11月 date

182:自分より頭の良いキャラクターを演じるには補助が必要です。

TRPGでプレイするのが難しい能力に「知力」があるんですが、知力をただ「頭の良さ」と訳すると非常に困った問題が起きます。 プレイヤーの知力よりキャラクターの知力が高い場合プレイ不可能なのです。プレイヤーのリアル知力がキャラクターの知力に制限をかけてしまうんですよね。 この問題を解決するには外部から補助をする必要があり、例えばある場面で「私のキャラクターは知力15なんですが他の人が気づかないなにかに気づかないですか?」と聞いてみるとか、GMの方から「君は知力が高いので特別に気づいたが〜だよ」と付け加えてあげるなど、キャラクターが頭がよい事を表すボーナスが必要なんですよね。 逆に知力がとて……

181:ゲームの目指す姿は「終わった時次いつやるかを相談し始める」事なんじゃないでしょうか

TRPGって楽しくなければTRPGじゃないというんですが、常に楽しければいいのかと言うとそうでもなく、例えば悪役が悪を成すシーンは楽しくないと言うか腹が立つシーンですが、それだけの悪を成した敵だからこそ戦う時に奮い立つのであり戦闘自体も楽しいですし勝った後は気分が良いので「常に楽しい」が正しいのかと言うとそうでもない気がします。 キャンペーンとかでは「やられっぱなしの回」があって次回以降大奮起するパターンもあるので「楽しかったね」で終われるとは限らないのでTRPGイコール常に楽しい、はイコールではないと思うんですよね。 じゃあゲームとしてどうあれば良いのかと言うと、結果的にゲームが終わっ……

180;楽しければ上手くなるんですよね。

TRPGに限らず趣味は全般的にそうなんですが、「楽しい」と思うものって上手くなっていくんですよね。 「楽しい」から上手くなるのか「上手くなる」から楽しいのかと言うとどちらとも言えないんですが、確実に言える事は楽しんで反復していけば一定のところまでは自動的に上手くなります。それ以上は系統だてた学習や地道な基礎固めが必要になるんですが、一定のところまでは勝手に上手くなります。 なのてTRPGをはじめたばかりでとにかくTRPGを上手くなりたい人は楽しんで続ける事が一番大事で、最初の内に無理に系統だてて学習する必要はないので、楽しい内に楽しんでおいたほうがいいと思います。

179:全くの素人さんと遊ぶ可能性もあるので

普段TRPGをやっている環境がクローズ、またはセミクローズだと気づきづらいんですが、TRPG環境って膨れ上がっているのでいつか「全く何も知らない素人さん」と出会う可能性があるのです。 TRPGは相互交流で遊ぶものなので素人さんを放置して遊ぶのは論外ですし、何をどうやってやっているのかを相手に説明する方法、相手がどこで躓いているかを察する観察眼が必要になるんですが、これ、普段から意識しておかないとぶっつけ本番でやると結構コケる問題なんですよね。 経験者向けに経験者用のバリッバリのシナリオを回すのも良いんですが、新人さんを加えて和やかに遊ぶ方法もちゃんと覚えておかないと行けないので注意が必要……

178:オンセには「成長回」の余地がある

オンセに限った話なんですが、キャンペーンとかでキャラクターを成長させる場合「次回までに成長させておいてね」で放る方法もあるんですが、個々人で成長させると抜け漏れがあったりスキル連携がままならなかったりして面倒になる場合があるので、オフセッションだと難しいですがオンセの場合「いつ集まってみんなで成長させようぜ」という回を実施する余地があるのです。 オンセの成長回の場合互いに突っ込みながら成長させられる、スキル連携を話し合える、GMもプレイヤーの意図を知っておく事ができるので上手く使わせてあげられる場面をそれ以降に用意してあげやすいという利点があり、「時間だけ合わせる」のが難しい場合は仕方がな……

177:他人事だと思わない事が大事です。

TRPGでは自分以外のプレイヤーが悩んでゲームが止まる事があるんですが、これを他人事と思って迷惑に思うのか、相手に同調して一緒に悩むかでゲームの楽しさが一回り違います。 他人事と思って迷惑に思うという事は自分も常に即断を求められて悩む事が許されないという事ですし、逆に一緒に悩むスタンスの場合相手プレイヤー・キャラクターについて掘り下げて考えられるチャンスなので非常に良い事なのです。 もちろん一緒に悩んだつもりで求められてもないアドバイスをし始めると問題なんですが、「どう思う?」と聞かれた時に「こう思うよ」と答えられるくらいには一緒に悩んであげられるといいですよね。

176:ネタ投入には全員理解可能かを把握しておく必要があるので

TRPGにおいて色々なジャンルをフィーチャーするのは面白いやり方なんですが、これ、一歩間違うと全く知らないジャンルの話をセッション中ずっとされて非常につらい思いをする事になりかねないので要注意です。 フィーチャーするジャンルについて基礎知識を全員が持っているのであれば投入してたのしく遊べるでしょうが、1人でも基礎知識を持っていないのであればその人は置いてけぼりにされる運命なので避けるべきです。ネタ投入を避けるべきなのではなくリサーチを行って基礎知識を全員持っている事を確認した上で投入すればいいので、プレイメンツの趣味嗜好については普段から把握しておくと良いでしょう。 駄目だ、という部分に……

175:物語の摂取は自分への投資なので

TRPGをするに置いて「引き出し」の中身が結構重要で、ゲームをプレイする間引き出しに入っているもので遊ぶしかない部分があり、豊富なネタと台詞回しで遊びたい場合引き出しの中身を増やすしかないのです。 そして引き出しの中身を増やすには物語を摂取するのが一番で、ゲーム・映画・本などで物語の成分を摂って噛み砕き消化してエッセンスを引き出しにしまい込む事が大事だと思います。 引き出しの中身は常に気にかけておくとよく、ネタを仕入れるのであれば色々な物語に触れたいところですよね。

174:ステロタイプが悪いわけではないので

TRPGを遊んでいると最初は何をやっても面白かったんですがどんどんステロタイプを廃する動きになってくる場合があります。 もちろんステロタイプを脱するのも良い事なんですが、ステロタイプはステロタイプで意味があって存在するものなので、無理に外す必要もないのかな、と思います。 ステロタイプを運用する中で自分らしさが出てくれば差別化としては充分なので、ステロタイプだからこそ通じる阿吽の呼吸やお約束というのもあるので、そういう部分を活かしながら自分らしいキャラを演じられればいいのではないかと思います。

173:目的なく繰り返すのは良くないです

TRPGに限らず何かを練習する時って反復練習すると思うんですけど、この反復練習って注意が必要で、何のために練習しているかが抜けると回数を重ねる事が目的になってしまい本来の目的がブレてフォームを崩してしまう場合があるのです。 正しいフォームを身につけるための反復練習なので「回数を重ねる事」が目的に置き換わるとブレたフォームが身についてしまい練習しなかったほうがマシだという結果になってしまいかねないので、反復練習する時は何を目標にどうやってするのか、という部分はしっかり意識しておいた方が良いと思います。

172:立ち絵なんか要らないですよ

TRPGでオンセをやっていると皆が立ち絵を用意していて驚く事があるんですが、立ち絵は「あるといいね」という類の物で必須のものではなのです。 設定上類まれなる美少年をやっている時に立ち絵を用意すると想像の範囲が狭まり良さが生きないので逆にそういう設定の場合立ち絵はないほうが良く、何でも用意すればいいというものではないのです。 BGMについても同じ事が言えて「あるといいね」であって必須ではないのです。 これらを「あってあたりまえ」にするとTRPG参入の敷居が上がり入りづらい趣味になるのでそうならないように注意したいですよね。

171:習慣化

人間って色々な事を習慣化していくものなんですが、意外とその習慣化しているもので個性が出る部分があり、その人が何を習慣化しているかでその人らしさが決まったりするのです。 TRPGでもキャラクターに習慣をもたせるとキャラクターが立ちやすくなり像がブレなくなるのでキャラクターに何か習慣をもたせるのは良い事ですよ。

170:卓修羅も程々に

TRPGは楽しいので予定をたくさん入れたいニーズが発生する人が多々おり、中には週6でセッションをやるようないわゆる卓修羅もいるんですが、週の殆どに予定が刺さっているのが人間のヘルスとして正しいかと言うと首を傾げざるを得なく、週半分くらいは予定なしで他のインプットに使う方がいいと思うんですよね。 予定に空きがあると体調不良時にそこで立て直せますが卓修羅だとその日休んで次の日・次の日と連鎖して休む羽目になって人にかける迷惑が拡大しますし、そうでなく1日で気合で治しても好調は維持できないのである程度余裕のある日程を組んだ方がいいと思います。

169:普段から考えておくと引き出しが増えますよ

TRPGで行動する時に出せる「選択肢」ってプレイヤー依存で、プレイヤーの中にない選択肢は選べないので行動の自由ってプレイヤーの中にどれだけの選択肢があるかによるんですよね。 そういう意味で選択肢を増やすのってとても重要なんですが、その瞬間に即した選択肢を即座に持ってくるのは難しいので普段から「こういう事があったらこう返す方法があるな」というのを考えておく事がポイントになって、そして「こういう事があったら」というのは物語の摂取で練習できるんですよね。主人公の身になって自分ならどうする、と考えておくと引き出しが増えるのでお薦めです。 人の意見を聞くのも重要で、私は倫理問題の「トロッコ問題」で……

168:セッションは拾いに行かないと出会えない

TRPGのセッションって受け身でいると「〜さんやりましょう!」って声をかけて貰う事はそんなにないので自分からセッションを探す・立ち上げる事が必要だと思います。 ネットの野良卓とか怖いと思いますし一方的にフォローしている間柄の人のセッション募集に声をかけるのも気が引けると思うんですが、なにかしら自分から行動しないとセッションは発生しないので能動的に行った方が良いと思います。 慣れれば自分でもセッションを立ち上げられるようになりますしまずは自分から動く癖をつけると良いと思います。

167:最新ばかりが全てではない

TRPGって世代が進むたびにシステムが進化していくので新しいシステムを使ったほうが楽しみが深い傾向にあるんですが、だからといって旧式のシステムが悪くなった訳ではなく、たまに旧式のシステムを遊んでみると新しい発見があったりしますのでお薦めです。 1976年に日本で処版が発行されたD&Dから今に至るまで色々な系譜があり色々なシステムの進化があったので、それを追ってみるのも楽しいかも知れませんよ。

166:時限式の進行は燃えるので

ドラマとかでよくあるシーンなんですが破滅まであと何カウント、という状態からリカバリーしていく展開、TRPGでも最高にスリリングなのでとても面白いんですよね。 問題なのはドラマと違ってTRPGはダイス目があるので破滅を回避しきれないで終わる可能性がある部分なんですが、あと1カウントとかでギリギリ破滅を回避すると病みつき度が高くやめられなくなる魅力があると思います。 まあ破滅したら破滅からの再生というテーマが生えてくるのでギリギリに追い込むのは悪い筋ではなく、毎回冷や汗をかかせられたらたまらないですがたまにならいいですよね。 こういうのはテンポの問題なのでたまに豪速球で投げてくると面白いの……

165:崩れる前提であっても計画は立てたいですよね。

物事常に上手く行くとは限らないんですが、TRPGにおいても現実においてもできるだけ行動する時は行動計画を作ってそれに沿って動きたいものですよね。 計画が事前にあると突発的な問題が起きた時に計画と一緒に基本方針が決まっているはずなので即座に対応できるはずなので素早く行動するには良い方法だと思います。 もちろん計画は計画、実施したら思わない問題にぶつかる事もあるかと思いますがそれでも事前計画があるなしでは大きく違うので計画は立てておきたいですね。

164:トドメ系を入れないTRPGだとパーティ戦闘しやすいですよね。

戦闘時に宣言してトドメを入れないと死なない系のTRPGシステムは「トドメを刺さない」前提で全力の腕くらべができるので良いですよね。 普段殺さないように柔らかく攻撃するのが殺意マシマシにあって事情に楽しいです。 ガチガチのひりひりする戦闘をするにはこちらのほうが向いているかも知れませんね。

163:握りは大事なので

TRPGではとにかく相手とコンセンサスを取っていくのが必要なんですが、「時短で遊ぶ」握りであっても片方は「他を短縮してロールプレイを濃くやりたい」ニーズでもう片方は「サクッと終わらせて撤収したい」ニーズだと握りがぶれていてお互いにとって良い結果にはなりません。 何のためにどうするのか、という部分を詰めておかないと実セッションで困る・困惑する結果になるので、遊ぶ時はお互いに何をどうしたいのかをしっかりと確認しあってプレイするのが良いですよ。 特に自分のプレイグループでしか普段遊ばない人は外に出るとあまりにも身内と世界が違って驚くことになるので注意が必要です。

162:早起きは3文の得

冒険者の設定されているTRPGの場合キャラクターにオン・オフがあって真面目に生活するモードとのんびり過ごすシーンが有るとおもいます。 このどちらのシーンに置いても早起きって3文の得で、キャラクターを掘り下げるのに良いと思うんですよね。 野営の勤務交代ちょっと前に起きてきて身の上話をするシーンとか、オフなのに朝イチで起きて鍛錬しないと体がなまるという戦士なんかは美味しいシーンですしキャラ立ちするのでどんどん取り入れていきたいですよね。

161:遅刻は1秒でもアウトなので

TRPGって集まって遊ぶ遊びなので集まるには集合時間が必要なんですが、集合時間があるという事は間に合わない・遅刻する人がいるという事なんですよね。 遅刻って「時間を守る」というルールの逸脱なので、遅刻する人がTRPGのルールを守れるとは思えないので私は遅刻するTRPGプレイヤーには否定的なスタンスです。 もちろん事情があって遅れる場合もあるとは思いますが、それは事前に遅れると申し出る事、ちゃんと謝る事が前提であって、「5分10分なんていいじゃん」という話ではないのです。 遅刻は判定の達成値と同じなので「達成値20以上で成功」の判定にギリギリの達成値19を出した場合判定は「失敗」なのです……

160:相手に合わせるには下駄を履かせる方が良いので

TRPGで経験が深い人と浅い人が一緒に遊ぶ場合どちらかに寄せて遊ばなければならないんですが、基本でいうと歩けないくらいに経験が浅い人であればそれに合わせるべきですが、そうでない場合経験が浅い人に下駄を履かせる方が良い場合が多々あります。 歩くのが危ういくらいに経験が浅い人に下駄を履かせたら転ぶのは誰にだって分かりますが、それほど高くない下駄であれば履いてみると世界が違う場合があり、その世界を知る事でよりTRPGが楽しくなる可能性があるので、転ばない程度の下駄であれば履いて貰った方が互いにとって良い結果になりやすいのです。 もちろん相手は下駄を履いているのですから配慮は必要ですが、下駄を履……

159:キャラクターの持ち込みは基本線を外さない限り自由だと思うので

野良卓をやっていると一定数「キャラクターを持ち込んでいいですか」と聞かれる場合があるんですが、ランダムなしで再現できるキャラクターはいくらでも持ち込んで貰って構わないと思います。 普通に作成して「前回他の卓で作ったキャラクターと偶然同じ能力・性格・経歴」のキャラクターが作れるのであればそれを拒否する意味がありませんし、完全ランダムレスのシステムであれば持ち込みであると表明する必要すらなく再現できるので持ち込みは問題ないと思います。 逆に持ち込みが駄目なのはランダムが寄っているキャラクター、成長済みのキャラクター、便利なアイテムや呪文を持っているキャラクターで、そのあたりはランダムで再現で……

158:ゲームにおける恐怖は克服の対象なので

ゲームに限らず恐怖というのは忌避して近寄らないものではなく、よく観察して分解していく対象なのです。 同じようにゲームにおける恐怖も忌避して近寄らないのではなく、よく観察して分解して行く中でひどい目に遭わされていくものなのです。 逃げ回ってばかりではパニックホラーしかできないので、そうでないゲームをしたい場合キャラクターにそういうモチベーションをもたせるといいでしょうね。

157:茶化されると本気を出せなくなるので

TRPGでは人が真面目にやっている時につい茶化したくなる場合があるんですが、本人が真面目にやっていてるのに茶化されるとバカにされた気持ちがして非常に嫌な思いをする事があり、そして一度そういう思いをするとまた茶化されるのではないかと思って真面目に本気を出せなくなるので、基本的に人を茶化すのは避けた方がいいです。 もちろん皆がおふざけで楽しんでいる時に上手く茶化すのは良い遊びなんですが、中に1人でも真面目な人がいるとその人に嫌な思いをさせる事になるので注意が必要です。 基本的に真面目に遊んでいるのであれば茶化すのは避けた方が良く、状況を見てどうするかを決められるといいですよね。

156:人の遊びに首を突っ込むなと言わざるを得ないので

リアル環境だとそうでもないんですが、インターネット環境だと一定の話が通じない種別の人が話題に混じってくる事があるので注意が必要なんですが、基本的に自分たちのプレイについては自分たち以外は口を挟む部分ではない、というのはお互い抑えておいたほうが良いです。 楽しく遊んだリプレイをウェブにアップして楽しく共有するまではいいんですが、ルール周りをねちっこく指摘してくる人がいて、もう終わったセッションについて何を言っても意味がないんですが指摘するのが目的になっている人なのでとにかく指摘してくる事があるのです。 しかし先程言ったように自分たちのプレイについては自分たち以外は口を挟む部分ではないので何……

155:どの解像度で遊びたいかでシステム選びも違うので

TRPGシステムには色々な種類があり、そのシステムごとに何をどの解像度で遊びたいゲームなのかが違うので、遊びたい解像度にあったシステムを選べるといいですよね。 泥臭いダンジョンハックをリアリティ高めにやりたいならDungeons&Dragonsでしょうし、恐怖小説の主人公の一夜を1セッションかけて慄きながらしたいのであればクトゥルフ神話TRPGでしょうし、シーン制で印象的なシーンを繋いでセッションを構築したければサイコロ・フィクションだと思います。 解像度があったゲームをその遊び方で遊ぶとビジョンがはっきりするので楽しいですし、見え方が違うという事は体験が違うという事なので別の……

154:途切れたってやめない精神力が大事ですよ。

TRPGに限らず趣味は連続記録が残る事があり、それをモチベーションに頑張れる場合があるんですが、その連続更新が途絶えた時に折れてしまう事があり、折れるために連続記録を残したわけではないのでまた立ち上がって歩いて欲しいのです。 鍛錬の意味の継続であれば1日2日の抜けは致命的なものではないのでまた繰り返せばいいですし、トロフィー的な意味の継続であればまた達成すればいいのです。 心が折れてTRPGや趣味を諦めてしまう結果になるととても良くないので、記録が途切れてもまた立ち上がる精神力を身につけたいですよね。