マスタリング論 2nd page

0385:【TRPGな話】バリエーションがあればルーチンも平気です

TRPGってストーリーのメディアなので「同じストーリーの繰り返し」は忌避されがちというかマンネリは避けたい気持ちになると思うんですけども、ぶっちゃけた話をするとバリエーションさえあれば同じ事を繰り返すルーチンも平気だったりするんですよね。 ルーチンの繰り返しである戦闘を徹底的に嫌がる人は少ないですし、ダンジョンシナリオもダンジョンそのものが違えばダンジョンアタックが繰り返されても意外と平気で、大事なのってバリエーションだと思います。 逆にテンプレートが別でもテイストが同じ感じで遊んでしまうとバリエーションがないと思われて楽しくなかったりするので要注意かもしれませんね。 バリエーションが……

0377:【TRPGな話】コストが掛からない限りトライアンドエラーは正しい

厳密には日付を超えてしまったんですがちょっとの遅刻なので見逃して下さい。すみませんでした。 TRPGって自由に行動できるゲームなんですけど、選択肢が複数ある場合どれを選ぶかは自由なんですが、ぶっちゃけコストが掛からないのであれば好きな順番でトライアンドエラーをしていけばいつかは正解にたどり着くものなので、切迫した状況ではない限りはのんびり遊ぶのがいいかな、と思います。 まあゲームマスターの思惑としては「選択の回数に制限をかけて切迫度をあげてカタルシスを増やそう」という考えも出てくると思うので無限に選択できる訳ではないでしょうが、常に選択肢が最善でなければならないというのは余程の事がない限……

0372:自由度とは

TRPGって他のゲームに比べて自由度が高いと思うんですが、この「自由度」って何かと言うと「どの道を通るか決める自由度」だと思うんですよね。 GMさんの作った動線を「通らない自由」ではなく、動線は通るけれどもどの道を通るかはプレイヤーが決めるというのがキモだと思っていて、かっちり決まった道を通らない事で見える風景が変わってくるのが真髄なんじゃないかと思います。 もちろんどうしても嫌というのであればGMさんの作った動線を通らない選択もあるんですが、そっちは未開の荒野、全員の覚悟が相当決まっていないと選べない道だと思うので、基本線はGMさんの誘導にのった上で好きな道を選ぶようにするといいんじゃ……

0359:【TRPGな話】高いのか安いのかで言うと

懐かしいTRPGシステムがリブートしていまして、そのセッションに誘われたのでシステムを購入したんですが、ワンオフプレイに5000円と考えると安いのか高いのか、という部分は正直ありますよね。 私は個人的に攻略本みたいな「厚い本」に対しては3000円くらいが限界だと思っているタイプなので2000円ほどはみ出しているんですが、実ゲームに使うものなので実用書面と参考資料として使える分とこれからGMとかで活用できる余地を考えるとまあ5000円は高いけど払えなくはない金額だと思うんですよね。焼き肉1回よりは安くすんでいるのでいいかな、と。 個人的にはワンプレイしかしなくて5000円だと厳しいんですが……

0350:基本的にGMはプレイヤーよりの裁定を下していけば良いのです。

GMとしてプレイに参加していると裁定を下す時にどう判断を下していいかわからない瞬間ってあると思うんですけども、誤解を恐れずに言うと「これだ」という判断が即座につかないのであればプレイヤーにとって都合の良い裁定を下すのがベターな判断なんですよね。 GMにとって一番大事なのは「ちゃんと判断してくれる」安心感なので、プレイヤーとしては自信満々に裁定を下してくれればそれだけで信頼できますし、そして難しい判断の時にプレイヤーよりの判断を下してくれると知っていれば安心して色々相談できるのでプレイ感が萎縮しなくて済むんです。 もちろん知っているルールの裁定があるならそれを優先してもいいですし、知ってい……

0349:【TRPGな話】CoCは一世代回ったので安泰ですよね。

今日はサラッと軽い話を。 私が30年前にTRPGに本格的に乗り出した頃クトゥルフの呼び声はすでに一線級のシステムとして確立していたのですが、それから30年たった今も一線級のシステムとして確立しており、ユーザーの世代交代を一世代回った(もしかしたら2〜3世代行ったかも)わけなので、またしばらくは安泰というか一線級のシステムとして有り続けられる感じですよね。 世代が一個回るとシナリオなんかが全部使い回せるので非常に大きいと思っていて、世代を超えて同じシナリオなんかを遊べると最高に面白いですよね、と思います。

0347:【TRPGな話】地蔵プレイヤーに困らない場合

TRPGで一定数「困る」と言われているプレイヤー気質の中に「地蔵プレイヤー」というものがあり、要するに言動が少なく楽しんでいるかどうかが分かりづらい・絡みづらいプレイヤーを指すんですが、ある程度慣れたGMさんだと「地蔵プレイヤーがいても別に困らない」という感じになってきます。 どういう事かと言うとおおよそ「あまり言動が多くなくても行動宣言は引き出せているし周囲との絡みも自然な範囲内で出来ている」という形に落ち着くからなんですが、そうじゃない場合「困らない」GMが困ったちゃんな可能性があります。 行動宣言の引き出し・絡みへの誘導をせずに「困っていない」という事は、もしかするとGM本人が「周……

0337:【TRPGな話】GMはセッションの責任者なのです。

TRPG関係ではGMとプレイヤーに別れてプレイするのが一般的なのでGMのTIPSも色々積み上がっているんですけれども、一番重要なのは「GMはセッションの責任者(にすぎない)なのだ」という事ですね。 これって2つの意味があって、一つは「セッションの責任者はGMなので毅然と対応しましょう」という意味でもありますし、「せいぜいセッションの責任者であるだけなので謙虚に行きましょう」という意味でもあります。 GMはセッションに置いてインターフェースの役割を果たすので責任範囲が広いんですが、責任が大きいという事はほぼイコールで大変な事をしているという事なので多少の強権は許される範囲で、GMが表現した……

0336:意図を共有しよう

TRPGでGM・プレイヤーともに情報の共有には意識が向くと思うんですが、結構重要な事としては情報そのものよりもその情報が意図する所が重要な部分があります。 敵の前衛Aを攻撃する情報も大事なんですが「前衛の中央突破を考えておりAを落としたいので」Aを攻撃という意図が使わると伝わらないでは周囲の行動も変わってくるので、「何をしたいのでどういう行動をする」という中の「何をしたいので」を共有するのはとても大事です。 ゲームマスターとしても「そこを調べてもなにもない」と教える事も重要ですが、「その方向性では情報は得られないと思った」という事を伝える事が重要だったりするので、情報を伝えると同時にその……

0335:【TRPGな話】好きなゲームは買おうよ

TRPGな話というか、最近システム未所持でプレイヤー参加するどころかシステム未所持でゲームマスターをするすごい人がいるという話を聞いて驚いたのでメモとして。 マスターって「共通認識としてのシステム」を理解していないといけないので、システム未所持でマスターするのって無理筋だと思うんですよね、ルール裁定する時に最悪の場合「ルールブックXページの表記YによりZです」という言い方ができないとゲームマスターとしては失格なので(まあ言えなくてもいいんですが言える環境がないといけないので)ルールブック未所持はありえないと思うんですよね。 というか、まあTRPGシステムってスマブラと一緒で「持っている人……

0333:【TRPGな話】ゲームにも休憩時間は必要

基本的に今まで喫煙者だったのもあり(この5年は禁煙が継続していますが)、TRPGのプレイに置いては1時間に5分〜10分程度の休憩を必要とするタイプの人間だったんですが、今タバコをやめてからもやっぱり1時間に5分〜10分の休憩が欲しいと感じており、多分なんですけど全般的に言える事として頭脳系の労働は1時間が集中力の限界で、それを超えるなら都度の休憩が必要なんじゃないかと思います。 特にシナリオ終盤で煮詰まっている時なんかは残り時間の兼ね合いもあって休憩が取りづらい部分があったりするんですが、逆に煮詰まっている時は休憩を入れてリフレッシュした方が良い結果につながりやすいんじゃないかと思うんです……

0301:あなたならどうします?

まだ確定ではないのですが、アナログゲームを遊んでいる中学生のプレイグループが「TRPGにも興味がある」という話をしており、アナログゲームを教えていているウチの嫁さん経由でもしかしたら私にGMの相談が来るかも知れないのです。というか、相談するかも知れない、と言われたのです。 大変名誉な事です。本当にはじめての人のプレイグループを相手にするなんてそうそうない機会ですし、そんな貴重な会のGMをお願いされるなんて素晴らしい事です。 しかし、逆に考えるとここ25年以上は「TRPGを知っている人」が大多数のプレイグループでしか遊んでいないので(新人が何人か参加する事はあった)、完全に素人さん相手だと……

0299:最後まで参加できるキャラで行きましょう

ツイッターで色々呟いている間に、「そう言えば言語化していないな」と思う事があったので日想で取り上げようと思います。 TRPGってアナログゲームなんですけど、アナログゲームをアナログゲームとして成り立たせるにはプレイに参加する全員が「ゲームの最後までプレイに参加している事」が必要なんですよね。 この場合「プレイに参加」というのが面倒くさいんですが、TRPGでは基本的にプレイヤーは「シナリオ終了までプレイに参加している事」にこだわるべきで、例えばキャラプレイの行き着く先に「シナリオ終了前に死ぬ」という選択肢があった場合なんかは除いて(その死に方はプレイ終了まで参加している死に方なので)、「と……

0292:【TRPGな話】シーンの目的をはっきりさせる

子供と嫁さんに誘われて「とびだせどうぶつの森」を始めたんですが、虫を取って魚を釣って村を発展させるというゲーム、基本はゼルダの伝説ブレスオブザワイルドと変わらないはずなんですがなぜかゼルダに比べると熱中できないと言うか、やっていてメゲてくるのです。 どうしてだろうな、と思って考えてみたんですが、ゼルダの場合「ガノンを倒す」という最終目標があって、そのために装備が必要でそれを買うために虫を取って魚を捕る、という「ブレイクダウンした目標」があるんですが、とび森の場合「良い村を作る」ために「施設を作るためにお金が必要」でそのために虫を取って魚を釣るという部分では一緒なんですが「良い村」が漠然とし……

0291:GM判断について(GMはインターフェースなのでルールよりも上位)

TRPGにはルールもエラッタも公式見解もあって、追わなければいけない情報は大量にあるんですが、最上位のルールは「TRPGは皆が楽しむためのシステム」という部分で、それを担保するために存在するインターフェースである所のGMは「ルールの適用者」としてルールよりも上段の存在なんですよね。 エラッタも公式見解もルールですら「その場面でどう適用するか」はGMの判断で、GMが「皆を楽しませるために」という判断でルール適用を変えた場合はそのセッションにおいてはGMが正しいので、自分の知っているエラッタ・公式見解がある時は「そういう情報がある」事は注進していいですが一旦GMが方向性を決めたなら文句なく受け……

0283:【TRPGな話】ハードルを上げすぎない

TRPGって自分の持っているTRPG以外の趣味を活かせる趣味なので、TRPGセッションにおいてイラストを書く能力だったりBGMを選定する能力だったりプレイにおいてもアドリブ能力仕込み能力大喜利能力なんかが生きる人が多数いて、自分がプレイしている時に何もできていないな、みたいな気持ちになる可能性があるかも知れません。 しかしTRPG外能力はTRPGには直結しないというか、「あると凄いね!」という能力であってないと駄目な訳でもないですし、それを素で求めても無理なものなので、セッションにおいては各種のハードルを上げすぎず、基本「なにもない」のが原則、何かが供されたら「すごーい!」と喜ぶ、という感……

0280:テンプレートは飽きない範囲での繰り返しは楽しいので

ニンテンドースイッチ版のスマブラが発売されて子供たちがムキになってプレイアブルキャラを増やすために頑張っているのでそれを見て。 ダンジョンアタックでもテンプレートシナリオでもそうなんですが、「同じ事を飽きない範囲で繰り返す」のって結構楽しいんですよね。まあ注釈として飽きない範囲でという部分があるので飽きない範囲なら楽しいだろうよ、という話でもあるんですが、いわゆるお約束に分類されるテンプレートはテンプレートの中からいくつか選んで遊んでいる分には楽しく遊べるものだと思います。 もちろん「飽きない範囲で」と言っている時点で「いつかは飽きる運命」なんですけども、使うテンプレートの種類を増やす事……

0275:【TRPGな話】スケジューリングのコツ

TRPGに限らないんですが、主にオンラインでなにかのスケジューリングをしていると「自分はボールを投げたけど誰からも帰ってこない」状況になってそのまま予定が立ち消え、になる傾向がわりとあると思うんですよね。 自分はボールを投げたので動くスタンスではないけれども他の誰もボールを返してこないしどうしよう、と思っている内に話が流れてしまって予定が一個消える、というのも寂しいので、オンラインでスケジューリングをするコツなんですが、「ボールを投げた後でもあっけらかんとして【予定どうなってる?】と聞く事」がポイントなんですよね。 スケジュールを組んでいる仲間の中にあっけらかんと聞いてくる人がいると予定……

0273:「楽しませる」って難しいですよね。

TRPGって楽しい遊びなんですが、しかしゲームマスターも入れて、誰か特定のプレイヤーが「みんなを楽しませてやる」と頑張りすぎると途端に負担が重くなったり楽しみに偏りが出たり面白くなくなったりする不思議なゲームだな、と思います。 TRPGの楽しいっていうのは多分に能動的なもので、「誰かに楽しませてもらう」のではなくて「自分で楽しみを見出す」部分が大きいと思うんですよね。 だから人に無理をしてまで「楽しませて貰う」必要はないですし、逆にそうしようとして誰かが頑張ると他の誰かの主体的な楽しさを阻害してしまったり置いて行かれる人が出たりと、あまり良い結果につながらない気がします。 個人的にはT……

0269:【TRPGな話】ゲーム開始から最初の快感までの距離

実は先日NEOGEOminiという昔あったNEOGEOという種類のアーケードゲームのソフトが40本入ったいわゆるミニファミコンを買った訳なんですけども、私がプレイする前に興味津々な息子共がハマってしまいメタルスラッグや得点王、サムスピ零スペなんかを一生懸命にプレイしていて私が入り込む隙間がありません。 まあ20年以上前のアーケードゲームがそんなに楽しいのか、と思う半面、当時の事を考えると100円玉を握りしめて狂ったようにプレイしていた記憶があるので、「100円を入れてから快感を得るまでの動線が短くまっすぐ」なんだろうなぁ、と思います(だからこそゲームセンターで100円玉を回収するマシーン……

0267:選択肢は見せ方の問題なので

TRPGで、特にゲームマスターをしている時に意識しなければならない問題なんですが、セッションにおけるプレイヤーの選択肢というのは「見え方」の問題というのが非常に大きくて、GMとしては数多くの選択肢を要しているつもりでもプレイヤーへの見せ方が良くないせいで「選択肢が少ない」「一本道シナリオである」と受け取られる事があるんですよね。 逆に考えると、ゲームマスターの見せ方によっては実質選択肢が1個なのに「選択肢が多い」「分岐が多いシナリオである」と受け取られる事がある訳なんですけども、どちらもプレイヤーへの見せ方によるものなのでちょっと意識をするだけで良い場合が多く、テクニックでカバーできる根本……

0259:【TRPGな話】プレゼンの上手さに学ぶところがある>Apple発表会

まああんまりTRPG関係ない話なんですが、Appleの発表会を見ていてプレゼンの上手さにGMとして学ぶべき部分があるな、と思ったのでメモしておきます。 見せたい部分にクローズアップして語る手法はビジネスだけでしか使えない物ではないので、仕事なり趣味なりでプレゼンに触れる時にはマスタリングの参考事例としてみると面白いのではないかと思いました。

0257:【TRPGな話】コード:レイヤードのSSSは本扱いじゃなかった

Amazonでコード:レイヤードのSSSを買ったんですが、これ、Amazonの中では本として扱われていなかったようで配送料を取られていました。びっくり。 とりあえず届いたのは家族の目に止まらないところに隠して、家族が寝た後にゆっくり読ませてもらおうと思います。 幾つかシナリオをこなす中でバランスも見えてくるでしょうし、オリジナルシナリオはそれからで良いかな、と思っています。

0254:【TRPGな話】シナリオ集を買うのは久しぶり

子供がコード:レイヤードを遊びたいと言うのでコード:レイヤードのSSSを注文しました。 シナリオ集を買うのは久しぶりというか、下手すると10年ぶりくらいになるんじゃないでしょうか……。 今自分のTRPGのキャリアのリブートをかけているので、情報をインプットする意味合いでもシナリオ集は有用だと思うので、届いたらゆっくり読もうと思います。

0253:【TRPGな話】システムは継続的にお金がかかる方が望ましいので

活気のあるTRPGシステムを追っていくと、サプリ・シナリオ・版上げと次々に買うべきものが増えていって金銭的にキツくなるんですけども、キツい内が華なので一生懸命に追うべきですね。 コレ系のものって一回活気がなくなると商品が出ない・売れない・余計に出ない・さらに売れないのスパイラルに落ちこむので、逆に人気がある・商品が売れる・続きが出る・さらに売れるのスパイラルの方が断然良いんですよね。 そういうわけで手広く色々なシステムに挑戦すると小遣いがキツくなるんですが、それも幸せだと思って受け入れていきましょう。

0252:【TRPGな話】そろそろ家族卓セッティングするかな……。

しばらく面倒だったので放置していたコード:レイヤード家族卓ですが、長男くんが早く続きを遊ばせろとせっついてきたのでそろそろセッティングしようかなと思います。 長男くんはGMにも興味があってCoCを一生懸命に読んでいるので、頼もしいTRPG仲間が家族に一人増えるかと思ってワクワクして見守っています。下手に口を出すと芽を摘みかねないので基本は見守りスタンスで。 とりあえずプレイヤーであと2~3セッション遊んで貰ってからGMに挑戦してもらえるといいかな、と思っています。

0250:【TRPGな話】自分のプレイしたいシステムを

今、自分のプレイしたいTRPGシステムをそれとなーく仲間内に宣伝してシステムを買わせるのに成功してきていまして、後は私が黙っていても誰かがGMをすると言い出すので私はプレイヤーができるという寸法です。嬉しいです。 基本的に狭い身内でTRPGをやっていると、自分が入れ込んでいるシステムは持っているのが自分だけ=自分は常にGMという悲しい状態になりがちなので、たまにこうやって人に買わせるのに成功すると嬉しいもんですね。 まあ「みんなシステム買ったから翔也マスターして」という度肝を抜く展開もありえるんですが、基本的には黙っていてプレイヤー参加できるようにしたいと思います。

0245:【TRPGな話】子供にGMを覚えて貰う事になった

長男が私の持っているCoCに興味を示し、パパにKPをしろと言ってきたんですが、パパはKP経験がない事、パパばっかりGMでパパがプレイヤーできないのは不公平だと訴えたところ、じゃあ長男もGMをやる、という話になりました。 肝心のCoCは長男もプレイヤーをしたいというのでkPはパパと持ち回りという事で話がつきました。 これで家庭内に3人目のGMが誕生するわけです。(2人目はママなんですが忙しくてGMどころじゃない&基本的にPL専な人なので) どうなるかはわかりませんが先が楽しみです!

0241:【TRPGな話】GM時の引き出しはTRPG以外の趣味から出すと便利

まあ趣味がTRPGだけ、って言う人はそうそういないと思うんですけども(TRPG自体がそれ以外の趣味による知識の蓄積が前提になっている傾向があるので)、特にGMをする時ってTRPG以外の趣味の部分からネタを持ってくると楽なんですよね。 もちろん他の趣味のディープな話をそのままTRPGにもって来るという話ではなく、話題の一部をそこから持ってきて普通のセッションに持ち込めると楽だしプレイヤーも視点が変わるので楽しかったりするんですよね。 まあやりすぎるとドン引きされる結果にもなるんですけども、そうならないレベルでいろんな趣味からネタを持ってこれると良いと思います。

0238:【TRPGな話】長男がCoCに喰いついてきた

長男はコード;レイヤードでTRPGデビューしたんですが他のゲームにも興味津々で、最近はTRPG動画を見ている中でCoCにたどり着いたらしく、私の本棚の「クトゥルフ神話TRPG」を見つけてプレイしたいと言い出したのです。 しかし私はCoCはあまりプレイした事がなくGM経験もないので気軽に「じゃあ遊ぼうか」とも言えないのです。 というかシステムはケイオシアムベーシックなので対応できるとは思うんですが、クトゥルフ神話に詳しくないので「それっぽい」シナリオが作れないと思うんですよね。まあネットでシナリオを拾えという話なんでしょうけども。 とりあえず今月中くらいの優先度でシナリオを探そうと思いま……

0235:【TRPGな話】ネタの使い回しは混乱する

最近GMの割合が多いんですが真面目にGMをやってこなかったツケが回ってきてシナリオ作成ができなくて困っているんですが、シナリオの着想にも恵まれずに、今までは新しいセッションには新しいネタを使ってきたのを、過去のネタで今回のプレイヤーがいなかった時のネタを再度出してきて料理、というのをやって誤魔化しているんですけども。 プレイヤーの一人が20年以上の付き合いがある人なのでどのネタを出しているのかがさっぱり思い出せない上に、最近のネタでもプレイグループが3つあってどこでやったのかが明確でないのもあったりして、結局新ネタを探してきて使った方が早い・楽という状態に陥っているのです。 しかし考えて……

0233:【TRPGな話】驚かすのは手段であって目的ではないので

まあセッションにおいてGMのシナリオなりプレイヤーの仕込みなりで驚かされるのってわりと多くあって、しかもそれって結構楽しい経験なんで、「自分もやってやろう」「次も成功させよう」っていう気持ちになってくると思います。 もちろんセッションに驚きを持ち込むのはダレを防いでマンネリを回避する良い方法なので良い事なんですが、そのための仕込みに夢中になりすぎて他が疎かになると、「そんな事になるくらいなら驚かせるのをやめようよ……」という結論になるので要注意です。 「驚き」が良いのはGMもプレイヤーもその結果として「楽しい」からであって、その驚きを持ち込むために情報の不要な隠匿だったりマスターを引っ掛……

0231:【TRPGな話】褒め合いの輪の中にGMも入れて欲しい

個人的にGMの割合が多いタイプなんですけども、プレイヤー経験点の配布をしているとプレイヤー同士で褒め合いというのか、リスペクトの表明が互いに行われる流れになるんですけども、この流れの中にGMはシステム的に入っていないので、ただプレイヤーがイチャイチャするのを笑顔で眺めるだけになってしまい、別に不満だとか嫌な思いをしているわけではないんですがGMも仲間に入れてくれ、と思うのです。 (厳密にはGMもプレイヤーを褒めるというカタチで参加できるので、GM「が」褒められる流れがないんですよね) まあプレイヤー経験点で言うとGMはただGMはやってるだけで効率的に経験点が溜まるので優遇されているんですけ……

0227:【TRPGな話】道具の進化による便利さの増加

まあTRPGに限っての話でもないんですけども。 昨日今日、子供にニンテンドースイッチを買ってやろうと思って抽選に並んで参加して結果今日買えたんですけども、列に並んでいる間にぼーっと考え事をしながらスマホをいじっていて、突然シナリオの着想が降ってきたのでスマホでメモを取って編集していたんですが、昔に比べて道具が進化する事でできる事が増えた・より便利になったな、と思うのです。 これが20年前の話だとシナリオの着想が降ってきてもメモ帳がなければ書き留めておく術がなく、そしてメモ帳なんか持って歩かないのでその着想は忘れ去られる運命だった訳です。 それが今はスマホでだいたいの事はできますし、スマ……

0224:【TRPGな話】ネタの出し方を言語化しておこう

タイトルは重いですが思いつきだけでダラダラーっと書いてしまうのであまり期待しすぎないで下さい。 この30年間TRPGでGMをしてきて、シナリオのネタはどこから出してるんだろう、という所を考えてみると、幾つかのパターンというか、究極的に言うと一つのパターンに当てはまると気づきました。 先に一つに絞り込んだ方を言うと、「この【状況】を【彼ら】ならどうするだろう?」という部分がフックなんですよね。 【状況】とは敵のデータでもいいし、シナリオのクライマックスでもいいし、シナリオの導入でもいいし、とにかく「こういう場合、どうだろう?」の「場合」が全て含まれます。 そして【彼ら】は基本的にPCの……

0222:【TRPGな話】時間いっぱいと終了時間厳守は両立しないので

まあ個人的な経験を踏まえての話しなんですけども、セッションを運営するとして、「セッションに用意された時間いっぱいいっぱいまで楽しみたい」というニーズと「セッション終了時間は厳守したい」というニーズは両立できない(たまに両立するがそれは運が良かっただけの話)ものなので、両方を希望された場合どうすればよいのか、という部分が問題になりますよね。 私の個人的な意見としては、それであれば「実ゲームプレイ時間は1時間位余裕を見てセッティングする」「普通にプレイする」「余った時間は感想戦をみっちりする事で潰す」というのがお薦めです。 終了時間がオーバーするとGMなりプレイヤーなりの実生活に影響が出ない……

0219:【TRPGな話】テキストオンセってログを残せるので良いですよね。

別にボイセやオフセをディスる意図なく言うんですけども、テキストオンセってログを残せるので良いですよね。 プレイ中の宣言が全部ログに残るのでGMとの間で「言った言わない」になりませんし、GMのヒントも全部ログに残っているので「記憶抜け」でセッションが崩壊する可能性も低いですし、何よりセッションの記録が残るので後になってその時のセッションを思い出すためのトロフィーになりますし、場合によっては誰かがそのログを整形して読みやすいリプレイにしてくれるかも知れませんし、良い面がいっぱいあります。 まあその分テキスト入力の速度が進行速度になるので時間がかかりやすかったり、入力が遅いと発言が減ってプレイ……

0217:【TRPGな話】お約束だけど、一番プレイヤーをしたい人がGMする羽目になるんですよね

一緒に遊んでいる新人さんが自分の身内にもTRPGを布教し始めて一生懸命GMををやっている感じで微笑ましいなと思いつつ眺めているんですけども、TRPGって一番プレイヤーをやりたいと思っている人がGMをする結果になる傾向がありますよね。 世界観が気に入ったシステムがあって、買って、じゃあプレイとなるとシステムを持っているのが自分だけなので自分がGMするしかない、みたいな状況は昔からままあった気がします。 まあ今はオンセがあるしTwitterでプレイヤー募集もできるので、システムを買って「このシステムを買ったので誰かマスターして下さい!」と叫ぶとワンチャンあるので良いですよね。 私も自分の持……

0216:【TRPGな話】インストって大事ですよね

嫁さんが「アナログゲームの達人」という触れ込みでゲーム会(50人規模)に誘われたので、流石に嫁さん1人で50人は回せないので手伝えと言われて今何のアナログゲームを持っていくか考えているんですけども、アナログゲームってインストが5割だと思っていて、インストで「お、面白そうだな」と思わせればもう8割がた成功しているんですよね。興味があって遊ぶものはもうその時点で面白いものなんですよ。 そこで何を持っていくのか、どうインストするのかを考えているんですが、TRPGもインストって大事ですよね。 コンベとかのGM紹介でも「システムのインスト」と「自己紹介」を上手くザクッとできると人が集まるし興味度が……

0215:【TRPGな話】GMばかりだと飽きる

個人的な話なんですけども、GMって楽しいんですけど毎回GMばっかりだと飽きるというか、脳の一部の筋肉が使われなくて錆びていく感覚があるので、ある程度の間隔でプレイヤーもやりたいんですよね。 別にプレイヤーにもGMにも上下はないと思っていますし、立場の違いこそあれセッションに寄与すべき存在という意味では一緒だと思っているんですけども、なんというか、使う能力に若干の差を感じるのです。 それが相互に作用するものだと感じていて、ある程度プレイヤーをやったらGMをすると良い結果につながりやすいし、GMを何度も繰り返しているのであればたまにプレイヤーをすると、どっちのスタンスに対しても良い結果が出る……

0214:【TRPGな話】そろそろ次のシナリオ作らなきゃ……。

アリアンロッドの前回セッションから2週間弱、月に1回プレイと考えると次までの期間の半分を過ぎたわけなので、そろそろ次のセッションのシナリオを作らなければならないのです。 まあキャンペーンなので大枠は決まっているというか、散りばめるべきネタはもう決まっているんですけども、メインクエストに何を持ってくるのか、エネミーに何を選ぶのか、という部分は考えなければならない部分で、そして今絶賛「シナリオが書けない病」なので、2週間位余裕を見て書き始めるくらいがちょうど良いと思うのです。 もうシナリオフックを思いついて敵データと合体させてシナリオ完成、みたいなやり方を20年やっているので「シナリオを書く……

0213:【TRPGな話】腹を割って話さないといけない時はあるんですよね……。

最近TRPGで新人さんというか私のGMでTRPGデビューした若者と一緒にセッションをしているんですけども、今までにない環境なので今までにない言動を見る事も多くなり、まあ有り体に言えば気になる言動も増えてきているわけです。 メインでやっているシステムがアリアンなので比較的「軽い」というか、エネミーはエネミー、NPCはNPCみたいな割り切りが出てくるんですが、どうもそのあたり混同しがちみたいで、エネミーである事が確定していないNPCに対して突然攻撃を仕掛けたりするんですよね。 個人的に言うと確定していないNPCに攻撃を仕掛けるのはマナー違反と言うか、「そういう(思い込みで攻撃する)キャラクタ……

0212:【TRPGな話】個人的な意見ですが……。

あくまでも個人的な意見なんですが、シナリオを作るにあたって、マスター的な「正解」というか、こういう落とし所はあるよな、という部分を作っておかないシナリオというのは良くないな、と思っています。 ちょっとこの書き方だとわかりづらいかも知れないんですが、シナリオでコンフリクションを扱うのであればちゃんと「こういう終わり方はある」というビジョンを持っていないと、シナリオが行き詰まった時にどうしようもないと思うんですよね。 「こういう辛い状況を思いついたよ!プレイヤーでなんとかしてね!」というシナリオがあったとして、プレイヤーが完全に煮詰まった時にマスター的なビジョンがないと「定形にはめていく」と……

0211:【TRPGな話】独り言……(老害のつぶやき

私のオンセマスターでTRPGデビューした若者がTRPGにハマってくれて色々なシステムを買い漁っているようなんですが、今CoCからパラノイアに移動しようとしています。 動線としてはわからなくはない、動画だよね、って思うんですけども、そっちの道は修羅の道というか、もうちょっと登りやすい山があるんじゃないのと思うわけです。 このまま行くと多分「パラノイアを買ったが遊び方がわからない。オンセでGMやって」と言われて私がパラノイアを買う流れになるのであまりありがたくないというか、ボクはパラノイアはプレイヤーで行きたいのでルールブックは読めないんデス(定形ネタ)という方向性で行きたいというか、なんで……

0207:【TRPGな話】オンセもオフセも大事だし楽しい

去年は丸一年オフセを一切しない年で、セッションは全部オンセだったんですけども、今年に入ってからはオフセもするようになって、オンセとオフセ両方の軸で遊べるようになりました。 オンセはオンセで楽しいんですけども、オフセはオフセで楽しいので、両方遊べるのが一番だと思うんですよね。私にとってはオンセとオフセは車輪のようなもので両方揃わないと上手く回らない感じなのです。 まあ今はオンセもオフセもするようになったんですが、GM参加の割合が高く、シナリオを作るのが大変なのと、自分は自分でプレイヤーをしたいので遊べる環境は常に探していかないとなー、と思います。

0206:【TRPGな話】アウトプットが出ないのはインプットが足りないからだ

最近わりと深刻な「シナリオが出来ない病」を患っているのですが、ちょっと考えてみるとシナリオが出来ないのは当たり前だな、と思ったので日記にします。 今創作物を取り込む事が全然できていないんですよね。物語を取り込んでいないというか、小説も漫画も映画もアニメも全然見ていないんです。 そうなると触発されるチャンスがないのでシナリオフックが拾えないわけで、シナリオフックがないのであればシナリオなんか簡単には作れないのです。 つまり、これ、インプットが足りないからアウトプットが出ないという単純な問題なんですよね。 まあそれに気付いたので今日から積んであるKindle本を読んだり漫画を読み返したり……

0205:【TRPGな話】「面白かったらシステムを買うんならサンプルキャラでGMするよ」

最近自分の好きな言い回しとして、「面白かったらシステムを買うんならサンプルキャラでGMするよ」っていうのがあります。 自分の好きなTRPGシステムを布教する時に、「とりあえず買いなよ」でおすすめするのって厳しいので、やっぱり2〜3回くらいはゲストとして遊んで貰って、気に入ってくれたらシステムのオーナーになって欲しいんですよね。 そういう意味で無料プレイの機会は自分がどんどん提供していきたいんですが、ずーっとサンプルキャラで遊んでシステムのオーナーになってくれないと自分の負担も重いしシステムも売れないので嬉しくなくて、できれば何回か遊んだらシステムを買って貰って、できれば布教の輪にも入って……

0197:【TRPGな話】プレイヤーやりたい

最近オフセ・オンセ共にゲームマスター参加しかしていないんので、そろそろプレイヤー参加がしたいです。 以上。っていう話なんですけども、マスターでばかり参加しているとネタが枯れる一方で、プレイヤー参加の時に「これってこうなら面白いな」みたいな使われないイマジネーションをゲームマスターに還流するスタイルにすると楽というか、マスターばかりやっていると行き詰まるんですがプレイヤーとして視点を変えて参加するとマスターとして使える気づきを拾える事が多いんですよね。 逆にマスターをしていると「自分がプレイヤーならこうするかな」的な気づきも得られますし、プレイヤーとマスターはバランス良くどちらも出来るのが……

0195:【TRPGな話】アリアンロッドのエネミーガイドを買ってきました

昨日アリアンロッドのセッションが終わったんですが、アリアンロッドの基本ルールブック1・2の範囲だとレベル2から5くらいまでのパーティにぶつけるエネミーが見栄えしないのでどうしようかと考えていて、今日本屋に行ったらエネミーガイドが置いてあったので3分くらい迷って買ってきました。 [amazonjsasin=”4829177314″locale=”JP”title=”アリアンロッドRPG2Eエネミーガイド(ゲーム関係単行本)”] まあこれで暫くの間見栄えのするモンスターを出して戦えると思うので、これからは活用……

0193:【TRPGな話】アリアンのシナリオ思いついた

土曜日にセッションが設定されているんですが、なんとかアリアンロッドのシナリオは思いつきました。とりあえずネタだけは。 後は金曜日いっぱいを使ってシナリオを形にすれば良いわけで、最悪形にならなくても敵データとシナリオ概略さえあれば回せる、はずなのです。 まあこういう「概略とデータがあれば回せる」に甘えて、最終的に「敵データはルルブから拾ってきて、概略は思いつきレベルでいいや」に特化して20年やってきた結果が「シナリオが書けない」なので、それをなんとかすべきなんですけども、そもそもそれを何とかするのであればセッション前々日にネタを考えているようなスケジュールは駄目な訳です。 とりあえず今回……

0192:【TRPGな話】ヤバいシナリオ作らないと……

さて、のんびり艦これの動画なんかをYouTubeにアップロードしながら音楽を聞いていてまったりしていたんですが、PCの時間表示の曜日を見てびっくり。 もう水曜日(今は木曜日)です。 今週土曜日にオンセする予定なのにシナリオ出来ていない……。 このまま金曜夜まで行って、金曜夜に慌ててシナリオを検索して丸パクリというパターンが見える感じです。 ウェブで公表されているシナリオが悪いわけではないんですが(むしろ素晴らしい事だといえる)、誰かが使っている可能性がある、ネタバレする可能性があるのを考えると自分オリジナルのシナリオの方が使いやすい訳です。 とりあえず作業しながら脳を泳がせてシナリ……

0191:【TRPGな話】ネタがない/アナログ派です

Blog;TRPGGogaFreaksを復活してそうそうなんですが、ネタがありません。 まあ毎日更新しなきゃいけないブログではないんですが、意識して書くようにしないと3日・1週間・1ヶ月・半年・1年があっという間に過ぎてブログが放置死する結果になるので、できる範囲では毎日更新しておきたいニーズが有るんですよね。 雑談なんですが、TRPGを実プレイする時、オンセではパソコンを使うのが当たり前なんですが、オフセでGMする時はアナログ派なんですよね。パソコンは使わない方です。 本当はきっちりかっちりプレイするんならパソコンを導入した方が確定で便利だとは思うんですけども、マスターする時にルー……

0189:【TRPGな話】真面目にシナリオを書く事を思い出さないと……。

今週末にアリアンロッドのセッションを控えているのですが、今絶賛シナリオ出来ない状態で困り果てています。 まあ前回はネットに転がっているシナリオを丸パクリして事なきを得たのですが、今回はちゃんとしたシナリオでシティ・アドベンチャーを遊びたいというニーズが有るのです。 しかし、シナリオが出来ない。 というか、この20年シナリオなんてまともに作ってないんですよね。暴言なんですがTRPG人生35年のウチここ20年はシナリオを作っていない。完全アドリブでやってきたわけです。 しかしアドリブで回せているうちはいいんですが、一回こうやってブランクができるとアドリブの仕方も忘れるし、じゃあシナリオを……

0188:【TRPGな話】オンセのキャンペーンでアリアンロッド2eを遊んでいます。

子供と遊んでいるコード:レイヤードの他に、オンセ環境でアリアンロッド2eを遊んでいます。 [amazonjsasin=”404070830X”locale=”JP”title=”アリアンロッドRPG2Eルールブック(1)改訂版(ドラゴンブック)”] [amazonjsasin=”4040708318″locale=”JP”title=”アリアンロッドRPG2Eルールブック(2)改訂版(ドラゴンブック)”] アリアンロッド……

0178:プレイルームは綺麗に使いましょう

最近当ドメインへのアクセスが過多なようで一方的にアクセス遮断を受けてサイトマスター自体が接続できなくなっておりました。申し訳ありません。 多分ホームページへのアクセスよりもどどんとふへのアクセスが重いと思うので、もしかしたら接続数をもっと絞るかも知れません……。 さて、オフセでTRPGをプレイするにはプレイする場所が必要です。 大体においてカラオケだったり誰かの家だったり公民館の部屋だったりを使ってプレイするパターンが多いと思うのですが(ショップのプレイスペースでプレイする人も多いかな?)、まあどこでプレイするにせよ、プレイする場所は綺麗に使うのが大事ですよね。 それが誰かの家であれ……

0177:言った言わないをしない

TRPGにおいて行動宣言って結構重要なんですが、宣言を処理している間にGMの中に抜け漏れが出て、宣言した事を忘れ去られてしまったり、あるいは進行の中で「そんな宣言したっけ?」という風になってしまったりという事が一定数あります。 もちろんオンセでテキストチャットだと記録が残るので言った言わないには最終的にはならないで済むんですが、そうじゃなく普通にオフセ・オンセでもボイスチャットだと証拠が残らない(録音しててもそんな事では聞き返さないですよね)ので、最終的にGMと言った言わないの押し問答になる事があります。 こういう時は一番良いのはGM・プレイヤー間で信頼関係が成り立っていて、「プレイヤー……

0171:セッションの最小不幸

以前取り上げた日想の中に、セッションの成功とは「最大幸福」と「最小不幸」だと取り上げていて、その他にセッションにおける最大幸福については触れたので、今回は最小不幸について考えてみようと思います。 セッションにおける最小不幸というのは、ほぼイコールで「セッションへの参加不能時間の最小化」だと言えます。セッション参加において最大の不幸はセッションに参加できない事だと言えるからです。 では「セッションへの参加不能時間」とは何か、というと、GMを独占できない時間、というわけではなく、ぶっちゃけて言うと「プレイから置いて行かれている時間」だと言えます。誰かがGMを独占していても、その状況を楽しめて……

0170:スムーズなプレイと最短のプレイはイコールではない

TRPGをプレイする時、できるだけプレイ密度を上げるために可能な限り「スムーズなプレイ」を意識すると良いです。 しかしこの「スムーズなプレイ」って意識の仕方が悪いと逆に良くないものにもなるんですよね。 例えば戦闘中に自分の手番が来る前に何の行動をするか考えておいて、ダイスへの修正値を先に計算しておくのはスムーズなプレイにつながるんですが、しかし相手の行動や仲間の行動を聞かないと行動が決められない部分もあるので、最適解としては「幾つか想定を作っておいて計算しておき、実際に行動する時に違う行動になったら計算し直す」だったりします。 同じようにセッション中の自サイクル行動も決められるものは決……

0168:もっと遊びたいので誘って下さい

日想というか、まあ思った事を素直に。 ここ2年ほどでオフラインでTRPGを遊ぶ場所を次々と失ってしまい、今はオフラインでTRPGをする場所がないので、主にTRPGはオンラインセッションで遊んでいるんですけども、たまにはオフセも遊びたいんですよね。 オフセもそうなんですけども、オンセも遊ぶシステムが固定化されつつあって、新しいシステムや別のシステムを遊ぶ機会が狭まっているような気がするので、違うシステムをも遊びたいな、と思うのです。 まあどっちにせよ「お前が動けよ」っていう部分なので、自分でも動いてみたいと思うんですけども、みなさんも機会があったら誘って下さい。 お誘いがあればdark……

0167:誠実なGMであるために

TRPGにおいてGMであるために誠実というか、「明確な嘘をつかない」のってセッションのコンセンサスとして非常に重要なんですよね。 GMが操るNPCはどれだけ嘘をついてもいいんですが、GMが「明らかな嘘」を言うのはGMへの信用を落とし、セッションの満足度を下げる原因になるのでできるだけ避けたいものです。 しかしまあ、シナリオの都合で「今気づいてもらっては困る」物を調べられたりする場合など、つらっと「何もなかった」事にしたい場合ってありますよね。 そういう時、「何もなかった」と宣言してしまい、後で何かあったらプレイヤーも非常に納得がいかない結果になってしまうので、普段から何か言われたらダイ……

0164:シナリオ作りの自戒

この記事は誰か向けというよりも自分向けの内容なんですが、共有する事で何か意味があるかも知れませんのでアップしてみます。 私はわりと長くTRPGをプレイしている自覚があって、GMの回数もそれなりにこなしていると思うんですけども、GMを何回もしてる内にシナリオの作り方が雑になるというか、方法論が固定化されていく感じがあるんですよね。 それで自分の傾向で言うとシナリオって「物語」のコアだと思っている嫌いがあって、シナリオ作成=物語を作る、という傾向になっているんですよね。 しかしこの傾向が厄介で、物語ができればシナリオなのかというと答えはノーで、物語のバックボーンも重要なんですがゲームとして……

0162:GMさんに対する気配り

TRPGをプレイする時、特にプレイヤーという立場でプレイする時には、相手方にGMさんがいるのが普通です。 そしてTRPGにおいては大体の場合プレイヤーが複数名なのに対してGMさんは1人なので、GMさん側に負担が集中する傾向があります。 なので、プレイヤー参加する時にはGMさんにちょっと気配りをしたいですね。 いや、何かを買っていけだとかちやほやしろという訳ではありません。 ただ、例えば何かを宣言する時にちゃんとGMに呼びかけてから宣言する(「はーい!」と手を挙げてもいいですね)だとか、GMさんが話している時には遮らない・被さないだとか、GMが何か指示を出した時には最優先にそれを処理す……

0159:シナリオ作成時に注意したいこと

今回はゲームマスター向けのTIPSなんですけども、シナリオを作成する時って色々考えますよね。 そんな中で皆があまり意識していないというか、意識しなくても出来ている場合が多いんですが言語化しておくのも大事なので書いておくと、「シナリオに参加するキャラクター全員に出番があるか」という部分に注意しておくといいですよね。 事前にPCでを作っているパターンであれば背景設定込みで「キャラクターが積極的にシナリオに関与できる切っ掛けがあるか」「キャラクターの得意分野を使う展開はあるか」「キャラクターの苦手分野を誰かに頼む展開はあるか」と言った部分がしっかり出来ていると非常に参加しやすい良いシナリオにな……

0155:GMにも譲りましょう

TRPGのセッション中、特定のPCの行動を決めるのにみんなで色々考えて行動を決める、というのはわりとあると思います。 もちろん、自分だけで考えて行動するのも全然問題ないですし良いのですが、特定のシチュエーションに対してみんなであれこれ考えて決めるのも楽しいものですよね。 そうやっていろいろ考えて、「できる」ようにするのは結構簡単にみんなでできると思うのですが、逆に「できない」をみんなで考えるのってあんまりない感じですよね。 皆で色々考えた結果何かをするとして、GMさんが「駄目、できない」と宣言した時、皆で考えたのもあって出来る方向にゴリ押ししがちだと思うんですけども、こういう場合GMさ……

0152:GMは敵じゃないので

TRPGは基本的にゲームマスターとプレイヤーの2サイドに別れてプレイしますが、ボードゲームと違ってゲームマスターもプレイヤーも敵対関係ではないんですよね。 セッションで一生懸命にプレイしているとGMの出す課題・問題が厳しすぎてGMが敵のように思える事もあると思うんですけども、基本的にはGMもセッションにおいて「全員が楽しむ」という目的を共有する同盟プレイヤーなので、必要以上に敵対視したり、隠し事をしたり罠に嵌めたりするのはやめておいた方が良いと思います。 ぶっちゃけてしまうとGMってゲームにおける全権を委任されているプレイヤーなので、普通に敵対したら勝てるわけがないんですよね。ルール改変……

0143:狙って撃つなら意図を共有しよう

セッションで何かを狙ってする時に、GMや他プレイヤーに仕込みを話さずに進行して、いざその場面で仕込みを開放する、というのはよくある「上手くやった」「格好いい」シーンですよね。 しかし、狙って何かをするのは難しいですし、開放した時点で仕込みが生きているのも難しいですし、隠しているせいで他プレイヤーがGMが怪訝に思ってプレイが中断したりする場合があります。 せっかく狙って撃とうとしているのに中断したり仕込みが生きなかったりするのは悲しいので、できるだけ仕込みが生きるようにプレイしていきたいものです。 そういう場合、基本的にはサプライズ感はなくなってしまいますが、仕込みをする意図をちゃんと共……

0139:【長文注意】シナリオ作成考

TRPGのシナリオを作るにあたって、自分が考える注意点やどうすれば良いシナリオになるかという点について考えてみました。 ネタ自体はTwitterで垂れ流しにした文章が元になるのでもうご覧になった方もいらっしゃるかとは思いますがかなりの加筆修正を加えていますので、よろしければ御覧下さい。 TRPGのシナリオを作成するにあたって、今回は 1)シナリオにおいて解決すべき最終目標を設定する 2)最終目標に到達するために解決すべき障害を設定する 3)クライマックスを設定する 4)シナリオの導入を設定する という形式で作成する事を想定します。 では、4つの項目を順に説明していきます。 1)シナリ……

0138:ワガママかも知れませんが

プレイヤー参加している時に、情報が錯綜した結果スタックを起こし、プレイヤー間で何分作戦会議をしても全く進展がなく、結果として「じゃあ正面から行きましょう」という結論になってしまう事が多々有ります。 主に情報の受け取り方の違いや、まだ情報量が足りない時に多々起きる事象なんですが、GMサイドは何もせずに待っているという事もよくあります。 そうなってしまうと「正面突破」という実に芸のない結果になり、そしてGM側の腹づもりでは正面突破を望んでいない事が重なってシナリオの進行だったりセッションの満足度が足りなくなってしまったりという事がままあるように思います。 私がGMサイドの時は5分くらい紛糾……

0134:バレるネタ取りは避けて欲しいです。

※あくまで個人的な感想です※ TRPGではシナリオ作り・セッションのハンドリングとGMさんに色々な負担がかかっているので、普段はできるだけGMさんの意図を汲むように、できるだけGMフレンドリーにプレイしているつもりなんですが、GMさんには一つだけ勘弁して欲しい事があります。 シナリオのネタを何かから拾ってくるのはいいんですが、特にファンタジー小説からネタを拾ってきてひねりもなくそのまま提供するのは勘弁して欲しいです。 無論、ネタが読めてもそれをバラしたりはしないですし、普通にPCとして行動宣言はするんですが、どうしても「シナリオを楽しむ」というよりは「このネタをどうヒネって来るか」に思考……

0129:ポイント管理もほどほどに。

TRPGをプレイしていると、たまにMPやヒーローポイントを温存しすぎてシナリオの最後まで何もせずにいるプレイヤーさんに出会う事があります。 まあ、どんなプレイをしようと同席者に過ぎない自分には指図できる事でもないんですが、そういうプレイヤーさんを見ると「勿体ないなぁ」と思う事が多々あります。 MPにしろヒーローポイントにしろ、ゲームに参加するための資産に過ぎず、ある程度ポイントを使う事でゲームに積極的に参加できる訳ですから、逆に言えば資産の溜め込み過ぎはゲームに参加していないのと同じ意味になってしまうからです。 無論、シナリオの明らかに序盤でMPもヒーローポイントも使い切る勢いでプレイ……

0128:旭山動物園に思うシナリオ順路

本日長男・次男・嫁・義父を連れて旭山動物園に行ってきました。 旭山動物園は動物園なので、順路とかはないんですが、マップを良く見て見に行きたい動物や見に行きたいイベントを探してみると、なんとなくですがちゃんと一本道になっていて、順路通りに見にいくと良い所を全部見られるようになっているように思います。 これを見て思ったんですが、シナリオの作り方も旭山動物園に習ってみるのが良い気がします。 一本道ではなく、ある程度PC達が自由にできる余裕があって、その上で気がついたらある程度の順路を踏んでいた、という形にシナリオがまとまってくれると、「押し付けがましさ」があまりなく、プレイヤー達にも自由を感……

0118:セッションの成功ってなんだ。

※相変わらず「個人的な意見」です※ 昨日の日想で「TRPGのセッションはセッションの成功を第一義に考えようよ」という内容で日記をあげたので、今日は「セッションの成功」とは何かを考えてみます。 そもそもTRPGのセッション前に「今回のセッションは何を目標にします」というコンセンサスがとれていれば、そのコンセンサスを達成できれば成功という訳ですが、TRPGのセッション前に「セッションのコンセンサス」をとるという話はあまり聞いた事がありません。 (これからは自分がGMする時はコンセンサスとってみようと思います) では、事前にコンセンサスをとらなかった場合の「セッションの成功」って何か、という事……

0112:TRPGは「過程を楽しむ遊び」の側面がある。

私はワリとアナログゲームを遊ぶ方なんですが、他のアナログゲームとTRPGの間で結構大きいな、と思う差異の部分に、「TRPGは過程を楽しむ遊びである」という一面があります。 無論、アナログゲームでもプレイする過程を楽しむ物なんですが、アナログゲームは最終的に勝ち負けがあり、それにこだわるからこそ過程が楽しい、という物だと思うんです。 それに比べ、TRPGはセッション開始直後にゲーム終了の条件が明示されていない事が多く、手探りでシナリオの中核を探って行き、なんとかそれを達成しようとする、というあたりに大きな違いがあるのではないかと考えています。 普通のアナログゲームでは1ゲームで「負け」て……

0109:上手いな、と思えるGM

色々なゲームでプレイヤーとして参加してみて、「上手いな」と思うGMさんって結構共通点があるように思います。 簡単にまとめるとこんな感じのマスターは「上手いな」と思います。 ・シナリオの内容、展開が面白く、しかも納得がいく物である ・キャラクターの行動を、納得できるように判定する ・プレイヤーの扱いを心得ている ・誘導や修正を「気付かれずに」行える いわゆる「セッションの進行が上手い」というマスターさんは「上手いな」と思えるように感じます。 もちろんプレイヤーといっても一緒にセッションを行う仲間ですからある程度GMの手助けになるよう行動しますが、上手いマスターさんが相手だと「手助けになる……

0107:【TRPGな話】ジャイアントキリングなTRPG

システムとしてジャイアントキリングをメインにするのは難しいと思うんだけども、サプリメントとしてなら充分イケる気がする。 マスターなしのプレイヤー数人で村を守るシステムで、ダイスでどんなモンスターが現れるかを決め、ダイスで相手がどんな行動をするかを決める(移動とかは相手の頭が悪いから兎に角直線で動く)。 敵の撤退条件(HPとかターン数とか)を満たすまで兎に角延々と戦い、上手く倒せたらランダムで宝物ゲット。 意外とイケそうっていうか、上手くバランスが取れればGMレスプレイができる良い仕組みになるんじゃないだろうか。

0105:【TRPGな話】ジャイアントキリングがメインのTRPGやりたいな。

嫁が「進撃の巨人」1~3巻を買ってきたので通読。 う~ん、モンハンやった時も思ったけど、ジャイアントキリングがメインのTRPGやりたいな。 巨大モンスターとか巨人とかが跳梁跋扈している世界観で、村を救う位のシナリオで、とにかくデカくて強いモンスターを仲間でフルボッコにする。 上手く行けば死人はでないが運が悪かったり下調べをしっかりしていないと人がポコポコ死ぬような奴。 って、それは「テーブルトーク」の要素が薄いからTRPGになり辛いのか。 なかなか難しいな。

0100:オフセの席順

私自身はオンセ経験がないので話題はオフセ限定になるのですが、念のため「オフセ」という文字を入れてみました。 オフセをする場合、席順とセッションの満足度って結構関連性が強いように思います。 GMを中心に考え、声の小さい人やシステムに慣れていない人をGM寄りに、声の大きい人やシステムに慣れている人をGMから離して配置、仲良しは隣に座らせない、という感じで席順を配置するとワリと仲間外れや置いてけぼりの人がでない満足度の高いセッションになるような気がします。 声の小さい人はGMに宣言が届くように近く、慣れていない人はGMと熟練プレイヤーでフォローをして、仲良し同士は雑談しないように人を挟んで、……

0096:スタイルのすり合わせ方

TRPGをしているとデータ重視派、ロールプレイ派、キャラプレイ派と色々な嗜好でゲームしている人と卓を囲む事が多いんですが、わりと「スタイルのすり合わせ方」で失敗してつまらないセッションになってしまう事が多い気がします。 無論、何を重視するスタイルであれ周囲と上手く合わせられるのであれば問題はないと思うんですが、自称「ベテラン」という人に限って誰ともすり合わせようとしないで結果的に卓の雰囲気が悪くなる傾向が強いように思います。 (まあ、自分もそういう傾向がないとは言いませんが……) 大体は「周囲に合わせて上手く付き合う」事ができれば問題ないんでしょうが、何故か上手く行かない事があるのも事実……

0083:たまには違う物も

「最近、似たようなシステムばかりで飽きたなぁ」 「最近、似たようなシナリオばかりで飽きたなぁ」 「最近、似たようなキャラばかりで飽きたなぁ」 こんな事を考えてしまう事って、ありませんか? これは危険信号です。このままの状態でTRPGを続けていると、近い内にTRPGに飽きてしまいますよ! せっかく「無限の可能性を秘めた」TRPGなのですから、それではもったいないですよね。 では、今回はこの危険信号に対して、どうするかを考えてみましょう! さて。TRPGのセッションとは、「ディナー」の様な物です。 シェフ(GM)の腕前や、何のコースなのか(シナリオ)、メインディッシュ(イベント)……

0082:間違えた!(プレイヤー編)

さて、次はプレイヤーの「間違えた!」について考えてみましょう。 基本的に、プレイヤーというのはマスターの作ったシナリオに挑戦するサイドの存在ですから、マスターの作ったシナリオの全てを知っている訳ではありません。 プレイ中はシナリオで規定されている事の全てに対して「自分の判断」で行動を起こす訳ですから、基本的にはプレイ中にはいつも間違っていると言っても過言ではないでしょう。 ですが、シナリオの内容と、「正解」とされる行動の全てを理解して望むTRPGなど、楽しい訳もありませんから、これはこれで間違っていないとも言えるんですね。 ですから、プレイヤーのみなさんは、マスターの用意したシナリオ……

0081:間違えた!(GM編)

「あッ、間違えた!」 TRPGをする時、こんな声を上げてしまうのは、ゲームマスターであってもプレイヤーであっても、稀ではないのではないでしょうか? TRPGを遊ぶのは人間ですし、人間は間違える生き物ですから、TRPGの最中になにがしかの間違いを起こす事も決して少なくはないと思います。 しかし、間違いというのは本来は正されなければならない物ですよね。 そこで、今回は「間違えた」時の対応法について、ちょっと考えてみましょう。 まずは、ゲームマスターの「間違えた!」についてです。 ゲームマスターが最も間違える物と言えば、ルールの適用、あるいはルール自体でしょう。 TRPGでは「ルール……

0080:ルールはどこまで無視して良いの?

さて、TRPGの一つのお約束として、 「皆が楽しむ為であれば、ある程度のルール変更/ルール無視は許される」 という不文律があります。 しかし、実際の所、「皆が楽しむ為のルール変更/ルール無視」というのは何処までが許される範囲なのでしょうか? 今回は、そんな点について考えてみましょう! さて、TRPGをしていると、「ルールブックに載っていない」、あるいは「記憶していない」ルールを適用せざるを得なくなる事が多々ありますよね? 結局、ルールで規定されていない行動をプレイヤーが申告し、ゲームマスターがそれを正当性のある行動であると判断すると、「その行動はできないよ」と言う事はできない為、ゲ……

0074:ちょっとストップ!

TRPGをしていると、GMとプレイヤーの間に意見の違いが生まれてしまい、その為にプレイがストップしてしまう事って、ありませんか? 特に、GMとプレイヤー間、あるいはプレイヤー間で「ルールの解釈」や「世界観の解釈」が違うと、プレイ中に色々と問題が持ち上がってくる事も珍しくはないのではないでしょうか? でも、ゲーム中にプレイが止まってしまうと、一気にノリが悪くなってしまいますよね。 それに、あくまでゲームなのですから、仲間内で深刻な対立もしたくはないでしょう。 さて、意見の違いでプレイが止まりそうになった時。 あるいは、後になってから先程のルールの適用が間違っていた事に気づいた時。 ……

0069:自分流のマスタリング

TRPGがとても楽しい物であるとされている理由の一つに、「面白い物を何でも組み込む事ができる」という、自由度の高さがあげられると思います。 例えば、「戦略シミュレーション」が好きな人であれば、セッションの中に「戦略シミュレーション」的な要素を組み込んでもいいのですし、「音楽にこだわる」人であればセッション中のBGMに凝ってみるのも良い手段です。 さて、話は変わりますが、TRPGのプレイヤーには個性があって然るべきですよね? それでは、「ゲームの判断者・裁定者」であるゲームマスターには、個性は必要なのでしょうか? 実は、ゲームマスターにも個性は必要なのです。 TRPGはメンツの遊びで……

0068:マスターの楽しみ

TRPGに必要なもの。 それはダイスだったり筆記用具だったりキャラクターシートだったりもしますが、一番必要なものと言えば「プレイヤー」と「ゲームマスター」に他ならないでしょう。 それのないTRPGなんて、(ほぼ)ありえませんから。 しかし、TRPGでは「プレイヤー人口」と「マスター人口」では明らかにプレイヤー人口の方が多いのです。 TRPGではプレイヤーを集めるのにも苦労しますが、GMを集めるのにはもっと苦労するというのが一般的なのではないでしょうか。 さて、そんなゲームマスターですが、今回はゲームマスターがどんなに楽しい事なのか、それに挑戦するには、といった事を考えてみましょう。……

0067:ネタを取る

TRPGは想像力と創造力のゲームです。 GMは自分の想像力と創造力を駆使して、それこそ無限にも近いバリエーションを持ったシナリオを作成する事が出来ますし、そのセッションに参加したプレイヤー達によって、更に無限に近いバリエーションを持ったセッションを行う事ができます。 初期投資はやや高めにつきますが、それから無限に楽しみが広がる訳ですから、TRPGというのは「1回のセッション」についてのコストパフォーマンスは最高の遊びなんですね。 TRPGにはGMという存在が必要不可欠です。GMはシナリオを作り、セッションを進行するという重要な役目を背負っているからです。 セッションの進行に関しては、……

0064:小物を使う

TRPGは、ダイスと筆記用具、そして想像力だけで楽しむ事のできるゲームです。 GMのテクニックやプレイヤー相互のノリがあれば、それだけで十分に楽しいセッションを行う事ができます。 しかし、口頭だけでは説明しづらい/理解しづらい事や、直観的に判断しづらい事があるのも、また事実です。 そこで、今回のコラムでは、「TRPGに小物を使う」事を考えてみましょう! 例えば、シティー・アドベンチャーをする時、普通であればプレイヤーが「XXはどこにあるの?」と尋ね、それに対してGMが「XXは北の方、スラムの近くだね」等と答え、それをプレイヤーがメモする、という段取りを繰り返す事になります。 しかし……

0059:上手いマスタリング

さて、TRPG経験も増え、色々なマスターとゲームを楽しむようになると、プレイヤーに上手い・下手があるのと同様に、マスターにも上手い・下手がある事に気づくのではないでしょうか。 マスターというのはゲームの、いえ、TRPGの根幹を成す存在であり、どんなに素晴らしいシナリオでもマスターの力量次第では面白くなくなってしまいますし、逆にありきたりのシナリオでもマスターの力量があると非常に面白くなる、という事はよくある事です。 そこで、今回は「プレイヤーから見た上手いマスタリング」について少し考えてみましょう。 「マスタリング」というのは「マスターをする」という事であり、それはすなわち「シナリオを……

0048:一本道シナリオ

TRPGでよく聞かれる悪口(評論?)に「一本道シナリオ」という物があります。 この「一本道シナリオ」とは何なのでしょうか?何故、悪いのでしょうか?それを回避するにはどうすればいいのでしょうか? 今回は、いつものコラムと趣向を変えて、「一本道シナリオ」を考えてみましょう。 さて、この「一本道シナリオ」ですが、その名の通り、シナリオ内に分岐のない、話の流れが一本道のシナリオを指します。 依頼を引き受けた所からシナリオが始まり、キャラクターの行動に関係なくイベントが進み、やはりキャラクターの行動に関係なく話が完結してしまう様なシナリオは、悪意を持って「一本道シナリオ」と呼ばれる事が多いよう……

0010:TRPGを「勉強」してませんか?

曰く、「TRPGは面白い」。曰く、「TRPGは最高の遊びだ」。 私も、そう思います。最高の仲間と最高のセッションを行う事ができた後などは、心底「TRPGは最高に面白い遊びだなぁ」と思います。 確かにTRPGは面白いです。ハマればハマるほど面白いですから、一度ハマるとどんどんとハマって行きます。 そして、仲間内がその意識で固まってしまうと、次はみんなでTRPGの研究や勉強を始めてしまう事もよくある話なのではないでしょうか。 例えば、先だってのコラムで取り上げた「セッションについての雑談」が、「ゲームマスターの良かった所/悪かった所」、「プレイヤーの良かった所/悪かった所」という話で固定……

0009:セッション後には何をしますか?

みなさんは、TRPGのセッションを楽しんだ後、何をしていますか? 私は、時間が許すのであれば、みんなでセッションについての話をします。 TRPGでセッションをした後で、今回のセッションの内容について、話し合うのも楽しい時間ですね。 自分のキャラクターが格好良く行動できた所、他のプレイヤーの見せ場シーンについて、ゲームマスターの作ったシナリオの面白かった所。 こんな話をしていると、下手をするとセッション以上に時間がかかってしまう事もあるのではないでしょうか。 セッション後の興奮を引きずったまま、思いついた事をただ話しているだけの時間なのですが、実はこれはゲームマスター・プレイヤー共に……

0007:こんなマスターって困りますよね?

TRPGの進行役にして判定役、そしてシナリオを提供してくれる神のような存在、それがゲームマスターです。 色々な人とTRPGを楽しんでいると、色々なタイプのゲームマスターに出会います。 ゲームマスターによって、同じゲームでもルールの解釈が違ったり、世界観が微妙に違ったりする事も多いのですが、これもTRPGの楽しみの一つですよね。 しかし、「これはちょっと……」というゲームマスターに出会ってしまう事もあります。 例えば、シナリオは美しいけれど、PCが全然関与できず、NPC(GMかな?)の一人芝居になってしまう一人演技マスター。 ルールのカスタマイズにのめり込みすぎて、全然違うルールにな……

0006:ゲームマスターって難しいですか?

TRPGを楽しむ人というのは、大雑把に分けると2つのタイプがあります。 「プレイヤーを楽しむ人」と「ゲームマスターを楽しむ人」の2種類です。 (この分け方だと「プレイヤーもゲームマスターも楽しむ人」もいるはずですが、今回は省略します) そして、「プレイヤーを楽しむ人」に「ゲームマスターをやってみたいと思わない?」と尋ねてみると、意外に多くの人が「ゲームマスターって難しそうだし」と答える事に気づきます。 ゲームマスターって、難しいんでしょうか?楽しくないんでしょうか? 私はどちらも「否」だと思います。 たかがゲームで、難しくて楽しくない役目を引き受ける人間なんている訳がありません。 ……