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042:モンスター

TRPGコラム》 2009/11/17 21:28

 ファンタジーTRPGを語る上で、絶対に外せないと言っても良い要素の1つにモンスターの存在があげられます。

 この「モンスター」というのは、まあ「怪物」という意味と考えて問題はないでしょう。

 今回は、この「モンスター」について考えてみましょう。

 ファンタジーTRPGではライオンの様に「現実に存在する生き物」から巨大アリの様な「現実の生き物とちょっと違う生き物」、あるいはドラゴンの様に「現実に存在しない(とされる)生き物」や、ゴブリンのような「幻想世界の生き物」、そしてダークエルフのように「人間ではないが怪物とも言えないような生き物」などを含んだ、様々な生き物(あるいは生きていないなにか)がモンスターとして扱われます。

 さて、このように例を挙げるとTRPGにおける「モンスター」という種別の規定について、よくわからなくなってくるかも知れませんね。

 しかし、この「モンスター」という種別については、簡単に言い表す事ができます。

 モンスターとは、「人間に害をなす物」であり、かつ「亜人間(デミ・ヒューマン)として認められていない物」という2つの条件を満たすものを指すのです。

 ここで言う「亜人間(デミ・ヒューマン)」とは、「人間ではない知的種族であり、かつ人間とある程度の共存関係を築き得る種族」を指します。
 エルフやドワーフ、ホビットなどは「知的種族」であり、かつ「人間と共存関係を築き得る種族」であるため、「亜人間」として認められている訳です。
 逆に、ライオンや巨大蟻は知的種族ではありませんし、ダークエルフやゴブリンは「知的種族」ではあるものの「人間と共存関係を築いていない(あるいは築けない)種族」であるためにモンスターという事になるんですね。

 そこから考えると、「モンスター」とは「人間と共存できないもの」、すなわち「人間の敵」を指す訳ですから、TRPGにおける冒険者がモンスターを倒す事で名声を得る事ができるのは、ある意味当然の事と言えるかも知れません。

 最近では「迷宮を突き進んでモンスターを倒す」というシナリオは忌避されがちですが、このような事を考えてみると、また違った楽しみがあるかも知れませんね。


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