【日想】099:確率論にも限界はあるので

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 TRPGと相性の良い学問としては確率論が上げられると思うんですが、確率論ってマクロの視点からは正しいんですがミクロの視点ではいくらでもブレが発生するので「確率論を知っているのでダイスの予測は完璧」とはいかないのがツラいところです。
 一例を上げると2D6を振って12(6ゾロ)が出る確率っておよそ3%なんですが、6ゾロって感覚的には36回ダイスを振れば1回は出そうな気もするんですが、実はそうでもなく、2D6を100回振っても6ゾロが出ない確率がおよそ3%なので、2D6で6ゾロを出すくらいの気軽さで100回連続で6ゾロが出ない可能性があると考えると、本当に1回1回の出目は予測できないな、と思います。
 同じように1ゾロを振る確率も3%くらいなんですが、防御判定で1ゾロして攻撃を喰らい生死判定で1ゾロなんていうのはザラにある話だと思うんですが確率としては3%の3%で0.09%なんですよね。1000回に1回しか起きないはずの事件なんですよ。

 このあたりゲームでダイスを振りまくっているとロールの母数も増えるので面白い出目が出る確率が高まるのはあるんですが、確率論にあぐらをかいて楽観視していると思わぬ出目で殺されるので、1回1回のロールは気合を入れて振りたいところですよね。

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。