおりにやる」か、どこかで見かけたネタをそのまま調理せずに使うかしかないですよね。 そうならないように普段からネタのストックを作っておきたいところではあるんですが、そうは行かない場……

0516:ダイスを振らせる振らせない

昔はTRPGのマスタリング方法で「何かに気づいたかの判定」はプレイヤーにダイスを振らせると成功したか失敗したかがプレイヤーにわかり、失敗だった時に「何かに気づけなかった」という前提で動けるので良くない、そういう判定はマスターがクローズドでダイスを振って判定すべきだ、という方法があったんですが、今はそれが全てだとは言えないですよね。 ダイスを振って「成功失敗」を教えなければ「ダイスの出目に従った注意度しかなかった」というプレイヤー判断もできますし、もっとぶっちゃけるとプレイヤーにダイスを振らせて結果を伝え、「判定に失敗したのでこういう事になりますwww」という感じで開示してもいいので、ダイス……

0515:【TRPGな話】どの解像度で遊ぶかが重要なので

TRPGっていわゆるアナログゲームで仮想現実をスケールして遊ぶゲームなので、仮想現実をどの解像度で遊ぶかという部分が結構重要です。 とにかく判定ファースト・テイストは後付という解像度もありますし、ロールプレイをある程度して貰ってロールプレイの内容を元に修正を入れて判定という解像度もありますし、ロールプレイの流れで結果まで出してしまうという解像度もあり、どれが正解という事はなくて今遊んでいる集団のコンセンサスとしてどの解像度で遊んでいるか、という部分を意識する必要があります。 そして外の集団に出た時には「違う解像度もあるんだ」という事を意識して遊べるようになると無用な衝突を避けられるので良……

0513:【TRPGな話】無理に面白い事を言わなくてもいいので

TRPGにおいて「面白い事」を言って周囲を沸かせるのは貴重なスキルなんですが、それだけが唯一無二の価値観ではないので瞬間風速の面白さにとらわれる必要はないのです。 セッションにおいて一番面白いのはそのキャラクター・プレイヤーが「その選択に至るまで」の葛藤だったりその選択肢まで絞り込むまでの道程であって、瞬間瞬間の面白さを優先する必要はなく、もちろん面白い事を言える人が遠慮する必要はありませんが、自分が月並みだなと思う人でもゲームをプレイしていれば必ず「面白い」選択をしているので、無理に周囲を沸かせる必要はありません。 セッションでは一見一番ウケを取れている人が、ちゃんとしたリプレイにする……

0512:コミュニケーションの問題

TRPGってコミュニケーションの遊びなので誰も狙って断絶したプレイをしようとはしないので、逆にコミュニケーションがちゃんととれない相手を受け入れてしまう場合があり、その場合イケていないプレイヤーさんが原因で集団の満足度が下がったり誰かが我慢する結果になったりするので注意が必要です。 コミュニケーションって相互で取るものなんですが、まれに伝えてくる一方でこちらからの意図が伝わらない人がいて、そういう人を受け入れてしまうと「伝える」一方で受け入れない結果になってしまい、自分の集団で我慢して匿っている間はいいんですがその人が「そのままでいいのだ」と思ったまま他の集団に行ってしまうと大事故の原因に……

0510:温度感が違うと遊びづらいですよね。

TRPGって根っこの部分が「ごっこ遊び」なので、真顔な人が混ざると照れると言うか、温度感の違う人が交じるととたんに遊びづらくなりますよね。 なりきりの度合いもそうですし、戦闘戦術のガチさ加減もそうなんですけども、より高い状態を保つ方が面白いんですがそれについて来られないと言うか「そこまでは求めていないよ」という人や「いやいや付き合っている」人がいると歯車が狂うので上手く回らなくなり、双方にとって満足度の低いセッションになってしまう恐れがあります。 事前にどんなメンツでどんなセッションを遊ぶ予定かを知っておいて準備するのだといいんですが、ぶっつけ本番で遊ぶ時はどこまでアクセルを踏んでいいの……

0509:【TRPGな話】TRPGは普通仕事ではないので

大体の人はTRPGを仕事としてではなく趣味としてプレイしているはずなので、いわゆる「仕事じゃないんだぞ、真面目にやれ!」というのが通用すると思います。 趣味でTRPGを遊ぶ場合人から見て面白いプレイに拘泥する必要はないので、自分が楽しくかつ同卓仲間に不満がないように遊べれば問題ないので、無理をしてウケを取りに行くのではなく自然にプレイできるのが一番なのかな、と思います。 セッション収録リプレイ作成なんかがあると「プレイヤー本人が楽しければ良い」というわけには行かないので大変ですよね……。

0506:プレイする事以外を目的とすべきではないので

TRPGでは一定数の修行クラスタがいたりネタ披露のためにセッションを使う人なんかもいるんですが、基本的にTRPGのセッションはTRPGをプレイする事以外を目的とすべきではないので注意が必要です。 基本的に全てのプレイヤーは「このセッションを楽しむため」に参加したのでありそのために予定調整や外出費用を出しているわけなのでセッションには「セッションを楽しむ」という期待権が含まれていると考えるべきで、修行の一環として楽しむのでもいいですけどこの1セッションを大事にしない言い訳にはなりませんしネタ披露も一発出してそのまま消えるキャラをするのではなくセッションの最後までいられるキャラを実現すべきだと……

0505:【TRPGな話】より「らしい」プレイをするには

TRPGってある意味「ごっこ遊び」をして「らしさ」で遊ぶゲームなのでプレイ中に演技として「らしいプレイ」が入ってきたりするんですが、らしいプレイをしても達成値が低くてトホホな結果だったり達成値は高いけどらしい宣言ができずに残念だったりする事があります。 例えばファンタジーTRPGで情報収集をするなら盗賊ギルドに行く、情報屋を当たる、現場を見に行くなどの方法がありますが、こういうのって「らしく」プレイするのが難しいので、いっそ「社会の判定で達成値を出して下さい」「15なら盗賊ギルドで隠れ家の在り処を知ることができました」と処理してしまうのが楽だったり早かったりらしかったりするんですよね。 ……

0504:期待が重い場合

TRPGでは役割演技やロールプレイで一定の役割を持たされる事が多く、中には行動や責任を期待される役割もあるので期待が重い場合があるんですが、基本的に期待が重い場合はぶっちゃけてしまう方が楽です。 キャラクター一人に行動や責任がのしかかる瞬間というのはあるんですが、キャラクターが背負う事はプレイヤー1人が背負う事とイコールではなく、盤面を開示しながら他プレイヤーや場合によってはGMも巻き込んで考えればいいのです。 期待をする側には期待をする側の責任があり、ただボールを投げれば良いという事ではないので、どんどん巻き込んでしまばいいと思います。 それをする事で盤面上の問題が他人事では終わらな……

0503:【TRPGな話】シナリオ要素に対してプレイヤーからしか介入できない設定をする事

TRPGをやっているとシナリオ上で謎掛けなんかが出た時にプレイヤーの頭じゃなくキャラクターの頭を使わせてくれよ、判定でなんとかならないのか、と思う場合があると思うんですが、こういういわゆる「シナリオ要素に対してプレイヤーからしか介入できない」設定って結構難しくて、リドルを判定で解かせるのであればそもそもシナリオの解決自体も判定一個で出来るだろう、という話に延焼していくので筋が良くないんですよね。 リドルやパズルは判定にまとめると1回の判定でイエスノーが決まってしまうんですが、プレイヤーが挑戦する分には総当たりだったり複数人で頭を捻らせるなりで「判定失敗シナリオ終了」が避けやすいのでプレイヤ……

0502:同じものを楽しんでいるのでも細かい部分は違ったりしますので

TRPGでは同じものを楽しんでいるように見えても個々人で楽しんでいる部分の詳細が違ったりするので「大体おんなじだな」と思って大雑把に処理すると誰かの楽しみを奪ってしまいかねない場合があるので注意が必要です。 例えば戦闘が楽しいプレイヤーさんがいるとしても「プレイヤー全員で手札をさらけ出して状況をどうクリアしていくかパズル的に楽しみたい」人もいれば「個々人で自分の最適解を集めて状況の推移を見守りたい」プレイヤーさんもおり、「とにかくダイスを振って勝負をつけたい」人なんかもいるので同じ「戦闘が楽しい」でも個々人で全く楽しんでいる部分が違う場合があるので大きく括ってしまうのではなく個々人の勘所を……

0500:コンセンサスの上にあるもの

TRPGって相互コミュニケーションで遊ぶゲームなので共通理解が非常に重要で、いわゆるコンセンサスを都度作っていくのが大事なんですが、このコンセンサスも「何のためにコンセンサスを取っているのか」がブレると意味がないので注意が必要です。 流行りの時短テクを使うコンセンサスが取れていても時短の目的を「濃いロールプレイを楽しむ時間をひねり出す」認識なのと「早くセッションを終わらせて撤収する」の認識では使う時短テクは一緒でもプレイヤーの認識がブレているのでぶつかる原因になりますし、都度のコンセンサスではなく一段階上の「意図を握っておく」認識をしておかないと辛いですよね。 都度握っていくと手がかかっ……

0497:【TRPGな話】遅刻関連はあまりオススメできないのです

TRPGって集まってする遊びなので集合時間というのがかならずあるんですが、集合時間があるという事は遅刻する人がかならず出てくるんですよね。 個人的に遅刻って好きじゃなく、決まった時間に来れない人が決まったルールを守れるとも思えないので私のサークルは遅刻者は待たずに始めてしまう形式だったんですが、遅刻って何分までなら許されるという話ではなく達成値が成功値に届いていないという話なので1秒でも遅れたらアウトなんですよね。 これ結構重要な話で、アナログ運用をすると「何秒かくらいいいじゃん」という話になるんですがデジタル運用だと「遅刻した・していないでいったら遅刻した」なので、遅れがちな人は叩かれ……

0495:【TRPGな話】無頼なキャラほどプレイヤーのネゴが必要

TRPGはコミュニケーションの遊びなので事前にネゴを取る、事後に再確認する手間は省いてはいけないんですが、キャラクターとして無頼なキャラをしたいのであれば、より一層プレイヤーのネゴが必要ですよね。 キャラクターがキャラクターを通してネゴを取る形式を取らない無頼というキャラ方法で行くのであれば、キャラクターの考えやプレイヤーの考えを他プレイヤーにしっかり伝えていってブレていない事を確認していかなければならないので、キャラが無言な分の2倍から3倍はプレイヤーが補足していかなければなりません。 このあたり「こういう格好いいキャラをやりたい」というニーズなのであれば周囲の協力は必須なので、キャラ……

0494:TRPGはお互いが近づきやすい遊びなので

TRPGはキャラクターを通してキャラクターの手の内・腹の中を見せていく遊び方になる事が多く、それはほぼイコールでプレイヤーの手の内・腹の中を見せていく遊び方になる事がほとんどなので、結果として人間関係が濃くなりやすく、良くも悪くも仲間同士の距離が近づきがちなんですよね。 もちろん同じ趣味の仲間なので距離が近づくのは良いんですが、近づく事でより良い部分も見えてきますが良くない部分や気に入らない部分も見えてくるので、それにどう対処するのかも重要ですよね。 同じように自分自身も仲間からどう見られているのかというのは大事になってきますし、嫌な部分・悪い部分があれば直していきたいわけで、そのあたり……

0488:結果もそうですが「やろうと思った」事を評価したいですよね。

初心者の人が初めてTRPGに挑戦するだとか、今までプレイヤー専門だった人がGMに初挑戦するという場合、その「やってみた結果」を褒めてあげるのも大事なんですが、そもそも「やろうと思った」事を評価して行きたいですよね。 どんな事であれ最初で最大の障壁というのは「やってみようと思う」事で、それに比べれば腕を磨くとか人とリレーションするなんていうのは障壁としては低いわけで、一番最初にそびえている最も高い壁に挑戦しようとした事そのものを評価していく必要があると思います。 もちろんもう始めている私達でも「まだ手を出していない」場所がある限り挑戦する意味はありますし、挑戦していく姿勢を褒めて行くべきな……

0487:【TRPGな話】基本的に後の作品の方が技術が磨かれているものです。

TRPGに限らないんですが、どんな作品であれ基本的に後に作られた作品の方が使われている技術が磨かれているものなので、後の作品の方がより良い作品になりやすいんですよね。 TRPGシステムについても同じ事が言えて、色々な試行錯誤の結果が後の作品に搭載されるので、より新しい作品を探せばそれだけ運用が良くなっている可能性が高く、ただ新しいというだけで試す価値があるのです。 まあ古いシステムがイコールで良くないわけではないんですが新しい方が「良い可能性が高い」ので、より新しい作品をどんどん発掘していくと良いでしょう。 古くて枯れたシステムを磨いて使う選択肢もあるんですが、そのあたりは好みの範囲で……

0486:集団行動を取る理由付けは必要ですよね。

TRPGでは基本的に複数名のプレイヤーが扱うキャラクターが一つのシナリオに絡むので、群像劇でもない限りはキャラクターが集団行動を取る流れになるんですが、なぜ集団行動を取るのかという部分を詰めて考えたいですよね。 一人では不安なので複数で行動したい、利害の一致、たまたま行動している場所が一緒だっただけなど理由はいろいろ考えられるのですが、なぜその「人生の一瞬」というシナリオ範囲で集団行動を取ってるかが明確だとキャラも立ちますし行動も取りやすいのでおすすめです。 まあ目的が一緒であれば一緒に行動してもおかしくないので、目標が一緒である事が共有される環境を作っていくのが大事ですかね。

0485:【TRPGな話】習慣づけは目標ではなく手段なのです。

TRPGあんまり関係ないんですが「習慣づけ」というのは目標ではなく手段なので、手段が目的化しているのであれば考え直すべきですし目標が達成できているのであれば習慣づけに拘る必要はないのです。 キャラクターの言動にもジョブらしい習慣づけがあってしかるべきだとは思うんですが、「必ず」必要なのかというと上記から言って必ずではないですし、習慣づけしないのに一発で成功させる格好良さも認められてしかるべきなので大事にしていきたいところですよね。 ちなみに私はもう2年書いているこのブログを今日も忘れる寸前で気づき、目標以前の問題だなと思っています。

0484:すべてのテクニックは「より楽しむため」にあるのです。

TRPGは突き詰めれば突き詰めるだけ色々なテクニックがあり、ともすれば技を突き詰めるあまり実プレイを軽んじてしまう事もあると思うのですが、基本的には良くない事です。 TRPGに関わる全てのテクニックは「より実プレイを楽しむ」ためにあり、そのために習得されてそのために磨かれてそのために使われるべきなのです。 逆に言えば最高に楽しめているのであればテクニックなどいらないわけで、目標は楽しくやるためであって技の比べ合いではないので(まあそれが楽しい集団ならそれでもいいんですけど)、そのあたりは注意したいところですよね。 毎回楽しくやるために色々技術を磨くのが本筋であって技術ありきではないので……

0483:【TRPGな話】与えるシステムなのか与えないシステムなのかをはっきりさせるべきです。

TRPGではロールプレイ支援システムというか、「プレイヤーが能動的にアクションを取った時にボーナスを与える」システムを搭載しているものがあり、それを使う場合のコツは「プレイヤーが何を言ってもボーナスを与える事」なのです。 完全にボーナスを与えない、誰にも与えない場合はそれでいいんですが、そうではない場合は例外なく「何かを言ったらボーナスを与えて」ください。そうしないと、「発言したのにボーナスを貰えなかった」という事実が残り、それはプレイヤーの萎縮につながるからです。 良いロールプレイかどうかはセッション後の記憶に残るかでわかるので、ゲームマスターが都度判断する必要はありません。何かを言っ……

0482:声がかかると言う事は最低限興味は持って貰えているという事なので

TRPGで「自分から参加する場」ではなく誰かからお声がけがあってプレイする機会がある場合、最低限声をかけてくれた人からは興味を持たれている、複数回目のお誘いであればわりと気に入って貰えているという事なので名誉な事で、胸を張ってとは言いませんが悪く思われてはいなさそうだな、と思って良いと思います。 まあ悪意というか隔意があって「本当にダメな奴か見据えてやろう」という目的で複数回誘われる可能性もゼロではないので「必ず」名誉なわけではないんですけども、基本的には好意的な意図を持って迎えられている意識を持って、相手にも好意的な気持ちで帰したいものです。 特に友好的に接してくれる人に対して卑屈に振……

0477:【TRPGな話】システムの進化よりも運用の進歩の方が先なので

TRPGで言うと新しいシステムの搭載は必ずそれにつながる運用の進歩が先にあるので今目の前で生まれようとしている新しい運用を一方的に否定して潰すのではなく良い取り回しがないか一緒に考えるくらいができるといいですよね。 例えばシーン制とかのシステムはシステムが生まれる前に「じゃあこの場面まで飛ばすね」という運用が先にあり、その運用が十分に煮詰まってシステム化されていくものなので、「じゃあこの場面まで飛ばすね」の時点で叩いて潰したのでは新しいシステムは生まれなかったわけなのです。 まあこのあたりはニーズが先行して運用がまとまっていく動きをするので、ニーズの発生を上手く拾って運用に落とし込めると……

0476:起こる時は起こるのがランダムの怖さなので

TRPGで特にオンセ系ツールで「確率を操作してるんじゃないか?」みたいな発言をわりと見るんですが、言ってる人はTRPGの経験浅いんだろうな、と思います。 私は昔「勝てない設定のNPC」を作った時にレベルを聞かれたので「D1000で決めますwww」と言いながらダイスを振って1000を出した人間なので、フラグの有無にかかわらずとんでもない出目は出る時は出るんだという事は実体験として知ってるんですよね。 これ、TRPGやってるとわりと経験すると思うんですけども、出目芸というか本当にイカサマ入ってない?と思うような出目はオフラインセッションでも出るので、オンラインセッションで出ても普通なのです。……

0475:【TRPGな話】学級会案件は昔からあるので……。

今だとクトゥルフ神話TRPGでホラー以外を無理やり遊ぼうとして学級会案件になる話がわりとあるんですが、これは昔もあった事でなんでもソード・ワールドのシステムでやろうとして学級会案件とか、本当に昔からあったんですよね。 これ原因は特定のシステムが有名すぎるのとプレイヤーが他システムに興味を示さなさ過ぎる所にあるのでどうしようもないんですが、CoCを遊びたい人はホラーが遊びたいので学級会案件を起こしてはいけませんし、ホラー以外が遊びたいならCoCじゃないシステムを選ぶべきなので、「楽しいと思うなら(趣味なら)もうちょっと他にも興味を持とうよ」っていうお話なんですよね……。 まあそれができれば……

0472:プレイごとにトロフィーが貯まっていくのは楽しいですよね。

TRPGってプレイするとキャラクターシートなりプレイログなり、なんらかの記念品と言うかトロフィーが手元に残って記念として貯まっていくのは楽しいですよね。 トロフィーを持って帰ってくるのが目的な訳ではないですが、副次的な産物としてトロフィーが残ると楽しいですし、残ったトロフィーに思い出が結びつくので嬉しいですよね。 個人的にはオンセのログとかが最高に好きなんですが、なんでもいいのでトロフィーが残ると良いですよね。

0471:【TRPGな話】考えてばかりいるのも限界があるので

TRPGってシチュエーション問答な部分があり、シチュエーションは事前に考えておける類のものなのでゲーム外でも色々考えてしまいがちなんですが、あまり考えすぎると脳が煮詰まってろくなアイディアがでなくなるので要注意です。 セッションはセッションで大いに楽しむ、セッション後はたまにセッションについて振り返りつつ別の事をする、くらいがちょうど良いのであんまりのめり込みすぎない程度に考えると良いと思います。

0469:【TRPGな話】オンセに使うツールには先に慣れておきましょう。

昔はオンセといえばどどんとふ+Skypeで決め撃ちな感じだったんですがどどんとふの終了が見えてくる今オンセツールにも選択肢がありそして会話ツールにも選択肢があるのです。 どれを使うかというのはセッションごとに異なるんですが、ツールが違うと使い勝手が違うので戸惑いやすく、ゲームの妨げになるパターンもわりとありますので、そのオンセで使うツールは先に慣れておくと良いです。 慣れると言っても発言方法、ダイスの振り方、コマの移動とポイント管理の方法くらい、通話ツールならミュートの仕方と戻し方くらいは覚えておきたいものですよね。 まああまり事前のハードルを上げると辛いので良くないんですが、最低限慣……

0468:限界まで行ったら拾い上げるマスタリングをしたいですよね。

GM限定の話なのですが、プレイヤーが何かをしたいと思って手を尽くした場合、よほどのダイス目でもない限りはすくい上げるマスタリングをしてあげたいですよね。 マスターはプレイヤーの敵対勢力ではなくどちらかと言うと協力関係にある存在なので、プレイヤーの意図が汲めるのであればできる限りプレイヤーの思うようにしてあげたいですし、それができるように誘導したり判定したりする事になると思います。 この時マスターとしては恩を着せるのではなくどちらかというとあっさり目に判定なり判断なりを下しつつプレイヤーの思う方向に、という誘導ができるとプレイ感が良くなるので非常に良いです。 できるだけ限界まで行ったらプ……

0467:【TRPGな話】極限状態でこそ人間性が問われるので

基本的にTRPGに限らず人間の人間性って極限状態でこそ問われるもので、普段良い行いをしていても極限状態で悪をなしたり、普段ちゃらんぽらんでも極限状態で善をなしたりする事があるので普段の行いだけでは人間は見られないと思うんですよね。 これはプレイヤーにもキャラクターにも言えて、極限状態まで追いつめられた時、何を考えて何をするのかというのは一つのテーマですしゲーム内で見せられれば良いものの一つだと思います。 極限状態の人間性って面白いテーマですよね。

0466:たまにはお休みも必要ですよね……。

TRPGは楽しいのでガンガン遊んでいくのももちろんアリなんですが、趣味として継続する目線でいうとガンガン行くだけではなくたまにはお休みを取る事も大事ですよね。 あまり長くお休みしているとカンが鈍るのであまり良くないんですが、あまり忙しくしすぎてもカンが鈍ると言うか調子を崩す原因になってしまうので、時々で良いのでゆっくり休む事も必要だと思います。 まあスケジュールをぎっしり埋めるのも良いんですが、たまに休める環境がないと息切れするので、苦しくない程度に遊んでいけるといいですよね。

0463:【TRPGな話】感情の処理

TRPGをプレイしていて美味しくないな、と思うプレイの一つに「キャラの感情が制御できない」のがあるんですけども、割と難しい問題ですよね。 どういう事かと言うとなりきり系のプレイヤーさんに多いんですが、「私のキャラクターはこういう感情の動きをしたので(直情的に)こうします」という宣言をするプレイヤーさんがいるんですが、お前のキャラクターは感情制御できない系か、と思います。 普通に考えて人間直情的に動かない事の方が多いはずなので「私のキャラクターはこういう感情の動きをしましたがぐっとこらえてこうします」という宣言が多くなるべきなんですけども、美味しくないプレイヤーさんは感情の動き=直情的な行……

0460:当然のルーチンを見直す

TRPGに限らないんですが何事にも順序が決まっていて、それを守る事で世の中うまく回っているんですが、そうではない場合もあります。 決まっている順序に明確な理由があるなら従うべきなんですが、明確な理由がわからないのに順序が決まっている場合、決まっている順序の理由が引き継がれていないか順序自体が出鱈目な可能性があり、どちらにせよ順序を見直して「明確な理由」を明らかにすべきです。 当然のルーチンって思い込みも含めて「決まっている事」として扱ってしまいがちなんですが、決まっている理由がわからなければ研究すべきで考える余地があるんですよね。 このあたり考えないで遊ぶと損をしたり間違った考えをして……

0457:【TRPGな話】繰り返しと最適化って楽しいんですよね。

今艦これのイベントに参戦中なんですが、情報を集めつつ自分で組み上げた艦隊で戦いに挑み結果を持って帰って更に最適化した状態に持っていく、という作業をやっていて、とても楽しいんですよね。 これTRPGでも同じ事が言えて、他の条件は同じままに一つの条件だけ変えてイベントに挑んで結果を持って帰ってきて最適化する作業って楽しいんですよ。 例えるならばゴブリンの巣穴に潜るのに何の武器を持っていくか、何の道具を持っていくかを試行錯誤しながら最適化していくのって楽しいと思うんですけど、まさにそれなんですよね。 もちろん厳密に「1つの条件だけ変える」に拘る必要はないんですが、条件を変えつつ同じインシデン……

0456:コンベンションは楽しいので

TRPGってクローズな集団でやっていたりオンラインで遊んでいると見落としがちなんですが、TRPGのプレイヤーが大勢集まってプレイする「コンベンション」という舞台もあり、それもなかなか楽しいのです。 コンベンションはある程度大きな都市であれば月何回〜年数回のサイクルで行われている事が多く、TRPG系の雑誌やTwitterなどで探すと結構簡単に見つかります。 TRPGプレイヤーが大勢集まるというのはなかなかない機会なので、チャンスがあれば一度は参加してみると良いと思います。

0455:【TRPGな話】ランダムドローは楽しいので

今家族でモンハンをやっているんですが、ランダムに入手できる素材を集めて装備を作るのが楽しいと思っていて、これってTRPGもそうなんですけど、目的を持ってランダムを引いて一喜一憂するのも楽しいですし、ランダム配布されたものから「できる」ものをリストから探すのも楽しいんですよね。 このあたりアイテムの配布でもそうなんですけど、ランダムダンジョンで「最後の部屋が出てこない!」とかで騒ぐのも楽しいので、一般的に目的を持ってランダムを引くのが楽しいんですよね。 こういう部分を意識して出していけるとGMとして面白いですし、プレイヤー視点でもランダムは楽しんでいけるので良いですよね。

0453:【TRPGな話】色々変わって来ましたが

TRPGのサイトを20年近く運営してきて、過去の記事なんかを読み返して思うんですけども、20年もサイト運営をやっているとやっている間に意見が色々変わるんですよね。 昔は私TRPGはガチ勢でTRPGを「一回作ったシナリオは遵守、敵データも行動もガチで作ってグッドエンドを目指すゲーム」と捉えていたんですが、今はどっちかと言うと「TRPGは集まる理由。みんなで楽しくワイワイやってちょっとドキドキハラハラしながら最後まで楽しめれば良い」くらいの気持ちになっており(もちろんガチを否定するものではありません)、そうなるとコラムの切り口も変わるんですよね。 昔は否定的だったTRPGの演技ブーストシステ……

0452:消化能力は無限の可能性を持つので

TRPGに限らない話なんですが、何か趣味について誰かからコメントを貰った場合、それをどう咀嚼してどう消化するかはコメントを貰った本人にしか決められない部分なんですが、この咀嚼能力・消化能力は無限の可能性を持っていると思うのです。 どんなコメントであっても前向きに捉えて自分を育て長所を伸ばして短所を整えていく方向性に受け取っていけばどこまででも栄養として受け取って育っていけると思いますし、逆に前向きなコメントも捉え方によって増上慢の元になったり否定的に捉えてしまったりして悪い成長に寄与する可能性もあるので、そこも含めて成長の糧に対する消化能力は無限の可能性と無限の危険性を持つものだな、と思い……

0451:【TRPGな話】TRPGを知って変わったもの

私は小学校くらいの時にTRPGを知ったのでわりとTRPGは根っこの遊びなんですが、考えてみるとTRPGを知ってから変わった部分って結構あるな、と思ったのです。 一番変わったのは物事に対するスタンスで、それまで難しいなにかに出会った時は投げ出していたんですが、TRPGを遊ぶようになってからは難しい何かはできるだけ細分化してできるところだけでもやっつけようとするようになり、その結果「できる」事が大幅に広がったんですよね。 そして算数が得意になり物理に興味を持ちネタ用に色々本を読むようになり、よく考えるとTRPGによってできた習慣というのは結構ある気がします。 皆さんはTRPGを知って何か変……

0450:尖ったセッションをする自由はありますが

TRPGでは尖ったセッションをする自由はありますが、尖ったセッションに人を巻き込む権利はないので、尖ったセッションをする予定なのであれば事前にそう告知して人を集めると良いと思います。 期待権というかなんというか、普通にTRPGセッションとして収集されたのであれば「TRPGセッションとして無難な範囲」でのセッションを期待して集まるでしょうしそれを求めて来ているだろうと思われるのでいきなり鈍器で殴りかかるのは悪手だと思っていまして、「こういう部分を突き詰めたいのでつきましては尖ったセッションのメンバーを募集します」と言って人を集めた方が多分全員にとって良いセッションになると思います。 無難な……

0448:固定値は裏切らないですが意外性もないので

TRPGってダイスを振るのが楽しい人と楽しくない人がいて、楽しくない人は大体が運が悪く最終的に「TRPGは固定値」「固定値は裏切らない」という結論に収束していくんですが、確かに固定値は固定の値なので裏切らないんですが逆に言えば固定以上の結果は出さないので意外性がないんですよね。 システムによるダイスの振り方にもよるんですが、ブーストを掛けてダイスを多数振って6が2個出たらクリティカル、みたいなシステムだと固定値よりもダイスの数の方が大事だったり、固定値に100乗せてもダイスの結果がファンブルでは意味がなかったりと場合によって「固定値が正義」とは言い切れない部分があるのであまり固定値にこだわ……

0447:【TRPGな話】安易なマラソン化は良し悪しなので

自分の事を指さして言っていますが、なんでも「安易にマラソン化」するのはオススメできないと思っていて、マラソン化する事で癖になっていく点だけは評価できるんですがそれ以外は無理矢理にアウトプットを出し続ける苦行なので趣味がつまらなくなる原因だなと思っています。 TRPGとか楽しくて色々やりたいと思うんですけども、週に6回プレイが刺さっているような人だとまあ個人差はありますがやりすぎの範囲に入っていて、もう遊んでいるんだかスケジュールを詰めているんだかわからない状態を続けていると一本一本のプレイの身の詰まり方も違ってきますし事故る時の規模も変わってくるので、楽しくて結果的にマラソン化されているな……

0446:求めるばかりでは得られないので

TRPGって基本的に「自分が楽しいと思う事を人にして、人の楽しいと思う事を自分にして貰う」趣味なので、お客さん扱いして欲しいと言うか自分は何も提供せずに貰うだけ貰って帰りたい人には向かないと言うか、出せない人には帰ってこない趣味なんですよね。 自分を持ち上げて欲しいのであればそうして貰えるだけの言動を普段からしておくべきですし、して欲しいと言う前に自分が誰かにしてあげる事で「見せる」事をしなくてはいけないので、TRPGで何かをして欲しいと思った時ってすごく大変です。 もちろんぶっちゃけてしまって「僕はこうするからみんなはこうして欲しい」と言ってしまうのが早いんですが、それも提供するものと……

0443:【TRPGな話】食わず嫌いは損をする可能性があるので試すだけしたいですよね。

TRPGでは「こういう役回りがいい!」「こういうクラスがいい!」っていうところができてくると思うんですけど、もちろん得意な守備範囲を持つのは良い事なんですがそれだけしかしない、他に手を出さないのはもったいないと思っていて、一見美味しくなさそうに見えても食べてみたら非常に美味しいというのはよくある事なので、チャンスが有るなら全部のパターンを試しておくべきだと思うんですよね。 手を出してみるまでは美味しいかどうかはわからないのが世の常なので、一個「美味しい!」と思ったものがあっても別のものでそれ以上のものがあるかも知れないので、色々試していくのはとても大事な事だと思います。 もちろんベースと……

0441:【TRPGな話】楽しければ自動的に上手くなるものなんですよね。

TRPGに限らず言える事なんですが、何かを「楽しい」と思って続けている場合、基本的には自動的にそれが上手くなっていくものなんですよね。 楽しいから上手くなるのか上手くできるから楽しいのかはどちらとも言えないんですが、基本的に楽しく継続している場合上手くなっていくループにハマっていると言う事です。 じゃあ勉強とか楽しくなれば頭良くなるのかよ、という話なんですが、基本的に頭は良くなります。楽しく勉強して身につかないわけがありません。 誰だってスキルツリーをたぐるのが好きでしょうし特技でコンボするのは楽しいでしょう、それが勉強になったら無敵だよ、という話です。 なので上手くなりたいものにつ……

0440:自分らしさにこだわり過ぎると先を見誤るのです。

TRPGをプレイする時、自分がプレイするものなのでプレイの中に「自分らしさ」が出てくるのは当然なんですけども、この「自分らしさ」ってこだわってしまうと先を見誤ると言うか、今までの行為の集積を自分らしさと勘違いしてしまいがちなんですよね。 その時、その瞬間を自分で判断する事が「自分らしさ」なのであって、「自分らしさ」に照らし合わせて行動を決めるのは順序が違うので、結果も変わってきてしまいます。 自分らしさって自分でこだわるものではなく人から見て見えるものなので、その部分は勘違いしないほうが良いと思います。

0439:【TRPGな話】話すのって楽しいんですよ

凄くぶっちゃけた話なんですが、男性がキャバクラにハマる理由・そして女性が答えはいらないから話を聞いてほしい理由って、結局「何かを誰かに話すのは楽しい」という部分があるんですよね。 もちろん「何か」が自分の趣味に関係するならなおさら楽しいでしょうし真面目に考えた事であれば真面目に聞いてくれたらなおさらに楽しいでしょう。 TRPGにおいても「話す」のって凄く楽しい事なので、うまく人の話を引き出す・気分良く話してもらう環境を構築できるとみんな気分よく楽しく参加できるので良いですよね。 もちろん自分がしゃべるのも大事なんですが、人の話を引き出せるとなおさらに上手いプレイヤーだと思います。

0438:真の一流は思想に価値がついてくるので

TRPGに限らずなんですがどんな分野でもぶっちぎりの超トップって価値のある思想をしていると言うか、そもそも思想があってそれに価値がついてくる感じで成長している人が多く、そういう意味では価値のある選択肢を続けた結果一流になるのではなく思想に価値があって行動に出るという形が見える気がします。 プレイヤーキャラクターについても同じ事が言えて、そもそもの価値観に何を据えるのか、据えたものをどう扱うのかという所にキャラクターの真骨頂が見えるところがあるので面白いですよね。 あなたのキャラクターは何をどう考えて行動しますか……?

0436:経緯を楽しませるのが上策です。

今日は家族でディズニーランドに来ているんですが、やはり最高級のテーマパークには学ぶべき部分が多いですね。 ディズニークラスになるとアトラクションも本体5分待ち時間55分みたいな配分になるんですが、ディズニーは待ち時間も楽しいように設計されているんですよね。 TRPGもその「結果を出すための経緯が楽しい」に持っていくと中ダレもなく集中力がある状態でセッションを進められるのでオススメです。

0435:【TRPGな話】事前に地図を持てると楽ですよね。

今日は長男を連れて秋葉原ダンジョンに潜ってきたんですが、事前に地図を持てていたのでイージーミッションでした。 TRPGでも事前に地図を持てていると非常に楽ですよね。 完全な地図を持っている場合、三方向が塞がれている道を塗りつぶしていくと最短確実ルートがわかるのでお薦めです。 地図って面白いですよね。

0434:身近にゼネラリストがいると良いですよね。

TRPGに限らず人って弱点補強よりも長所強化のほうが強くなりやすく、結果から言うとスペシャリストになる方向性に持って行った方が伸びやすいんですが、スペシャリストは視野が狭くなりがちで得意分野以外には手足が出ない危険性をはらんでいるので、バディとしてゼネラリストがいると良いですよね。 1人のゼネラリストに数人のスペシャリストがぶら下がる形でチームを組めるとスペシャリスト同士でも役割分担ができるようになるので非常に便利です。 このあたりTRPGのパーティ編成にも応用できる考え方ですし、コネクションを使うTRPGシステムだとゼネラリストコネ特化みたいなキャラを作る事もできるので面白いのではない……

0433:【TRPGな話】リスペクトがないと長くは遊べません。

TRPGは相互奉仕による楽しみが大きなゲームなので、相互に奉仕する心とそれを感謝する心がないと長くは遊べません。 環境を構築してくれる人、場所を確保してくれる人、日程を調整してくれる人もそうですが、実プレイで絡んでくれる人にもリスペクトを送る事を忘れないようにしないと良くないですね。 みんなが無意識に相互奉仕して遊んでいる場合感謝の気持ちがない人が1人入るだけで環境が崩壊する事もありえるので、皆で意識してリスペクトを送り合いたいですね。

0431:【TRPGな話】やりたい事をやりたいようにやるのが楽しいので

TRPGって基本的に自分のやりたい事をやりたいようにやるのが一番楽しいという部分はあるので、自分よりキャリアの浅い人が何かをしたさそうであればフォロー・援助してあげられると良い環境になるのかな、と思います。 キャリアを積めばそれだけ「やりたい事をうまくやる」能力は上がっていくはずなので、自分よりキャリアの浅い人が「したい事」をできるようにフォローしてあげられれば素敵だな、と思うんですよね。 もちろん人をフォローしつつ自分もしたい事をできる力量があるならそれば素晴らしい事ですしぜひ実施すれば良いと思うので、皆がやりたい事をのびのびできる環境があればいいですよね。

0429:【TRPGな話】集まれる環境がある事には感謝しないといけないですね。

TRPGってオンセにせよオフセにせよ一箇所に集まって同じ時間を共有しないと遊べないんですが、そういう集まれる環境がある事には感謝しないといけないですね。 オンラインにせよオフラインにせよ場所を確保してくれた人がいて、時間調整をしてくれた人がいて、全員が集まれて初めてセッションがあるので、その環境が当たり前だと思わず、その環境が維持できる事には感謝してメンバーにリスペクトを送るべきですね。 環境へのリスペクトが消えると環境崩壊の第一歩になるので十分に注意していきたいですね。

0428:年齢差は40くらいまでなら平気で行けるので

TRPGって趣味としては古くもう40年以上の年月を経ている趣味なんですが、歴史がある分プレイヤーも歴史があり、若い人と古い人では30歳40歳の差がつく場合があります。 とはいえ同じ趣味なので会話の年代の古さにだけ気をつければ年齢差はほぼ無視して一緒にプレイできるので、あまり年齢差を気にしすぎない程度に若い人と交流できればいいんじゃないかと思います。 実際私も33歳差の離れた次男と一緒にTRPGをプレイしても大きな問題は起きないですし、同年代で同じ話題を延々やらなければ良いんじゃないかと思います。 たまには年齢の離れたプレイヤーと遊ぶのもイマジネーションが増すシチュエーションだと思います……

0426:決めた事は変え難いので

TRPGに限らない話なんですが、人間って一度「決めた」事を翻すのって凄く大変で、一度決めてしまったら大体の場合は多少の障害があっても「決めた」通りにしようとする傾向があるんですよね。 そういうのをTRPGに応用するとプレイヤーなりキャラクターなりに一度「選択」させてから後の障害を出していく、という形式で行くと最初から見えている障害よりも「決めた」方向性に行こうとする動きをしてくれるので誘導しやすいんですよね。 このあたり心理学的なテクニックになってくる部分なんですが、うまく使えると非常に面白いので試してみると良いと思います。

0424:よく使うものは高くて良いものを選ぶべきなのです

TRPGに限らないんですが、「よく使うもの」「長く使うもの」は多少値段が貼っても良いものを選んで使っていくと言うのはライフハックの基本なんですが、これって本当に大事だと思います。 その人にとって価値があるもの・長く使うものは予算の範囲で良いものを選ぶべきですし、それを選んだのがその人にとっての価値観という事だと思うので、よく見ておくのが良いと思います。

0423:【TRPGな話】2週間やれば習慣になるので

TRPGに限らないんですが新しい何かを始めるために新しい習慣を身に着けたいのであれば最初の2週間に気合を入れるべきだと思っていまして、だいたいなんですが2週間しっかりやっていけば大体習慣として定着してくるので、この最初の2週間をどうやって乗り越えるのかだと思います。 大体の場合最初の1週間で定着するんですが2週間目でヌケモレが発生し3週間目でガタガタになってきて最終的に有耶無耶に終わるパターンがあると思うので、2週間目が肝なのかな、と思います。 でもまあ2週間って1年で言うと30回位チャレンジの機会があるという事なので、失敗しても腐らずに次につなげていけばきっと良い結果に繋がりますよ。

0422:言葉の魔法

音楽が魔法であるように、音楽を構成する要素である「言葉」もまた魔法なのです。 TRPGで言うとPCが発する言葉全ては周囲に影響を与える魔法ですし、プレイヤーが発する言葉もまた周囲に影響を与える魔法なのです。 普段意思の疎通に使うだけに簡単に使いがちなんですが、意思を疎通するというのは物凄い事で高度に発達した一部の生物にしか許されていない特権なので、気軽に使うと痛い目にあいますし、大事に使えば良い結果が帰ってきます。 言葉って遊ぶには難しいものなんですが、しかしTRPGは言葉で遊ぶ遊びなのでちょっと難しいとと言うか優しく扱ってあげないとデリケートな趣味でもあるので、大事に遊びたいですね。

0421:【TRPGな話】一歩踏み込むとより良く見えるので

まあTRPGに限らず趣味全般について言える事なんですが、何か「良いな」と思うものがあるとして、その趣味をもう一歩踏み込むとその「良いな」と思うものの良さがより深くわかる・より良く見えるというのはよくある話です。 なので、今楽しんでいる事・ものはTRPGを深く遊んでいく中で更にもう一段階面白さの底がある、そこが底だと思ったら更に奥があるというのを見せてくれるので、楽しみながら一歩ずつ進んで行く事をして行くのが重要なのかな、と思います。 踏み込むのもなかなか楽しいものですよ。

0418:無理に差別化する必要はないので

TRPGをする時に一人称・語尾なんかをいじる事で他のキャラクターと自分のキャラクターを差別化する方法があるんですが、基本的に無理に差別化する必要性はないのでそこしか差別化ポイントがないのであれば無理に差別化しないで普通のキャラクターをプレイする事をおすすめします。 あなたらしいキャラクターというのはプレイの中でにじみ出てくるもので一人称・語尾をいじると後々面白くない結果になりかねないので、必要性があって一人称や語尾が違う必要性があるならいいですが、そうではないのであれば差別化しない方が良いと思います。

0411:【TRPGな話】レベルを上げて物理で殴る

今新しいパソコンを手に入れたので今までに挑戦してこなかった事にいろいろ挑戦しようと思っているんですが、すべてそうなんですがまずは経験が一番で、レベルを上げて物理で殴るのが一番強いんですよね。 どんなに特殊エフェクト特殊効果を持っていても根っこのレベルが低ければどうにもならないので、経験を積んでレベルを上げるのが一番大事だと思います。 まあ地道に鍛錬を積むのが一番の近道で、そのためにはまず最初の一回を「経験する」事がなにより大事なので、自分で意識して踏み込むべきですし、二の足を踏んでいる人には経験のチャンスを与えてあげるのが大事かな、と思いますです。

0410:GMはプレイヤーが楽しければ何をしても良いんですよね。

結構究極的な話をするんですが、GMってプレイヤーを楽しませる目的なら何をするのも許されているというか、「プレイヤーが楽しんでいるなら」キャラクターをどこまで追い込んでもいいわけなんですよね。 ただここで注意というか、プレイヤーとキャラクターが同一化されるプレイヤーの中に一定数「キャラクターが追い込まれるのを嫌う」プレイヤーが居るんですよね。 もちろんTRPGはゲームで、選択と決断がなければゲームにならないのでキャラクターはある程度追い込む必要があるんですが、いわゆる修羅場に追い込んでいくスタイルは嫌いな人は嫌いなので注意が必要です。 そして前提条件で言っているんですが、「プレイヤーが楽……

0407:【TRPGな話】いい話とネタを取れる話は違うので

ファンタジー作品で物凄く感動というか、心がグッと動かされる話を見たんですが、じゃあこれがTRPGのネタになるのかというとネタにはできない話で、TRPGってストーリーのメディアなんですが使えるネタと使えないネタがあるので面白いな、と思います。 基本的に人の過去があって現在につながる話だと、その「人」がPCだとキャラクターの過去を指定する話になりますし、NPCなら「知った事か」という話になるので使いづらいんですよね。 もちろんうまく手段を使ってPCとキャラクターに落とし込む方法もあるんでしょうけども、こういうのって狙ってやるのは難しい部分があるので私は使わないというか、基本挑戦しないんですよ……

0404:スタンダードなのには理由があるので

セッションでNPCを出したり自分がキャラクターを作る時ってついついテンプレを外したキャラをしたがる事ってあると思うんですけど、テンプレートのキャラクターって物語への絡み方が容易だったりキャラクターの動きが制御しやすかったりと「テンプレートになる」だけの使いまわし方ができるからで、逆に言うとテンプレートを外すと動きづらかったり絡みづらかったりする事があるので注意が必要ですよね。 あくまでテンプレートの範囲内でも「自分らしいプレイ」をする事で十把一絡げのキャラクターから抜け出す事はできるので、スタンダードだからという理由で避けるのではなくどう使うかという部分を考えると良いかも知れません。

0403:【TRPGな話】新しいものは心が踊りますよね

新しいパソコンを買う事になって喜んでいるんですが、TRPGもそうなんですけど何か「新しいもの」を手に入れるのってすごくワクワクしますよね。 アイテム表で手の届かなかったアイテムを買うでも、新しいシステム自体を入手するでもなんでもいいんですけど、「新しいもの」を手に入れるのってその遊び方を更に多角的にしてくれるという事なので純粋に良い事なんですよね。 一通り全部楽しんだら別のシステムに移ってもいいわけですし、今持っているシステムの中で「まだ持っていないもの」をどんどん手に入れていきたいですよね。

0402:たまにはゼロからやりなおすと楽しいですよ

キャンペーンゲームでガンガンに育ったキャラクターで強いモンスターを相手にゴリゴリの戦闘をするのも楽しいんですが、キャンペーンを長くやっているのであれば逆に育っていない新規キャラクターで序盤のセッションを遊び直すのも楽しいですよ。 キャンペーンで遊ぶとキャラクターが育つ速度にプレイヤーが楽しむ速度が追いつかない事があり、序盤から中盤の部分について十分に遊ばないままにキャラクターが成長してしまう事があるのでたまに意識して序盤から中盤レベルのキャラクターで遊んでみると楽しいと思います。 もちろん逆に今の成長速度を超えて「もっとレベルの高いキャラクターでセッション」を楽しんでもいいですし、今の環……

0401:【TRPGな話】再現性のない話の方が面白いので

私個人的にテクノロジーが好きで、テクノロジーって再現可能性が大事なんですけども、TRPGでは再現可能な話をするよりも再現性のないワンオフのセッションをする方が楽しいと思っていて、メンツもそうですが一期一会というか、メンツが同じですら再現ができないセッションというのが好きなんですよね。 ダイスを使っている以上基本的にすべての判定は再現不可能なので何をどうやっても再現不能になるので良いんですが、ついてこないダイス目にプレイヤーが合わせて東奔西走する展開が好きなんですよね。 そういう意味で今遊んでいるセッションはすべて「ここだけのもの」なので、一つ一つのセッションを大事にプレイしていくのが何よ……

0400:駄目な時はどうしようもないので

今使っているMacの調子が悪くリカバリ中。それに加えてWindowsノートPCが不調でリカバリを走らせており、ブログを更新するパソコンがないのでiPad Proからブログ更新をしています。 TRPGでもそうなんですがとことんついていない時には何をしても駄目でどうしようもない時というのはあるので、そういう時には駄目なことを受け入れて受け流していくしかないのかなと思います。 もちろんプレイヤーサイドではどこまでも悪あがきして食い下がっていくプランもありなので一概には言えないですけども、まあ駄目な時は駄目というのはあると思うので、その事実とどう付き合っていくのかだと思います。

0397:【TRPGな話】TRPGに必要なのはフォロワーシップですよね。

TRPGではリーダーシップというよりかはフォロワーシップのほうが重要というか、場を引っ張っていくのは一人で良いので他のプレイヤーはその瞬間はフォロワーであるべきで、そういう意味では強いリーダーシップよりも堅実なフォロワーシップを持っているとゲームの進行に良い貢献ができると思います。 瞬間瞬間でリーダーシップを取るプレイヤーが入れ替わってもフォロワーとして場を支えていくのは重要ですしそれができるとできないではセッションの満足度が大きく異なるのでできるのであればフォロワーシップは発揮していくと良いと思います。

0396:ダイスとかを揃えるのも楽しいですよね。

TRPGはシステムやサプリメントを買うのも必要なんですが、オフセであればダイスなりトランプなりが必要になるので最低限は買わなければならないんですが、そういう小道具を買うのも楽しいですよね。 6面体のサイコロなら百均でも手に入りますし、8面体10面体20面体もゲームショップを探せば手に入りますので、気に入った色のをいくつか買い足すのが楽しいと思います。 気に入ったダイスだと思い出も作りやすいと言うか、「このダイスでレッドドラゴンを倒したな」とか「このダイスは誰と交換して貰ったものだな」という思い入れができるので、道具に思い入れがあると使うのがなおさら楽しくなるので良いと思います。

0395:【TRPGな話】ネタがなければ思い切って休んでもいいんです

TRPGをする時にGMならばシナリオ、プレイヤーならばキャラクターのストックに限界があってもうネタがない、という瞬間があると思います。 もちろんネタなしで遊んではいけないわけではないので全然問題ないのですが、ネタがなくて苦しんでいるのであれば無理にプレイしないで「一回お休みしましょう」というのも手段だな、と思います。 定期的に開催するのは理想的ですが必ずそうでなければならないものでもないので、苦しければ一回お休みする勇気を持ってもいいのではないでしょうか。 まあ使ったネタでもテイストを変える事で再利用できたりするので「手持ちのカードでなんとかする」という方法はあると思うのですが、それで……

0393:【TRPGな話】普通である事に感謝しないといけないですね

みなさんを取り巻くTRPG環境がどんなものであれ、今が「普通」である事に感謝しないといけないですよね。 TRPGを継続的にプレイしているのであればそれが当たり前な環境である事を感謝すべきですし、継続的にプレイできていなくてもTRPGを知っている事を感謝すべきですし、普通の事として今の環境がある事をありがたい事であるとして受け止めて行く事が大事だと思います。 同席プレイヤーにイラッとしても、同席ができている事自体は感謝すべきですし、感謝を続けるためにイラッとした事実に対処すべきですし、当たり前である事を感謝しつつ当たり前であるための努力を続けるべきなので、一つ一つの構成要素をしっかりやって……

0389:【TRPGな話】人に迷惑をかけない、も考えすぎない程度に

TRPGは基本的にマルチプレイヤーによるゲームなので「人と一緒にプレイする」という環境から人に迷惑をかけない事が重要なんですが、「人に迷惑をかけない」事に意識を集中させすぎるとプレイしていて楽しくないと言うか、極端に神経をすり減らしても楽しくないので、「人に迷惑をかけない」ではなく「皆が楽しんでいるかに注意する」くらいのスタンスが良いのではないかと思います。 TRPGに関しては「人に迷惑をかける」という事についてはお互い様という部分がありますし、「人の足を引っ張る」事に関してもダイスなりカードの調子が悪いと仕方がない部分があるので、あまり気にしすぎない方がいいかも知れません。 大事なのは……

0388:環境に合わせた楽しみ方ができると良いですよね。

TRPGはオンセとオフセ、テキセとボイセで遊び方が若干異なるんですけど、遊ぶ環境によってセッションの特性が違うので、環境に合わせた楽しみ方ができると良いですよね。 オフセであればプレイヤーのハンドサインや指差しでコミュニケーションしていくと良いですしボイセならワイワイ楽しく遊ぶのが良いですし、テキセならセリフ以外の部分(キャラの動作など)を書いていく感じで遊ぶと特性にあった遊び方になるので楽しいと思います。 もちろんセッションの形式にとらわれずに自由に遊んでいいんですけれど、セッション形式によって「特に楽しめる」やり方が思いついたらそれを試してみるのもとても良いと思いますよ。

0387:【TRPGな話】オンセの時間管理も重要です。

オフセと違いオンセは再度集まるのが結構簡単なので、一度セッションが始まってしまったら「次回持越し」「次回持越し」でセッションを分断してしまい、延々とセッションの断片を続けることになってしまう場合があります。 もちろんそれで楽しければいいんですが「また集まれるから」という理由でその瞬間への没入度が低い集中できていない状況があるのだとしたらそれは看過すべきではなく、そもそもの予定時間内からハミ出ているのであれば本来の筋に戻すように意識した方が良い場合がままあります。 要するに時間が追加できるからと行ってダラダラ遊ぶと面白くなくなる場合があるという事なので、時間管理をしっかりやりながら「でも超……

0386:オンセの事前連絡は綿密に

決まった日に集まって遊ぶオフセと違ってオンセは時間都合が合えばいつ開催されるかわからない特性を持っているんですが、その特性があるので「今度オンセしようね」という約束は約束した人を縛る結果になってしまうので、オンセを行う場合日程調整や段取りの事前連絡は綿密に行っておく事が大事です。 不安を持ってプレイに望むとそれなりの結果になってしまうので、オンセ実施前には参加者に不安を持たせないスピード感と密度で連絡をすると良いでしょう。

0384:ワンオフと使い捨てはイコールではない

TRPGのセッションにはワンオフとキャンペーンがありますが、ワンオフで遊ぶ場合ではエッジを攻めたキャラクターを作る事が多いと思います。 しかしワンオフにせよキャンペーンにせよ生きているキャラクターの人生の一部を切り出したのがセッションなので、ズームアップされる期間が固定とは言えワンオフのキャラクターも生きているキャラクターなのでワンオフセッションで完全燃焼させすぎると「この後どう生きていくの?」という話になりかねないので、作り込んで使うのはいいんですが使い捨てにはならないようにしたいものですね。

0383:【TRPGな話】ランダム作成のキャラは事前に作っておけないので

TRPGでオンセをする場合、基本的にはキャラクターは事前に用意しておく事が多いと思うんですけども、ソードワールドみたいに「サイコロを振ってキャラを作る」システムだと実際にキャラ作成会までキャラクターの大枠を決めておけないので難儀しますよね。 ポイント割り振り形式のキャラ作成だと時間さえあれば納得感のあるキャラを作っておけるんですが、ランダム作成だとその場で決めていかなければならない事が多く大変かもしれません。 まあダイスを振ってからセッション開始までの間に時間があればいいんですけども、そうじゃないとキツイかなと思います。

0381:【TRPGな話】ロールプレイって役割演技なんですが

TRPGでいうロールプレイって言葉の意味としては「役割演技」なんですけども、この役割演技って社会的な立ち位置だけでなく物語的・人間関係的な役割を含むので、いわゆる戦士魔法使い盗賊僧侶というクラスだけでなく物語の主人公・語り手という物語的な意味やリーダーや賑やかし担当などの人間関係的な意味での役割も含むので、まあいわゆるキャラクタープレイと本質的な差はそんなにない感じですよね。 もちろんキャラクタープレイの中にその人が望まれている役割分担というものが入っていなければロールプレイではないんですが、厳密にキャラクタープレイをするのであればその人の社会的な・個人関係的な意味での役割分担はないわけが……

0380:キャラクターにギャップがあると面白いですよね。

TRPGはキャラクターの遊びでもあるんですが、キャラクター造形の中にギャップ要素があると面白いですよね。 完璧な勇者よりもギャンブルに目がない戦士のほうが面白く見える部分があったりしますし、キャラクターの納得感の中に一つのギャップが交じるとキャラクターの魅力が強く引き立つと思います。 逆に言うと弱いのに譲れない部分を持っているキャラクターも大変魅力的ですし、そういうキャラクターができると面白いんじゃないでしょうか。

0379:【TRPGな話】どうなるんでしょうね、オンセ環境。

2020年のFlash終了を見据えて今オンセのデファクトスタンダードであるところのどどんとふが終了する件について、後継がはっきり見えないんですよね。 このまま行くとどどんとふが消えた瞬間にIRCしか選択肢がなくなる未来が見えるので今後どうなるのか心配なんですが、どどんとふくらいに高機能でカスタマイズ性に優れたしかもブラウザだけでアクセス可能な環境は他にないので、どこかしっかりした後継を出してくれないかと思っています。 TRPG.GigaFrekasのどどんとふも2020年に終了になるのでサーバーに空きが出るので後継がはっきりしたらそちらにリソースを裂こうと思っているんですが、どうなるんで……

0378:プレイを「見る」事でわかるもの

TRPGってその人の趣味がもろに出るゲームなので、リプレイに限らず人のプレイを見てみると色々な事がわかったりします。 その人が大事にしているファンタジー観、男らしさ女らしさ、人の中心に据えている価値観なんかがおぼろげながら、場合によっては直接見られたりするので非常に面白いです。 プレイを「見る」のって、プレイ参加者じゃなく見学者で見ていてもそうなんですが、色々な人の価値観を見る事ができるので、ルールの把握・ストーリーの把握だけでなくプレイヤーの価値観まで含めて見られると非常に面白いと思います。 でも、見学専門よりもプレイに参加した方が面白いので、今見学専門の人はぜひプレイに参加してみま……

0376:日頃から備えをしておくと良いです。

TRPGに限った話ではないんですが、人と集まってする趣味を持っている人はいつ楽しむチャンスが回ってくるかわからないので、日頃から備えをしておくと良いですよね。 TRPGでいうとGMならば定番シナリオと新着シナリオを1本くらいはストックしておきたいですし、プレイヤーとしてであれば各クラスのキャラクター造形を一通りくらい持っておくと突然遊ぼうとなった時に焦らないで良いので助かります。 もちろん新しく出たTRPGシステムも余裕があれば読んでおくようにすればプレイヤー募集がかかった時に声をかけやすいですし自分でも募集できるので良いですよね。 TRPGは声の掛け合いからしか実プレイが生まれないも……

0374:提供される幸せはプレイヤー向けであるべきなので

TRPGはストーリーのメディアでもあるのでプレイヤーキャラクターは大変な目にあったり大騒ぎに巻き込まれたりするんですが、セッションで提供されるべき幸せはプレイヤー向けなので、プレイヤーが幸せを感じるためにであればプレイヤーキャラクターは不幸になっても仕方がないという関係性があるので仕方がない部分ですよね。 プレイヤーキャラクターとプレイヤーの幸せがイコールの場合は問題ないんですが、プレイヤーキャラクターが幸せだけれどもプレイヤーが幸せでない場合はプレイとして面白くないですし、プレイヤキャラクターとプレイヤーがともに不幸なのは避けたいですよね。そしてプレイヤーキャラクターが不幸でもプレイヤー……