012:TRPGの変遷(第2世代)

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※このコラムは「TRPGの変遷(第1世代)」の続編です。

 こうして新しい遊びとして発表されたTRPGは、様々な人によって遊ばれました。

 そして、その中で、「迷宮だけではなく、街でも遊びたい!」という意見や、「この世界って、どういう世界なのだろう」という疑問が持ち上がってきました。

 そう、TRPGは自由に遊べる遊びであるからこそ、もっと様々な事をして遊びたいというプレイヤーの想いを強めてしまったのです。

 TRPGの舞台は、今までは冒険の出発点・迷宮に行く前のスタート地点でしかなかった「街」や「村」を含む、世界全体へと広がっていったのです。

 そして、ただ「普通」であった「街」にも様々な特色が作られ、その中に住む人々も細かに設定されるようになりました。

 例えば、街の領主が真面目なのか、それとも不真面目なのかだけでも、TRPGのシナリオを作る為の重要な情報になって行ったのです。

 そして、TRPGは「変形版シミュレーションゲーム」から、「世界を表現するツール」へと変化していきました。

 TRPGの冒険者の世界は、狭い迷宮から広い世界まで広がって行ったのです。

※このコラムは次のコラムに続きます。

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如月翔也

 如月翔也です。TPGとアナログゲーム、PCが大好きな中年男です。このブログでTPGについて色々触れています。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。