最初に書いておくけど、これは俺の個人的意見だからね。
今回は、ちょっとばかり時代錯誤で時代逆行の爆弾発言をかましてしまおうかな?と思います。
本来であればこのDark Sideでも「ちょっとアクが強いかな?」とか「ちょっと毒があるかな?」、あるいは「やや個人的な意見色が強すぎるかな?」程度のものしか載せてないんだけど…
今回ばかりは感情的、かつ、傲慢な暴論をブチかましてしまいます。
そんな訳で、そういう文章に耐性のない人や、そういう文章が嫌な人には先に宣言しておきますね。
悪い事ァ言わねぇから、帰れ。
ちょっと書き方が傲慢っぽいですが、そんな文章ですから(苦笑)
これで、読みたくない人は帰ったよね?
ここを読んでいるのは、「そんなのでも読みたいな」と思っている人や、「まあ、それでも許してやろうか」っていう人だよね?
じゃ、傲慢な暴論、行くぜィ。
口調も変わるからね(苦笑)
最近のTRPGシステムって、どう思う?
特に、「演技重視タイプ」のシステムとかは?
「内面の葛藤を演技できるシステム」とか、「仲間内の連帯感を絡めて、個々のキャラクターの心情を掘り下げられるシステム」とか。
俺は苦手なジャンル(やおい物とか、アニメ系とか、原作物とか)以外であれば、何でも楽しめるし、楽しめる自信がある。
だから、「演技重視タイプ」のシステムでも、どんどん遊ぶし、ノリ重視でもストーリー重視でもゲーム性重視でも気にしない。
でもさ、最近思う訳よ。
「演技重視」システムって、クソシステムじゃない?ってさ。
いや、「やろうとしている事」がクソって言っている訳じゃないよ。
あくまで、システムがクソだって言っているだけで。
だってさ、そもそも、演技も心情の掘り下げも、やろうと思えばどんなシステムでもできるもんじゃないの?
まあ、それをルール化して、それを導入する事自体には文句はつけるつもりは(あまり)無いよ。
ただ文句を付けるのであれば、「ルール化する事で、演技と掘り下げに制限をかけてしまっている」という点だけだし、そのデメリットよりも、ルール化する事でプレイにそれを持ち込んでも文句を言わせないというメリットがあるし。
ルールの中にそれを盛り込んでいる以上、「TRPGはゲームであり、”演技”等は付加要素に過ぎない」とか言う人にも文句を言わせない事ができるんだから、それをしたい人にとってはとても良い事だと思う。
でもね、それを盛り込む事は悪くはないんだけど、どうも最近のそういう類のシステムは演技以外はサポートしませんっていう雰囲気がアリアリに思えるんだよねぇ…(苦笑)
完全にゲーム性を放棄している癖に、「RP」じゃなくって「RPG」って名乗っているのが気に入らないと言うか。
っていうか、そもそも演技にゲームを持ち込んでみました(しかも失敗してます☆)みたいなシステムになっていると言うか。
な〜んか、ゲームデザイナー自身が「ゲームなんてどうでもいいじゃないですか」って言っている雰囲気が伝わってくるのが嫌なんだよね。
俺は、TRPGを「シミュレーションゲーム」にするのは好きじゃない。
でも、一応もと演劇関係者(っていうか役者)として、TRPGを「素人の演技ごっこ」にするのも嫌なんだよね。
あくまでゲームである上で、演技を導入するのが好きなんだ。
なんで、こんな事を書くかと言うとね。
「演技」だけを抽出したシステムをプレイしていくと、結局の所、行き着くところは「システムレス・プレイ」なんだぜ?
そうなったら、本気で「素人の演技ごっこ」になっちゃうじゃないか。
せっかく、「演技支援システム」とでも言うべき、上手いシステムを作っているんだから、それとタメをはるくらいの良いシステムを組み合わせてやらないと、良いTRPGにはならないじゃないか。
狭い会場で机に向かって「言葉だけの素人演技ゴッコ」に興じる暗いヒト達…考えるだけでゾッとするよ、実際。
でも、まあ、こんな感じのシステムばかりが流行する様であれば、いつかはそうなって行くんだろうね。
でもね、最後に一言だけ言わせて欲しいんだ。
「公」と「個」のバランスの取れていない人間は、駄目になって行く。
「利益」と「支出」のバランスの取れていない企業も、また同じ。
バランスの取れない物なんて、所詮は駄目にしかならない物なんだよ。
そこら辺を考えた上で、色んなゲームをプレイしてみて欲しいな。