【日想】244:オリジナリティとはリミックスをした人のらしさを指すので

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 TRPGってストーリーの遊びなのでゲームマスターをする際にはシナリオのコアとなるストーリーをある程度決めないといけないんですが、そこでオリジナリティを出そうとすると苦しい結果になりやすいです。
 そもそもストーリーっていうのはこの何百年で語り尽くされてきた感があり、それらを押しのけて「オリジナリティがある」ストーリーを1個2個じゃなくシナリオ単位で作ろうとするとかなり無理があり、相当厳しい結果になってしまいます。
 しかし、目線を替えてストーリーのオリジナリティとは「既存のストーリーのパーツ」を「どう集めてどう組み合わせたのか」という部分を指すと考えるとかなりオリジナリティを出せる範囲が広くなり、そのリミックスの中に作った人の「らしさ」が感じられるものであればオリジナルだと言って差し支えないのだと思うのです。
 「誰も知らない物を」生み出そうとすると相当な苦しみを味わうことになりますが、カスタムパーツから選んで組み合わせて「らしさ」を注入して、という形だと十分オリジナルだと言える上にパーツは既存のものなので受け入れられやすく、遊ぶ時にゲームマスターもプレイヤーも悩まなくて済む形式になっているので、そうやって作る事をお勧めします。

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。