Main Contents 10th page

【TRPGな話】自分から積極的に絡みに行きたいですよね

TRPGをプレイする時、相手が身内であろうともワンオフで初めてな相手であるにせよ、基本的には自分から積極的に絡みに行きたいですね。 基本的にはじめての環境って不安定で誰もナーバスになりがちなので誰かが動かないと始まらない部分があり、そしてそれを知っているのであれば最初の発言は自分であるべきで、アイスブレイキングから実際に絡むところまで全てをフォローできるとセッションのメンツとして存在力が強くなりますよね。 余程の事がない限り絡まれて嫌なプレイヤーさんって滅多にいないですし、絡まれる事で場に参加できて助かるプレイヤーさんもいるので、動きが必要な時は積極的に動いて行きたいですね。

【日想】119:後付けで遊ぶ方法もありますよね

TRPGで皆がピンチの時に颯爽と助けに来るムーブとか、必要アイテムを「こんな事もあろうかと」といって取り出すだとか、事前に仕込みをしておいてあとでうまくいくシーンって本当に格好いいですよね。 しかしまあGMの脳内でも読んでいない限り毎回事前の仕込みが生きるとは限りませんし、フックを入るだけ入れておくと普段の動きが重くなってテンポが悪くなったりと良くない場合もあるので、こういうのは後付けでうまく遊べると良いですよね。 皆がピンチの時に偶然いなかったキャラクターが「颯爽と現れます」と宣言してもいいわけですし、必要アイテムが生えた時にヒーローポイントを使って「持っている事にする」わけでも良いの……

【TRPGな話】継続的にお金がかかる趣味でもありますよね。

TRPGは一回お金を出したら当分の間初期投資だけで遊べるコスパの良い趣味なんですが、長く遊ぼうと思うとサプリの追加・リプレイの発売・版の更新なんかで定期的にお金が出ていく趣味でもあるので、結局なんだかんだ言って継続的にお金がかかる趣味でもありますよね。 とは言え継続的にサプリやリプレイが出ないとサポートも切れてしまいますし、公式からの情報の供給はゲームを長く遊ぶのに必須のポイントなので継続的にお金がかかってくれた方が良いという話なので、好きなシステムは長くサポートされて末永くお金を吸い取られるのを祈るべきなのかなと思います。 まあ、でも、他のコアな趣味に比べれば安価な趣味の部類ですし、継……

【日想】118:リビルドは面白い

一部のTRPGではセッション間にキャラクターの特技なんかを入れ替えるリビルドに対応しているゲームもあるんですが、それって面白い考え方ですよね。 レベル1〜2では有用だったAというスキルがレベル3になってBのスキルに入れ替わり、レベル5ではそれも消えてCのスキルを持つ事になる、という流れを考えるとスキルは属人的なものなので違和感があるかも知れないんですが、成長する事によって使えなかった技が使えるようになり、それまで頼りきりだった技を使わなくなる、そして技術が失われるというのは人間の人生でわりと起こり得るというか、よくあるパターンだなと思うんですよね。 キャラクターとして見た時にもどのレベル……

【TRPGな話】体調管理には気をつけて下さい

リアルでインフルエンザが流行しており周囲でも人がバタバタ倒れていくので、TRPG関係でも気をつけて下さいね、という事で。 オンセがない時代、風邪やインフルなどの体調不良は「伝染る」のでセッションへの出入り禁止が絶対条件だったんですが、オンセになると多少の体調不良でも「伝染る」心配はないので油断しがちなんですが、体調不良の時のセッションって負担が重すぎて状態を悪化させる可能性が非常に高いので、オンセでも体調不良の時はちゃんとごめんなさいしてお休みをとった方が良いです。 伝染る軸と悪化する軸でいうとセッションは両方の軸が振り切れる負荷なので、無理をしないで次回を調整する決断って凄く大事ですの……

【日想】117:ライクを投げ合うのも大事です

TRPGは基本的にロールプレイのゲームなので役割演技・人格演技・ゲームとしてのダイス目などを楽しめばいいんですが、1つの趣味として見た時に、人って自分の趣味で褒められるのって嬉しい事なので、自分で良いな、と思った部分はどんどん褒めていってお互いにライクを投げる環境を作るのって凄く大事です。 役割としてのムーブがうまかった時や人格演技としてハマっていると思った時、ゲームとしてのプレイが面白かった時は素直にそれを相手に伝えて「いいね!」すると良いですし、互いがライクを投げ合う事で行動・肯定・自己承認の流れができてプレイが盛り上がりますし、自分の長所と向き合う事ができるのでゲームとしての上達も早……

【TRPGな話】常に全力が出せるとは限らないので

実生活ではいつも疲れや想定外の出来事が起きて「100%の力」を発揮するのは難しい、というのは誰もがわかっている事だと思うんですが、TRPGで自分のキャラクターのダイス目が悪いと「なんでカタログスペックがでないのよ!?」みたいな気持ちになるかも知れません。 しかしまあセッションというのはそのキャラクターの人生の一部を切り抜いただけのものなのでたまたま疲れが溜まっている瞬間だったりバイオリズムが低下している時期だったり密かに悩み事を抱えていてフルパワーが出せない状態だったりするという解釈があるんですよね。 もちろんダイス目カード運が良いに越した事はないんですがそうは行かない現状もあるので、キ……

【日想】116:ネタを拾う

TRPGではキャラクター作成・シナリオ作成なんかでどういう方向性を狙っていくのかを考えなければならない事が多く、普段から元となる色々なネタを拾っておけると便利なんですけども、狙って拾おうとしてもそう簡単にネタって拾えないんですよね。 話の種はそれこそ無数に転がっているんですが自分の心の琴線に触れないとネタとしては見えてこないですし、そもそも意識していないとネタとしての体裁では転がっていないものがほとんどなので、自分のアンテナの感度を上げつつ色々なものに触れていく事でしかネタは拾えないので日常的にネタを消費している人は大変です。 まあインプット・アウトプットの話でもそうなんですけども、ネタ……

【TRPGな話】わからない所がわからないではわからない

TRPGをやっていると新規ルールや追加ルールが難解になっていってそれってどういう意味?という感じになってくる部分があるかも知れないんですが、今わからない部分を放置しているとそこを踏まえてさらに先の話になった時についていけないと言うか、わからないの上にわからないが重なるとわからない所がわからなくなるので早めにヘルプを投げて行く方が良いかも知れません。 TRPGって文章でルールが構成されるので文章では掴みづらい部分だったり、人に聞けばわかるけどもルール単体ではわからない事ってあると思うので、ネットででもいいので「これってどういう事?」というのを聞ける環境があると良いのではないかと思います。 ……

【日想】115:システムの売り文句は考えておいた方が良いですね。

今日はTRPGじゃなくアナログゲームのゲーム会に主催者サイドで参加して来たんですが、「ゲームに興味がある」レベルの大人・子供にゲームを伝えるのって結構難しくって、「このゲームはどういうゲームで、どういう風に楽しむのか」というのをうまく伝えられないと「じゃあプレイしてみよう」という気持ちになりづらいですし、そもそも「楽しそう!」と思って参加するのと「試しに」レベルで参加するのではゲームへの没入度もその結果の楽しみも変わってくるので、せっかくであれば「楽しそう!」と思って前向きに参加して貰う方が互いによって良く、そのためにはゲームを簡単かつ魅力的にプレゼンできるといいんですよね。 これはTRP……

【TRPGな話】お客様根性では遊べない

TRPGってわりと「回数から見れば安価」な趣味だとは思うんですが、初期投資がなかなかの金額になる事が多く、「回数遊べば単価は安いよ!」っていう話ではあるんですけどもシステム揃えてコンベに行ってはじめてのプレイ、みたいな感じになると金額的な負担も重いですし、コンベで会場費頭割りでも「お金を出す」事になるので「どうせなら楽しませて貰おう」っていう感じになってしまうかも知れません。 まあ結論から言うとTRPGはお金を出していようが出していまいが「楽しむ」のは自己責任というか能動的に楽しめ、という話で、お金を出そうが出すまいが「楽しませて貰おう」という受け身な姿勢はノーサンキューなんですよね。 ……

【日想】114:パーソナルスペースがないとボイセは無理

個人的に色々ありまして、私の個人的な部屋は今人の荷物で埋まっていて椅子すら使えないドアすら閉められない惨状で部屋を使う事ができず、おかげでボイセで進行しているセッションの次日程を決められなくて困っているのです。 基本的に誰かが「続きやりたいね」と言い出してから次日程を決める感じで運用しているので今はいいんですが、誰かが「続きをやりたい」と言い出す前に部屋を片付けてドアを閉められるように・椅子を使えるようにしたいのです。 というか、ボイセをするにはパーソナルスペースが必要なんですよね。人に迷惑をかけずに声を出す・セッション外の声を聞かないで済むようにするというのは結局環境問題で、これは漫画……

【TRPGな話】セッションとお菓子(キャラクターシートの扱い)

TRPGセッションにおいてお菓子の存在は結構大きいと思うんですが、好きなお菓子を食べながら愉しめばいいんですが食べるお菓子によって指先が油で汚れたりしてキャラクターシートが汚れるという問題があったりするんですが、私は個人的には好きなお菓子を食べてキャラクターシートは汚れたら新しいのを書くくらいの気持ちで良いのかな、と思っています。 もちろんキャラの外見を人に書いてもらっている時なんかキャラクターシートが気軽に交換できなくて困るという事はあると思うんですが、それならイラスト欄をラミネートしてカードみたいな形にしてキャラクターシートに乗せておくだとかそういう運用をした方がいいんじゃないかと思い……

【日想】113:アウトプットが出ない時はインプットを増やすべき

今TRPG関係のコラムを毎日書いていてネタ不足に困っているんですけども、これって単純にネタの仕入量が足りないという努力不足が原因で、自己責任なんですよね。 TRPGでシナリオやキャラクターを作る時にアウトプットが出なくて困る事ってわりとあると思うんですけども、アウトプットが出ないという事はただ単にインプットが足りない状態であるのがほとんどです。 押し込み式でインプットしていけば嫌でもアウトプットというか漏れ出るなにかがありますし、そうやって漏れ出てきたものがその人らしさだったりするので、アウトプットで引っかかりを感じるのであればインプットをどんどん増やしていくのがわかりやすく結果につなが……

【TRPGな話】オンセの功績:環境からメンツを選べるようになった

TRPGでオンセがよく遊ばれるようになって久しいんですが、オンセの功績の一つに「環境からメンツを選べるようになった」という部分があると思います。 今までクローズドか人の出入りの少ない環境にいた場合、「このシステムで、このサプリを使って遊びたい」と思っても環境の皆がそれを揃える事が難しく、そのシステム・サプリで遊ぶのが難しい現実があったのですが、オンセに寄って「この環境で遊びたいです」という立卓方法が可能になったので、ゲーム環境を指定してメンツを選ぶという方法が可能になったのは大きいと思います。 逆に売るサイドとしても「このシステム・サプリで」という指定をしてくれると「じゃあこのシステム・……

【日想】112:人のロールプレイを乗っ取らない

TRPGをやっていておやおや、と思う事の一つに「ロールプレイの乗っ取り」がありまして、プレイヤー同士で乗っ取ったりプレヤーGM間で乗っ取ったりというシーンが見られる事があるんですが、まあ基本的には良い事ではないです。 人のロールプレイを乗っ取るのはプレイヤーのプレイ権を損害する行為なので基本的に駄目ですし、GMの出すNPCを乗っ取るのもプレイ権の拡大解釈なので良くないです。 まあ基本的にそういうのは楽しい時についついやりがちなんですけども、乗っ取られる方としてはあまり有り難い話ではないので気を付けて行きたいところですね。

【TRPGな話】普段どおりの力が出せればそれでいいのです

TRPGに限らず「物語メディア」では何かの理由によって「普段以上の力を出す」シチュエーションが格好いい、という感じになりがちなんですが、キャラクターもプレイヤーも普通に生きている人間として「普段どおりの力が出せれば十分」なんですよね。 プレイヤーは実人間なので自分の実力以上を出そうとしたら何か代償が必要になりますしプレイのたびに代償を払っていたら人生がスカスカになるのでオススメできないですし、キャラクターはカードやダイスで結果を決める存在なのでイカサマでもしない限りは普段どおりの実力しか出ないものなので無理する必要はないです。 むしろ重要なのは直面している問題をどう分割して「普段通りの実……

【日想】111:捉え方の問題

TRPGをやっていて頭が柔らかいな、うまいな、と思うプレイヤーさんって色々いるんですが、その中で「物事の捉え方がうまい」と思える人が一定数いるな、という事に気づきました。 D&Dで誰も火口箱を持っていない時にファイアーボールで点火するような機転が利くプレイヤーさんって、ファイアーボールを「攻撃方法」だと捉えるのではなく「火の玉を投げつける呪文だ」と捉えているんですよね。なので「火をつける」目的にそれを使おうという判断ができるので、物事はチャンクを小さく色々なタグを付けて分解しておくべきだな、と思わされる事があります。 考え方をちょっと変えるだけで見えるものが色々変わるので、特に……

【TRPGな話】何を持たせるかでキャラクター性が出ますよね

キャラクター作成の時やインタープレイの間にアイテムリストを見て所持アイテムを決めるのも楽しいものですが、便利なもの・使うものだけではなく「そのキャラクターらしい」ものをもたせられると面白いですよね。 強面の戦士が子供相手用に飴玉をいくつかポケットに忍ばせているとか素朴な女性キャラがちょっと良い手鏡をもっていたりしているとキャラクターに深みが出てとても良いと思います。 実質的になんの意味もない「キャラクターシートに書かれているだけ」のアイテムというのもなかなか悪くないと思いますので、たまにキャラクターと何を持つか相談してみると楽しいのではないでしょうか。

【日想】110:細切れオンセで気をつけたい事

特にオンセで短い時間のプレイを重ねて1セッションとする場合に注意したい事なんですけども、1プレイの時間が短い場合「プレイに参加できないプレイヤーがいないか」というのを気にかけておきたいですね。 ぶっちゃけた話としてオンセで「1時間のプレイ」と決めているのであればその1時間で全プレイヤーに1回は何らかの判断があるべきで、それがないプレイがないように気をつけておきたいです。 これは「全プレイヤーの最小不幸」という観点から見て「プレイに参加できない時間の最小化」が求められると仮定した場合、1プレイ中に判断・行動の余地がなかった場合そのプレイヤーにとっては「観戦」に過ぎないプレイになってしまうの……

【TRPGな話】システムなしでのゲームプレイの指針

まああくまで個人的な意見という前置きの上でのお話ですが、TRPGの初心者さんとかそのシステムを買うかどうか迷っている人などシステムを買わせる前の段階で試しにプレイしたいニーズがあるとして、どこまでフォローしていいのかな、という部分です。 ネット上で情報共有するとどこまでも拡散する可能性があるのでいちいちデータ部分まで教えているとシステムの完コピが可能になったりするので「どこまで」かという線引は重要だと思うんですが、私個人的に言うと「判定方法までは教えていいが特技やスキルの詳細については共有しない」という感じで、サンプルキャラクターとかだとキャラクターシートに特技欄まで埋まっているのでそれを……

【TRPGな話】趣味なんですから無理しなくて良いのです。

TwitterなんかでTRPGの人をフォローしていると凄い勢いで卓経験を積んでいたり凄い勢いでキャラを演出していたりで「凄いな」と思う事があると思うんですが、それをみて奮起するのは良いんですが、良い影響の範囲を超えて自分と比較して落ち込んだり、その人のマネをしようとして無理をしようとしたりするのは良くないです。 TRPGは基本的に趣味なので、無理しなくていいのです。 そして貴方が影響を受けている人は他人に影響したくて遊んでいる訳でもなく、ただエネルギーを持っていくなら自由ですがそれを越えて勝手に枷を負ったりして欲しいとは思っていないのです。 趣味のコツは自分のできる範囲で無理なく、であ……

【日想】109:キャラクターにテーマがあると強いですよね

TRPGでキャラクターを作る時にキャラクターなりのテーマを持って作るとプレイ中の指針ができるので非常に強いですよね。 キャラクターがテーマを持っているという事は行動や台詞に一貫性が出ますし、ゲームマスターや他のプレイヤーもどういう方向から接すれば良いかが見えやすいので内側にも外側にも良さがあるんですよね。 しかしテーマが狭すぎるとプレイに閉塞感が生まれますしテーマのチャンクが大きすぎると扱いきれない話にもなりかねないのでテーマの粒度には注意が必要かも知れません。 しかしキャラクターにテーマをもたせるのは良い面が多くあるので挑戦したいですよね。

【TRPGな話】終わってしまったものは仕方がないのです……。

新年早々どうかなと思ったんですが三が日も済んだのでまあ良いかと思いまして。 TRPGのサポートって永遠に提供されるものではないので、ゲームとしては永遠に遊べるんですがシステムとしては終わりのタイミングがあるんですよね。 良いシステムで後継システムが出る場合もありますし、そうでなくてディスコンとなってしまうものもあるんですが、後継システムが出た場合でも前のシステムのサポートは切れるのでどこかで終わりが来てしまいます。 非常に悲しい事なんですが、これはキャンペーンの終わりと一緒で、「長く付き合った分別れも辛いけど新しい出会いに期待して次に向かう」とするしかないんですよね。 もちろんサポー……

【日想】108:なりきりとロールプレイ

お正月でお年玉を貰った次男が大喜びで仮面ライダーの変身アイテムを買ってきて今変身しているんですが、これはTRPGにおけるロールプレイではなく「なりきり」のたぐいだな、と思います。 なりきりとロールプレイの何が違うかというと根っこは違わないんですが、キャラに寄せるかキャラを寄せるかの違いというか、なりきりってキャラに完全になりきる事を指すので状況に応じたコントロールが不能なんですがロールプレイは周囲を見回す余裕を持ってするのでコントロールが可能な部分が違うというか、違っていないと困る部分ですよね。 ロールプレイに置いてはなりきりを否定するわけではないんですが状況コントロールが出来ないキャラ……

【TRPGな話】ダイスロールでダイスがこぼれた場合、どうしてますか?

完全に雑談というか戯言なんですけども、TRPGでダイスを振る時、1個か2個のダイスがこぼれてしまった場合、ダイスロールをやり直しにしていますか?それともこぼれた分だけ振り直していますか? 私はこぼれた分だけ振り直しを支持する方なんですけども、何故かと言うと「1個こぼれたら全部振り直し」ルールだと意図的にダイスを遅らせて振って出目が悪そうなら1個外に放り出すという運用が理論上可能なので穴を塞いで起きたいニーズです。 そんな運用を実際にできる奴はいない、という話なんですが、理論上の抜け道を許しておくと「そういう部分に目をつぶる人なんだな」と思われるのがあんまり好きじゃないので対応している感じ……

【日想】107:新しい事に挑戦したいですよね。

あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。今年もよろしくおねがいします。 2019年1本目は日想で行こうと思います。 年始めの抱負みたいな感じなんですが、今年は何か新しい事に挑戦したいな、と思います。 TRPGって慣れてくると「普段の感じで」手癖で遊べる部分があるのですが、たまに「普段の感じで」を越えて違う事に挑戦すると楽しいですし、いつもと違う着目点が生まれて同じ事に対しても別の視点で望む事ができるので、「たまに」でいいので普段と違う事をやってみるのはとても良いと思います。 せっかくの新年なので、次のセッションでたまに新しい事をやってみるのもいいかも知れませんね……

【TRPGな話】ルールブックの棚卸し

TRPGな話というか雑談ですけども、年末で大掃除する中で所蔵するTRPGの棚卸しをしており、「買ったけども未プレイのシステム」が結構ある事に驚きを感じております。 基本的にプレイする事になったTRPGは全部買いますし、その他に気になったシステムも全部買っているんですけども、そうすると結局プレイしないままにデッドストックするシステムが出てくるのは悲しいですよね。 せっかく買ったシステムなのでからプレイに使えればそれに越した事はないですし、来年はそこらのゲームを集中的にプレイしていこうかと思います。

【日想】106:かくし芸

日想というかただの雑記に近いんですけども、キャラクター作成の際に余裕があるなら得意分野とは別に何か1個特技を持ったキャラクターを作ると良いと思っていまして、いわゆる「かくし芸」ですよね。 普段バキバキの戦士がちょっとだけ鍵を外せるだとかバリバリの魔法使いがそれなりに交渉術を持っていたりだとかするとキャラクターがテンプレートの枠からはみ出てリアルさを増してくれるので、テンプレートすぎるテンプレートを外す意味でもかくし芸があるといいな、と思います。 もちろんかくし芸のない直球キャラクターでもいいんですが何か一つ面白い技を持っていると活かせる瞬間も出てくるので良いのではないでしょうか。

【TRPGな話】順を追って理解していけば良いですよね

TRPGを35年近くプレイしているので実年齢も結構上がっていまして、脳が古いので新しい情報の咀嚼に時間がかかるようになってきたのです。 そのため、新しいTRPGシステムに挑戦する時にデータの読み込みが結構キツくて、頑張って読んでいくんですが一個一個の特技の咀嚼が間に合わないのでエッジの効いたキャラが作りづらい感じになっています。 まあ1回その特技を使って確認すればなんとなく使い方はわかるので、一つ一つの特技をちゃんと段階を踏んで理解していけば良いだけの話なので「だからどうした」という話ではないんですけども、私みたいな老人の話は「はいはい」でいいんですがTRPGの初心者さんもデータの読み込……

【日想】105:あなたならどうします?

まだ確定ではないのですが、アナログゲームを遊んでいる中学生のプレイグループが「TRPGにも興味がある」という話をしており、アナログゲームを教えていているウチの嫁さん経由でもしかしたら私にGMの相談が来るかも知れないのです。というか、相談するかも知れない、と言われたのです。 大変名誉な事です。本当にはじめての人のプレイグループを相手にするなんてそうそうない機会ですし、そんな貴重な会のGMをお願いされるなんて素晴らしい事です。 しかし、逆に考えるとここ25年以上は「TRPGを知っている人」が大多数のプレイグループでしか遊んでいないので(新人が何人か参加する事はあった)、完全に素人さん相手だと……

【TRPGな話】たまには変化球も

TRPGってやっている内に得意分野と言うか特定ジャンルに強くなってくる傾向があると思うんですけども、やり込めばやり込むほど味が出て楽しみも深くなっていくのでどんどん踏み込んでいっていいのですが、好みに対して直球だけ投げていくのもいいんですが、たまに変化球を投げるのも楽しいものですよ。 前衛主戦力が得意な人なら後衛の援護系を試してみるだとか、パーティの引率役が得意なら狂言回しを、なんていう感じで普段と違うキャラをやってみるのも面白いと思います。 普段やっている事と違う事をすると勝手が変わって楽しいですし、逆に普段自分がやっている事を人にやって貰う事で自分なりの発見点が見つかったりするので直……

【日想】104:最後まで参加できるキャラで行きましょう

ツイッターで色々呟いている間に、「そう言えば言語化していないな」と思う事があったので日想で取り上げようと思います。 TRPGってアナログゲームなんですけど、アナログゲームをアナログゲームとして成り立たせるにはプレイに参加する全員が「ゲームの最後までプレイに参加している事」が必要なんですよね。 この場合「プレイに参加」というのが面倒くさいんですが、TRPGでは基本的にプレイヤーは「シナリオ終了までプレイに参加している事」にこだわるべきで、例えばキャラプレイの行き着く先に「シナリオ終了前に死ぬ」という選択肢があった場合なんかは除いて(その死に方はプレイ終了まで参加している死に方なので)、「と……

093:ゲームでくらいロマンチストでいたい

ファンタジー物や異世界物だとそんなに気にならないんですが、現代物や近未来物をプレイする時にキャラクターの立場というか言動が「ロマンチストより」すぎると気になる場合がありますよね。 ファンタジーや異世界だとその世界なりの雰囲気があるんでしょうし、という事で気にならないんですが、現代や近未来だと「そんなにロマンチストな人間はいないよな」という気分になってしまいプレイが萎縮する可能性があります。 しかしまあこれは非常に簡単な見方で解決するんですが、現代・近未来で数十億いる人間のうち今回のプレイに参加するキャラクターはほんの数人で、「世界を代表するロマンチスト」たちなんですよ、キャラクターって。……

【日想】103:心を動かすもの

物事の価値基準として「それがどれだけ環境を便利にしてくれるか」という軸と、「それがどれだけ心を動かしてくれるか」という軸があると思うんですが、TRPGに限らず趣味は後者の軸の考えなんですよね。 支払ったコストでどれだけ心を動かしてくれるのか、という点で考えると、TRPGはストーリー部分で情緒を、戦略部分で知的好奇心を満たしてくれるので非常に効率が良い趣味だと思っていまして、特にどちらの面でもプレイヤーが関与できる幅が広く自分が関与できるとなおさらに心が動くので前のめりに楽しめる構造になっているんですよね。 場合によってはプレイヤー同士の掛け合いでお互いの心を動かす事だってありますし、戦略……

【TRPGな話】ゲームを買った時の気持ち

自分へのクリスマスプレゼントにニンテンドースイッチのオクトパストラベラーを購入しまして、これからプレイ開始する予定なのですが前々から評判が良くて気になっており、気持ちも高ぶっているのです。 思えば昔からゲームを買うというのは特別な行動で、決して多くはない自分の小遣いから何を買うかを選択しお金をためて買って大事にプレイする、という、そもそも買う前から特別な気持ちにさせてくれるものなんですよね。 もちろんTRPGもそうで、新しい世界観、新しいキャラクターへの思いは大きいですし、買う前にテストプレイしていたならデータへのさらなる興味が、テストプレイしていないなら全く新しい世界への大きな興味があ……

【TRPGな話】物語観の違いは年長者が寄せていくべき

TRPGって趣味としては日本に広まり始めてからもう30年以上(下手したら40年)経過しているので、初期の青少年プレイヤーはもう壮年になっているので今から参入してくる青少年プレイヤーと比較すると世代差と言うか年齢差が結構な事になっていて、そしてTRPGって物語を内包するメディアなので世代の物語観が違うとプレイ感も変わり、感性の差がプレイ満足度を変えかねない状態なので結構ナイーブな問題だな、と思っています(まあ個人的に思っているだけなんですが)。 物語観という部分でいうと読んでいる量が多い方が多様性を持っているはずなのでより多く物語に触れている年長者が年少者の物語観に寄せていくのが正解だな、と……

【日想】102:堂々巡りへの対処

TRPGをプレイしていると情報が錯綜したり意見が別れたりして紛糾を始め、気づいたら延々意思決定が出来ないままに堂々巡りになってしまう場合があります。 こういう場合、大体は脳が疲弊しているのが原因なので、10分くらい小休止を取る事をお勧めします。 小休止中はあえてTRPGじゃない事をしたり話したりして意識的に今TRPGで向かい合っている問題からは目を逸して気分転換し、また10分後に考え直すと良いです。 堂々巡りになる場合って概ね見落としがあるか「どれを選んでも一緒に思える」かのどちらかで、これは一回意識を切り替えて向き直すと意外と解決したりするものだったりするのです。 小休止を挟んでも……

【TRPGな話】キャラクターとロールの間

TRPGな話も100個目になりました。結構頑張って続いている感じですね。 個人的な話なんですが映画をみたりゲームをしたりする中で「キャラクター」というのを掘り下げていくと、そのキャラクターが持つ社会的な立ち位置って無視できないと言うか、キャラクターの一部に社会的な背景があるんですよね。 簡単に言うと「男の子だから泣かない」っていうだけで男性のジェンダーロールを背負っている訳ですし、「警官として見逃せない」というのであればキャラクターは自分が警官である事に誇りを持っているという事が織り込み済みという事なので。ただ「社会的役割」というとぼやけて見えますが、そのキャラクターが世界とどういう接点……

【TRPGな話】シーンの目的をはっきりさせる

子供と嫁さんに誘われて「とびだせどうぶつの森」を始めたんですが、虫を取って魚を釣って村を発展させるというゲーム、基本はゼルダの伝説ブレスオブザワイルドと変わらないはずなんですがなぜかゼルダに比べると熱中できないと言うか、やっていてメゲてくるのです。 どうしてだろうな、と思って考えてみたんですが、ゼルダの場合「ガノンを倒す」という最終目標があって、そのために装備が必要でそれを買うために虫を取って魚を捕る、という「ブレイクダウンした目標」があるんですが、とび森の場合「良い村を作る」ために「施設を作るためにお金が必要」でそのために虫を取って魚を釣るという部分では一緒なんですが「良い村」が漠然とし……

【日想】101:GM判断について(GMはインターフェースなのでルールよりも上位)

TRPGにはルールもエラッタも公式見解もあって、追わなければいけない情報は大量にあるんですが、最上位のルールは「TRPGは皆が楽しむためのシステム」という部分で、それを担保するために存在するインターフェースである所のGMは「ルールの適用者」としてルールよりも上段の存在なんですよね。 エラッタも公式見解もルールですら「その場面でどう適用するか」はGMの判断で、GMが「皆を楽しませるために」という判断でルール適用を変えた場合はそのセッションにおいてはGMが正しいので、自分の知っているエラッタ・公式見解がある時は「そういう情報がある」事は注進していいですが一旦GMが方向性を決めたなら文句なく受け……

【TRPGな話】平等にリソースを使えるといいですよね。

TRPGは基本的にマルチプレイヤーゲームなのでリソースの食い合いになる傾向があり、アナログゲームとしてのTRPGのリソースとはほぼイコールでプレイ時間に換算されるので、特定のプレイヤーが大活躍すると他のプレイヤーの時間的リソースは食われる方向性になりがちですよね。 しかしTRPGはストーリーのメディアですし情緒のゲームでもあるので「リソースの食い合い」を良しとするのも違う方向性だと言える状態で、できるならば全員が平等に時間を活用してプレイ時間の最適化を図る事ができるのが理想だと思います。 とは言ってもそんなに難しい事でもなく、プレイ中に口を開いていない時間が長いプレイヤーがいたら意識して……

【TRPGな話】ロールプレイの「ロール」って深いですよね……。

何故か子供たちの「とびだせどうぶつの森」熱が再燃し、嫁さんも巻き込んだ挙げ句に「パパもやらないの?」と言い出してきたので4つ目のとび森を買ってきて今日始めたんですが、とび森のロールって新任村長じゃないですか。自分に接してくるキャラクター全てが「貴方が新人村長ね」という態度で接してきて自分のキャラクター性を気にしないと言うか、「新人村長」という「(村社会での)役割演技」を強要してくるんですよね。 まあそれをするためのゲームなので強要されて構わないですしその方個性でおしてくれないとゲームにならないんですが、そこを見て「テーブルトークロールプレイングゲーム」の「ロール」って深いな……と思ったので……

【TRPGな話】TRPGの楽しみはマルチプレイヤーによるものです

TRPGって基本的に1人では出来ない遊びで、最低でもゲームマスターとプレイヤーの2人、普通ならゲームマスターと複数のプレイヤーが参加するものです。 そしてTRPGの楽しみの1つって、まさに複数名のプレイヤーが参加する事によるもので、自分と違う感覚・感性・考えを持った人が同卓する所が大きなポイントで、プレイヤー間でのコミュニケーションだけでも面白さは格段に広がると思います。 こういう場合「他のプレイヤーが居るのが楽しい」はイコールで「自分も存在する事で楽しみを提供している」という事で、これは無理に面白くしなくても自分が自分自身でいる事で勝手に面白くなっている類の事なので自然な姿勢でTRPG……

【TRPGな話】攻める側はいつも楽・守る側はいつも事後対処

TRPGに限らずストーリーメディア全般でそうなんですけども、何かについて「攻める側」と「守る側」があるとすると、いつも「攻める側」が楽なんですよね。 そもそも攻撃と防御でいうと攻撃は1箇所を狙って全力で攻めればいいんですが防御側は全体をしっかり分散して守らないといけないので、同じ力量なら攻める側が常に有利なんですよ。 そして守る側というのは攻められて初めて守る必要性が出てくるものなので、人にせよ法にせよ守るものは事後対処、本質は常に手遅れ、なんですよね。 そういう意味で練度が同じであれば攻め側は少数でも成り立ちますし、守る側は攻め側よりよほど多くの人員を割くか高い力量を持っていないとい……

【TRPGな話】上手く付き合っていこう

TRPGでよく問題になるプレイマナー的な問題ですが、話術重視プレイヤーが戦闘で役に立たないだとか戦闘重視プレイヤーが戦闘以外寝ているだとかいう問題って結局「自分の興味が薄いところにどこまで付き合えるのか」という問題だな、と思いました。 もちろん自分の好きなとろこだけつまみ食いしてTRPGを楽しもうというのは基本的にムシのいい話で、プレイヤーが色々いる分「楽しみのポイント」が違うのは織り込み済みで、自分の楽しいシーンには他の人にも付き合って欲しいですし、自分が興味が薄い部分でも上手く付き合って楽しくシーンをできればいいな、と思うんですよね。 それができない、したくないという話だと「そういう……

【日想】100:コンセンサスをとっておくと便利

100個目の日想です。凄いですね、頑張りました。 このサイトではTRPGコラム、TRPGな話、日想で色々「これは良くない」「これはこうすると良い」みたいな話をしているんですが、これらは全部「コンセンサスが取れていないのであれば」という前提の話で、逆に言えば卓の参加者全員のコンセンサスが取れているのであれば何をプレイしたって自由ですし、それで楽しければそれで良いんですよね。 シナリオのスタートからメタルフィギュアとスクエアマップを使ってシミュレーションそのもののゲームをプレイしてもいいですし、かつて大流行した演出優先型システムを使ってシステムレスプレイ寸前のロールプレイセッションを実施して……

【日想】099:確率論にも限界はあるので

TRPGと相性の良い学問としては確率論が上げられると思うんですが、確率論ってマクロの視点からは正しいんですがミクロの視点ではいくらでもブレが発生するので「確率論を知っているのでダイスの予測は完璧」とはいかないのがツラいところです。 一例を上げると2D6を振って12(6ゾロ)が出る確率っておよそ3%なんですが、6ゾロって感覚的には36回ダイスを振れば1回は出そうな気もするんですが、実はそうでもなく、2D6を100回振っても6ゾロが出ない確率がおよそ3%なので、2D6で6ゾロを出すくらいの気軽さで100回連続で6ゾロが出ない可能性があると考えると、本当に1回1回の出目は予測できないな、と思いま……

【TRPGな話】ハードルを上げすぎない

TRPGって自分の持っているTRPG以外の趣味を活かせる趣味なので、TRPGセッションにおいてイラストを書く能力だったりBGMを選定する能力だったりプレイにおいてもアドリブ能力仕込み能力大喜利能力なんかが生きる人が多数いて、自分がプレイしている時に何もできていないな、みたいな気持ちになる可能性があるかも知れません。 しかしTRPG外能力はTRPGには直結しないというか、「あると凄いね!」という能力であってないと駄目な訳でもないですし、それを素で求めても無理なものなので、セッションにおいては各種のハードルを上げすぎず、基本「なにもない」のが原則、何かが供されたら「すごーい!」と喜ぶ、という感……

【日想】098:詰め込み過ぎは良くない

TRPGって凄く楽しいんですけど1セッションに支払うコストと言うか気力・体力が結構な値になるので遊びとしては「重い」部類に入ってくると思うのですが、まあ楽しい時期って夢中になるので個人日程がセッション予定でパンパンになるまで予定を詰め込んだり1セッションにかける時間をギリギリまで伸ばして後のスケジュールに問題が出たりする事ってあると思います。 しかしまあ当然の事なんですがTRPGは趣味で、自分の身体には優先しないものなので体調を崩すほどのめり込むのはお勧めしませんし、他の日程がずれると全部破綻するようなスケジュールを組むのは他のメンツの迷惑面を考えてもお勧めできないので、あまり頑張って詰め……

092:「縛り」はゲームを面白くする要素です

TRPGにおいて、クラスの制限だったりキャラクターの背景設定なりで「〜をしてはいけない」だったり「〜をしなければいけない」という縛りが発生する事があります。 これ、「縛り」という時点では自由度を下げるモノなので面白くないネタと思われがちなんですが、実は逆なんですよね。面白いネタなんです。 背景による縛りがある場合、「いまみんながやりたい事」に対して縛りがぶつかる場合、「やりたい事を諦める」という選択肢もあるんですがそれは面白くない結論になりがちなので、逆に「縛りを維持しつつやりたい事を実行できるように考える」というステップを挟むと、頭脳パズルとして非常に良いんですよね。 「嘘をついては……

【日想】097:テンプレートは飽きない範囲での繰り返しは楽しいので

ニンテンドースイッチ版のスマブラが発売されて子供たちがムキになってプレイアブルキャラを増やすために頑張っているのでそれを見て。 ダンジョンアタックでもテンプレートシナリオでもそうなんですが、「同じ事を飽きない範囲で繰り返す」のって結構楽しいんですよね。まあ注釈として飽きない範囲でという部分があるので飽きない範囲なら楽しいだろうよ、という話でもあるんですが、いわゆるお約束に分類されるテンプレートはテンプレートの中からいくつか選んで遊んでいる分には楽しく遊べるものだと思います。 もちろん「飽きない範囲で」と言っている時点で「いつかは飽きる運命」なんですけども、使うテンプレートの種類を増やす事……

【TRPGな話】「嫌い」を大声で言うのは良くない

TRPGに限らないんですが、人間みな人それぞれに好き嫌いがあり、気に入っているものや苦手なものなど色々あると思います。 もちろんTRPGは趣味なのでTRPGにおいては好きなものを身近において嫌いなものを遠ざけるムーブで全く問題ないんですが(まあ嫌いな物でも食べられるようになると捗る、という話は別として)、趣味を語るにおいて「好き」を語るのは大いに結構なんですが「嫌い」を語るのはあまり良くないので、そこは注意が必要です。 好きを語るっていうのはリスペクトの表明につながるので大変良い事なんですが、逆に嫌いを語ると「それを好きな人もいるんですよ!」という話になりますし、別に世の中「好き嫌い」じ……

【日想】096:その行為は格好悪くても尊いのです

TRPGにおいてはストーリーは二次要素というか、どれだけ格好つけて行動しても行動判定の結果が失敗だと格好つけ損というか格好悪い結果になってしまうんですけども、それを恐れて行動をしないとストーリーが動かず格好いい悪い以前の問題になってしまうので、プレイヤーは行動の成功率は考えつつも積極的にキャラクターを行動させて行くのが望ましいと思います。 場合によっては格好悪いのを避けるために「行動を失敗しても格好いいロールプレイ」にこだわるだとか、そもそも判定の必要がない所まで状況を積み上げていくだとかの方法論もあるんですけども、そもそもストーリーにおいてなにか現状を変えようとして行動するのは成功しても……

【TRPGな話】お約束を踏襲する事を恐れないで

個人的にはTRPGってストーリーを伴う遊びなので、ストーリーが消費される傾向にあるというか、「毎回同じ展開」はあきるので変化球を投げたいニーズが発生する事ってままあると思うんですよね。 もちろんそれが良い悪いという事ではないんですが、初心者を抜けたあたりから「お約束」を避けようとしがちというか、ありがちな展開ではない展開を求めがちになるんですが、お約束っていうのは長らく続いた「今まで最も面白かった・無理がなかった」展開なので、盲目的に避けるのではなく取り入れる部分を取り入れながら遊んでいくのが一番じゃないかなと思います。 TRPGにおいて大事なのは「目新しい」事ではなく全員が納得して楽し……

091:セッション卓におけるコンセンサスは都度確認しましょう。

TRPGは卓ごとに「何をどうプレイしたいのか」というコンセンサスが違うので、セッション卓ごとに参加者皆の希望や意識を考慮してコンセンサスを取るのが望ましく、そして明示してしている訳ではなかったとしても毎回結果的にコンセンサスが取れてプレイが終わっているという事なので、セッション卓において参加者のコンセンサスを取るのは非常に重要です。 キャンペーンやクローズドサークルなどの閉じた環境でプレイしている場合参加者が同じなので前回と同じコンセンサスが取れているという認識になるので事前のコミュニケーションコストを支払わずに暗黙のコンセンサスをもとにプレイできるので意識しないで済むんですが、セッション……

【TRPGな話】スケジューリングのコツ

TRPGに限らないんですが、主にオンラインでなにかのスケジューリングをしていると「自分はボールを投げたけど誰からも帰ってこない」状況になってそのまま予定が立ち消え、になる傾向がわりとあると思うんですよね。 自分はボールを投げたので動くスタンスではないけれども他の誰もボールを返してこないしどうしよう、と思っている内に話が流れてしまって予定が一個消える、というのも寂しいので、オンラインでスケジューリングをするコツなんですが、「ボールを投げた後でもあっけらかんとして【予定どうなってる?】と聞く事」がポイントなんですよね。 スケジュールを組んでいる仲間の中にあっけらかんと聞いてくる人がいると予定……

【TRPGな話】TRPGは鍋パーティと一緒なので

個人的になんですけどTRPGのセッションって鍋パーティに似ていると思っていて、鍋というテーマで集まって何を持ち寄って何を食べるのか、という部分がセッションの本質なんじゃないかと思うんですが、だとすると鍋というテーマ(TRPGという遊び)を選んだ以上あくまで鍋の範囲で楽しむべきで、自分が好きだからといってガムやチョコレートを鍋に入れないのがコンセンサスで、そこを間違うと持ち寄った本人以外楽しめない結果になるんじゃないかなと思いました。 TRPGって色々な趣味とジョイントして遊べるんですが、卓の全員が楽しめないネタを多く放り込んでしまうと全体的な満足度が低くなりますし、自分が楽しければ他の人も……

【日想】095:「楽しませる」って難しいですよね。

TRPGって楽しい遊びなんですが、しかしゲームマスターも入れて、誰か特定のプレイヤーが「みんなを楽しませてやる」と頑張りすぎると途端に負担が重くなったり楽しみに偏りが出たり面白くなくなったりする不思議なゲームだな、と思います。 TRPGの楽しいっていうのは多分に能動的なもので、「誰かに楽しませてもらう」のではなくて「自分で楽しみを見出す」部分が大きいと思うんですよね。 だから人に無理をしてまで「楽しませて貰う」必要はないですし、逆にそうしようとして誰かが頑張ると他の誰かの主体的な楽しさを阻害してしまったり置いて行かれる人が出たりと、あまり良い結果につながらない気がします。 個人的にはT……

【TRPGな話】TRPGは「共有」の遊びなので

TRPGってコミュニケーションのゲームだと言うんですが、私は本質は「共有」にあると思っていて、同じ世界観を共有して各キャラクターの背景を共有してプレイヤーの興味を共有して、と基本的にTRPGで行われるすべてのコミュニケーションは何かを共有するために行われていると思うんですよね。 そして本質がそこにあるのだとすると、共有する必要のない事や共有され得ない事は本質とは異なるという事なので、独りよがりと言うか独創や独走は本質ではなく、隠し玉や騙し討ちも本質ではなく、むしろ自分の持っている価値観や興味、今思っている事を互いに共有する事で一つの方向性を生み出してそちらに向かって建設的に段取りを進めてい……

090:趣味に思想を持ち込まない

今回はコラムと言うかちょっとした注意喚起なんですが、TRPGって「今自分が持っている興味」をそのままセッションに持ち込みやすい形式をしていて、そして興味を持ち込む事自体は悪い事というよりもむしろ良い意味に働く事が多々あるんですが、持ち込まないほうが良い興味があるんですよね。 それは何かと言うと政治と宗教と野球と思想なんですが、まあ政治と宗教と野球は社会人として避けた方が良い話題にも出てくるくらい個々人でこだわるところが違ってかつぶつかるとどうにもできない種別のものなんですが、それに加えて「思想」も持ち込むべきではないんですよね。 「こういう状況の時、キャラクターは何を考えるか」というとこ……

【日想】094:アーキタイプとフルスクラッチ

ダイスを振らないでキャラクターを作る系のTRPGってだいたいの場合アーキタイプが明示されていて、それを使うかフルスクラッチで作るかを選択する余地があるんですが、せっかくのTRPGシステムなので全部楽しめるフルスクラッチを、と考えて作るとアーキタイプに比べてエッジが立たないと言うか局地戦で活躍できないのに汎用性にも欠けるキャラになりがちで、無理にフルスクラッチをするくらいならアーキタイプを選んだほうが早いし強いという結論にもなりがちなんですよね。 個人的な意見としてはアーキタイプはある程度満足できる定食として供されているものなので最低限の満足をそこに据えるのであれば個別注文のフルスクラッチは……

【TRPGな話】ゲーム開始から最初の快感までの距離

実は先日NEOGEOminiという昔あったNEOGEOという種類のアーケードゲームのソフトが40本入ったいわゆるミニファミコンを買った訳なんですけども、私がプレイする前に興味津々な息子共がハマってしまいメタルスラッグや得点王、サムスピ零スペなんかを一生懸命にプレイしていて私が入り込む隙間がありません。 まあ20年以上前のアーケードゲームがそんなに楽しいのか、と思う半面、当時の事を考えると100円玉を握りしめて狂ったようにプレイしていた記憶があるので、「100円を入れてから快感を得るまでの動線が短くまっすぐ」なんだろうなぁ、と思います(だからこそゲームセンターで100円玉を回収するマシーン……

【TRPGな話】キャラクターの持ち込みについて思う事

まああくまで「個人的な意見としては」という話なんですが、TRPGのワンオフセッションにおけるキャラクター持ち込みについて思う事をつらつらと書いてみようと思います。 基本的にダイスを振ってキャラクターを作るシステムじゃない限り「前回どこかのセッションで使ったキャラと同一のデータのキャラクターを作成する事は可能」なので、キャラクターの能力という意味ではワンオフセッションにキャラクターを持ち込んで貰うのは全く構わないと思うんですよね。同じように作ったら同じキャラになったというだけの話なので、「前回同一のステータスのキャラがいたから今回は使用不可能」とか言い出すと、最終的には「前回は戦士をしたので……

【日想】093:選択肢は見せ方の問題なので

TRPGで、特にゲームマスターをしている時に意識しなければならない問題なんですが、セッションにおけるプレイヤーの選択肢というのは「見え方」の問題というのが非常に大きくて、GMとしては数多くの選択肢を要しているつもりでもプレイヤーへの見せ方が良くないせいで「選択肢が少ない」「一本道シナリオである」と受け取られる事があるんですよね。 逆に考えると、ゲームマスターの見せ方によっては実質選択肢が1個なのに「選択肢が多い」「分岐が多いシナリオである」と受け取られる事がある訳なんですけども、どちらもプレイヤーへの見せ方によるものなのでちょっと意識をするだけで良い場合が多く、テクニックでカバーできる根本……

【TRPGな話】全くの素人さんと遊ぶ場合の準備もしておきたいですよね。

今日はちょっと大きめなアナログゲーム会に参加して、アナログゲームが初めてな親子さんや興味はあれどあまりやった事のない子供なんかを相手にしてきて思ったんですけれども、閉じた環境でTRPGをやっていると、「TRPGがそもそもわからない」という人やジャンルについて事前知識がまったくない人もいるという事を忘れがちだと思うんですよね。 コンベンションやオープン例会をしている環境だと全く何も知らない人が定期的に入ってくるので意識されやすいんですけども、閉じた環境で人の出入り無しでやっているとそういう部分が薄れると言うか、そもそも言わないで通じるので言語圧縮が発生すると言うか「言わなくてもわかる」「言わ……

089:「楽しそう」はもう「楽しい」に片足を突っ込んでいるので

TRPGに限らずアナログゲーム全般に言えるのが、セッション前の紹介で「楽しそうだな」と思ってゲームに参加すると大体の場合楽しくて、もうセッション紹介の時点で8割がた「楽しい」かどうかが決まっている部分ってあるんですよね。 それは何故かと言うとセッションへの興味の深さによる、という事なんですが、「楽しそう」と思って参加するのって、もう「楽しもう」っていう姿勢ができているということなんですよね。スタートの時点からプラスのフィードバックを持って動いているので、最初の時点から楽しい何かがアンテナに引っかかってきますし、結果として最初に「楽しい」という体験をできるので最後まで楽しく遊べるんです。 ……

【日想】092:TRPGはコミュニケーションの遊びなのです

TRPGはコミュニケーションの遊びなんですが、このコミュニケーションが「GM〜プレイヤー間」でのコミュニケーションに受け止められがちなんですよね。 しかし実際に大事なのは「GM〜プレイヤー間」もそうなんですが「プレイヤー〜プレイヤー間」でのコミュニケーションも非常に重要で、GM・プレイヤー間に縦のルートだけあれば良いわけではなくプレイヤー・プレイヤー間の横のルートもつながっていないと良いTRPGにはなりません。 GMとプレイヤーの間のルートは意識されがちでそれなりに整っている事が多いんですが、プレイヤー間のルートは各個人が意識しないと薄くなりがちですし気を抜くと消えるルートなので、プレイ……

088:ランダムで確率を収束させるにはカードを使うと良いです

TRPGでランダムダンジョンを作ったりランダムイベント表を使ってランダムを楽しみたい場合、ダイスを使うと極端な話1が5連続で出て困るという結果にもつながるので、ランダムを使いつつ確率は収束させたい場合はダイスではなくカードを使うと良いです。 カードを使う場合一度使ったカードはトラッシュしてしまえば「出た出目」はもう出ない道理なので、1〜8のイベントを用意したのであれば1d8を降るよりも1〜8の書かれたカードをシャッフルして引いていった方が「最悪8回目で最後の出目が出る」事が保証されるので安心度が高いです。 カードはランダマイザとしてはダイスと違って「確実に確率が収束する」という特徴がある……

【TRPGな話】利点と欠点を比べて利点が大きければ採用すべきなので

TRPGの話に限らないんですけども、何かをする時に「欠点」だけを挙げて駄目だしをするよりも利点と欠点をちゃんと洗い出して検討する方が良いんですよね。 そのプランで発生する欠点はもしかしたら運用で解決する問題かも知れませんし欠点は欠点でおいておいて他で挽回する方法を考える余地があったりするので、「ネガティヴな情報だけをもとに案件を検討する」というのはあまり良くないと言うか悪手の部類に入ってしまう行動だと思います。 個別の問題だけで検討するよりも持っている案件すべてを並べて利点欠点を相殺して行って利点がまさればそれでいいので、その点は意識しておくといいかも知れません。 ちなみにTRPGのシ……

【日想】091:TRPGでは「みんなが楽しむ事」が大事ですが

TRPGでは結果的に「みんなが楽しむ」事が究極的な目標と言うか、その達成を目指してプレイをするものなのですが、この「楽しさ」というのは相互提供をするもので、「俺がみんなを楽しませてやる!」というのはちょっと違うというか、もしそう思っているなら遊び方がブレている可能性があるので注意した方がいいかも知れません。 TRPGの楽しさは大喜利の「可笑しさ」ではなく、みんなで一つの事に集中してプレイする事で生まれる「興味深さ」の方がモチベーションにも結果にもつながりやすいので、無理に「可笑しく」するのではなく一生懸命にプレイする事に意識を向けた方が良いのではないかと思います。

【TRPGな話】提案は良いが指図は良くない

TRPGで一緒にプレイしていると人が考えている時に一緒に考えたくなる事ってありますよね。 もちろん選択肢は選ばせられるその人本人の問題だし責任なので最終的な判斷はその人自身がするべきだし他に方法はないんですが、声を出して「こういう考え方はどうだろう」「こういうやり方はどうだろう」という話をしたくなる時はあると思います。 しかしまあ本人の選択肢だと言っても視野を広げたり視点を広げたりするのは基本的には良い事なので、その人の選択肢に対して自分が意見をいうのは一概に悪いわけではないんですよね。 じゃあ何が悪いかというと、提案をするのは良いが指図をするのは悪いんです。 提案という形で選択肢を……

【TRPGな話】プレゼンの上手さに学ぶところがある>Apple発表会

まああんまりTRPG関係ない話なんですが、Appleの発表会を見ていてプレゼンの上手さにGMとして学ぶべき部分があるな、と思ったのでメモしておきます。 見せたい部分にクローズアップして語る手法はビジネスだけでしか使えない物ではないので、仕事なり趣味なりでプレゼンに触れる時にはマスタリングの参考事例としてみると面白いのではないかと思いました。

【TRPGな話】Flashの終了とどどんとふ公開の関連について

今更感はあるんですが、今後Flashが完全終了されるにあたって、今公開しているどどんとふはFLashのサポート終了に合わせてクローズする予定です。サポートされていないソフトウェアを公開し続ける訳にはいかないので。 代替案として今どどんとふをAir化するプロジェクトがあるようなのでそれを追うか、全く別の方法を探る方向性になりそうです。 まあまだ1年以上ある話なので緊急ではないですが、終了は差し迫っているという事実は忘れてはいけません。

【TRPGな話】コード:レイヤードのSSSは本扱いじゃなかった

Amazonでコード:レイヤードのSSSを買ったんですが、これ、Amazonの中では本として扱われていなかったようで配送料を取られていました。びっくり。 とりあえず届いたのは家族の目に止まらないところに隠して、家族が寝た後にゆっくり読ませてもらおうと思います。 幾つかシナリオをこなす中でバランスも見えてくるでしょうし、オリジナルシナリオはそれからで良いかな、と思っています。

【TRPGな話】楽しい作業

ニンテンドースイッチでモンスターハンターダブルクロスを購入し、モンハンとしてはP2G以来のモンハンを楽しんでいるんですが、モンハンって敵の倒し方を身に着けてさえしまえば後はもう作業なんですよね。でも楽しい。 モンハンの作業のどこが楽しいかを考えてみると、やる事は決まっていても作業の手際で時間が変わる、ある程度最適化の余地がある、ランダムによって得られるものが違う、なんかがポイントなんじゃないかと思います。 そしてそれをTRPGに当てはめてみると、ダンジョン攻略って楽しい作業なんですよね。 ドア発見。罠鍵感知と解除、突入、戦闘、経験値とアイテムの入手という一連の作業なんですが手際で時間が……

【TRPGな話】オリジナルの呪文やアイテムは良し悪し

TRPGセッションにおいてシステムのルールブックやサプリにないオリジナルの呪文やアイテムを出すのは楽しい物なんですが、その呪文やアイテムを入手したキャラクターがGMのコントロール範囲を超えて別のGMさんのところで使われたりするととたんに困り物になってしまうんですよね。 まあ持ち込みキャラの持ち込み呪文・アイテムについては究極的に言えばいくらでも捏造が可能なものなので受け入れ側が対処していくしかないんですけども、持ち出しさせる側には全く責任がないかといえばそうではないので、注意が必要ですね。 別にオリジナルが全て悪いという話ではなく、比較的納得感のあるスケール内でのオリジナル要素はゲームを……

【TRPGな話】シナリオ集を買うのは久しぶり

子供がコード:レイヤードを遊びたいと言うのでコード:レイヤードのSSSを注文しました。 シナリオ集を買うのは久しぶりというか、下手すると10年ぶりくらいになるんじゃないでしょうか……。 今自分のTRPGのキャリアのリブートをかけているので、情報をインプットする意味合いでもシナリオ集は有用だと思うので、届いたらゆっくり読もうと思います。

【TRPGな話】システムは継続的にお金がかかる方が望ましいので

活気のあるTRPGシステムを追っていくと、サプリ・シナリオ・版上げと次々に買うべきものが増えていって金銭的にキツくなるんですけども、キツい内が華なので一生懸命に追うべきですね。 コレ系のものって一回活気がなくなると商品が出ない・売れない・余計に出ない・さらに売れないのスパイラルに落ちこむので、逆に人気がある・商品が売れる・続きが出る・さらに売れるのスパイラルの方が断然良いんですよね。 そういうわけで手広く色々なシステムに挑戦すると小遣いがキツくなるんですが、それも幸せだと思って受け入れていきましょう。

【TRPGな話】そろそろ家族卓セッティングするかな……。

しばらく面倒だったので放置していたコード:レイヤード家族卓ですが、長男くんが早く続きを遊ばせろとせっついてきたのでそろそろセッティングしようかなと思います。 長男くんはGMにも興味があってCoCを一生懸命に読んでいるので、頼もしいTRPG仲間が家族に一人増えるかと思ってワクワクして見守っています。下手に口を出すと芽を摘みかねないので基本は見守りスタンスで。 とりあえずプレイヤーであと2~3セッション遊んで貰ってからGMに挑戦してもらえるといいかな、と思っています。

【TRPGな話】比較するとキツくなるので

TwitterやFacebook、Google+なんかをやっているとTRPG関係のフォロワーでバリバリTRPGをプレイしていたり、熱い気迫でゲームについて語っていたり、とにかく熱量や回数で敵わない相手がゴロゴロしていて、どっちかというとフォロワーの中でそっちのほうが大多数だったりすると、同じ趣味なのに自分は何をしているんだ、自分の熱量でTRPGを好きと言ってはいけないんじゃないか、みたいな追い詰められ方をするんですけども、そもそも熱量や回数で「比較する」っていうのが間違いなんですよね。 ラーメンが好きだとして、好きなのは美味しいからで、食べて「美味しいなぁ」と思えればラーメン好きなんですよ……

【TRPGな話】自分のプレイしたいシステムを

今、自分のプレイしたいTRPGシステムをそれとなーく仲間内に宣伝してシステムを買わせるのに成功してきていまして、後は私が黙っていても誰かがGMをすると言い出すので私はプレイヤーができるという寸法です。嬉しいです。 基本的に狭い身内でTRPGをやっていると、自分が入れ込んでいるシステムは持っているのが自分だけ=自分は常にGMという悲しい状態になりがちなので、たまにこうやって人に買わせるのに成功すると嬉しいもんですね。 まあ「みんなシステム買ったから翔也マスターして」という度肝を抜く展開もありえるんですが、基本的には黙っていてプレイヤー参加できるようにしたいと思います。

【TRPGな話】受け身だと機会が少なくなるので能動的に

まあTRPGに限らない話なんですけども、特に趣味について、受身の姿勢で楽しい事を待っていてもそんなに機会は転がっていないんで、自分で楽しい事をする機会を設けていかないともったいないな、と思います。 きっかけって大事で、みんなが「そろそろセッションしたいな」と思っていても、誰かが「そろそろセッションしましょうよ!」って言わないとセッションは運営されないんですよね。そういう意味で声を上げる側に回らないとチャンスが回ってこない事はママあるので、声を上げる側に回った方が良いです。 そんなわけで、プレイヤーしたいです(そういう言葉は身内に向けて言え)。

【TRPGな話】趣味っていうのは……。

まあTRPGに限らない話なんですが、趣味っていうのは良い点が2つあって、1つは趣味そのものが楽しいという点、もう1つは趣味を通して人間関係が構築できる点があるんですよね。 難しい話にする気はないんですけども、趣味はそのものも楽しいけど、それについて語れる仲間ができる事が楽しいし、実際語るのも楽しいと思うんですよ。 そしてTRPGのイケてるところは言語的コミュニケーションにおいて成り立っている趣味なので、プレイそのものが趣味について語っているのと大差ない部分と、プレイが終わった後も自然と感想戦というかそのプレイについて語る雰囲気になるのが良いと思うんですよね。導線が良い。 同じ趣味の人同……

【TRPGな話】セッション中に他の事をするのはお勧めできない

オフセだと目の前にいるのであんまり起こらないんですが、オンセだと目の前にみんながいる訳ではないのでセッション中に内職が可能なんですよね。 もちろんセッション中に他のプレイヤーにチャットを投げて内緒話をするみたいな内職はプレイの本番に関わっているのでいいんですけども、そうじゃなく、ソシャゲをプレイしながらのセッション参加だったりアニメを流しながらのセッション参加は良くない結果につながりやすいのでお勧めできません。 人間複数の物事に集中するのって難しいですし、他の全員が一つに集中している中で一人だけ別のことに気を取られているととんちんかんな言動に至ったりするので良くないと思うんですよね。それ……

【TRPGな話】新しいメンツ入れるか……。

昨日CoCをやりたい問題でパパと長男のデュアルKPが誕生する運びとなったわけですが、CoCをプレイするメンツで悩んでいまして、長男次男嫁さんの3人は確定として4人目はどうしようかと思うのです。 コード:レイヤードで一緒に遊んでくれているお姉さんを誘う手もあるのですがセッションが分散するのは良くないのと、そのお姉さんが都合を合わせるのが割りと大変な人なので別のメンツがいればそれに越した事はないんですよね。 長男のクラスメートにCoCのプレイヤーがいるというので、その子を誘うのも手かなぁ……。

【TRPGな話】子供にGMを覚えて貰う事になった

長男が私の持っているCoCに興味を示し、パパにKPをしろと言ってきたんですが、パパはKP経験がない事、パパばっかりGMでパパがプレイヤーできないのは不公平だと訴えたところ、じゃあ長男もGMをやる、という話になりました。 肝心のCoCは長男もプレイヤーをしたいというのでkPはパパと持ち回りという事で話がつきました。 これで家庭内に3人目のGMが誕生するわけです。(2人目はママなんですが忙しくてGMどころじゃない&基本的にPL専な人なので) どうなるかはわかりませんが先が楽しみです!

【TRPGな話】そろそろセッションをセッティングしよう

前回のTRPGセッションから1ヶ月以上が経過したので、そろそろ新しいセッションでもセッティングしようかなと思います。 若い人みたく週3みたいなペースでは遊べないんですがある程度は定期的に遊ぼうと思っているのです。 とりあえず回っているセッションだけで3種類あるのでどれを回すかっていうところですが、まあ都合の合うやつをやりたいと思います。

【TRPGな話】ソード・ワールド2.5

まあ前々から情報は出ていたんですが、ソードワールド2.5が来年出ますね。 どこまで既存の情報を基本ルールブックに落とし込んでくれるかが結構楽しみなんですが、あまり良くない筋の動きになると既存のサプリメントをほぼ全部買いなおしみたいな流れにならないとも限らないのでそこは若干戦々恐々としております。 でも、まあ、既存のシステムが版上げだったりバージョンアップだったりするというのはシステムが呼吸している証拠なので基本的には望ましい事だし喜ばしい事なんですよね。 とりあえず版上げされるまでは2.0でゆっくり楽しんで、2.5がでたらそっちも買っていこうと思います。

【TRPGな話】久々にプレイヤーやりたい……。

定期的に上げている気もするんですけども、そろそろTRPGをプレイヤー参加でやりたいのです。 GMばかりだと飽きる上にネタ切れが加速するので、セッション中にネタを拾いたいというニーズからもプレイヤーがやりたいのです。 私の周辺環境、基本的に誰かにネット越しでプレイヤーさせてもらえない限り一生GMという環境なので結構きついです。いやGMすらできない環境に比べれば天国なんですけどね。 早く長男にGMを覚えてもらわないと……w

【TRPGな話】GM時の引き出しはTRPG以外の趣味から出すと便利

まあ趣味がTRPGだけ、って言う人はそうそういないと思うんですけども(TRPG自体がそれ以外の趣味による知識の蓄積が前提になっている傾向があるので)、特にGMをする時ってTRPG以外の趣味の部分からネタを持ってくると楽なんですよね。 もちろん他の趣味のディープな話をそのままTRPGにもって来るという話ではなく、話題の一部をそこから持ってきて普通のセッションに持ち込めると楽だしプレイヤーも視点が変わるので楽しかったりするんですよね。 まあやりすぎるとドン引きされる結果にもなるんですけども、そうならないレベルでいろんな趣味からネタを持ってこれると良いと思います。

【TRPGな話】環境を整えるのは大事

趣味にせよ勉強にせよ仕事にせよ、人が集まって何かをする時って周辺環境をちゃんと作るのが大事ですよね。 人は一人でも周辺環境がとても大事ですし、人が集まるとそれまで以上に周辺環境って重要になると思います。 夏場は冷房、冬場は暖房の状況にも気をつけなければなりませんし、温度だけではなく風の向きがどうなっているか、空気の乾燥なんかにも気をつけたいですよね。 セッションなんかだと同じ場所に熱中して長い時間いる結果になりがちなので、あとになってひどく体調を崩したりしないように配慮できると良いと思います。

【TRPGな話】道具は「慣らす」より「慣れる」ほうが楽

まあTRPGに限らず趣味のもの全般的に言える事なんですけども、持っている道具を使い込んでエキスパートになるのと、良い道具を入手して手を慣らすのでは後者の方が良い結果になりやすいんですよね。 つぎ込む熱量が一緒であれば、道具はより一般的に良いとされている物のほうが最終的に高い位置まで自分を引き上げてくれる可能性が高いので、ある程度それに触って「長く付き合う事になるな」と思ったら良い道具を揃えることにも意識を配ったほうが良いと思います。 私事ですがUMPCのGPDPocketを入手して今手を慣らしているのですが予想以上に使いやすくてこれなくなる前に2代目も早めに入手しておいたほうがいいな、……

【TRPGな話】長男がCoCに喰いついてきた

長男はコード;レイヤードでTRPGデビューしたんですが他のゲームにも興味津々で、最近はTRPG動画を見ている中でCoCにたどり着いたらしく、私の本棚の「クトゥルフ神話TRPG」を見つけてプレイしたいと言い出したのです。 しかし私はCoCはあまりプレイした事がなくGM経験もないので気軽に「じゃあ遊ぼうか」とも言えないのです。 というかシステムはケイオシアムベーシックなので対応できるとは思うんですが、クトゥルフ神話に詳しくないので「それっぽい」シナリオが作れないと思うんですよね。まあネットでシナリオを拾えという話なんでしょうけども。 とりあえず今月中くらいの優先度でシナリオを探そうと思いま……

【TRPGな話】サプライズが上手くできるといいですよね

色々やっている内に日付を超えてしまったので投稿日時を編集してお送りします。 私事なんですが、今日は嫁さんの誕生日でして、お祝いにスタバのカードを買ってきました。そしてサプライズ(なのか?)でプレゼントして喜んで貰ったんですけども。 TRPGでは良い意味でのサプライズを取り入れるのって結構楽しいと思っていて、マスター側からのサプライズでも良いですし、プレイヤー間でのサプライズでも良いんですが、上手く行くと楽しいですよね。 ただ、サプライズを成功させる事ばかりに意識を持っていかれるとサプライズに至るまでの経緯が楽しくなくなってしまったりするので要注意なんですけども、そのあたりサラッとこなせ……

【TRPGな話】システムを読み込む余裕がない

TRPG関係ないというか、TRPGに関係させたいのにしない話なんですけども、最近ちょっと余裕がなくて、新しいTRPGシステムを買ったりしてもシステムを読み込む余裕が無いんですよね。 ザッと内容を読んで把握して「概ねこうだろう」という所をつかむまでは行けるんですが、細かいフレーバーテキストの読み込みだったり、特技リストのデータの読み込みだったりが甘いというか全然頭に入ってこなくて、「読もう」と思って手に取りはするんですが結局頭のなかに入っていかない感じで終わってしまうんですよね。 まあ老化と忙しさのダブルパンチだとは思うんですけども、しっかり読み込んで楽しめないと勿体無いので、もうちょっと……

【TRPGな話】ネタの使い回しは混乱する

最近GMの割合が多いんですが真面目にGMをやってこなかったツケが回ってきてシナリオ作成ができなくて困っているんですが、シナリオの着想にも恵まれずに、今までは新しいセッションには新しいネタを使ってきたのを、過去のネタで今回のプレイヤーがいなかった時のネタを再度出してきて料理、というのをやって誤魔化しているんですけども。 プレイヤーの一人が20年以上の付き合いがある人なのでどのネタを出しているのかがさっぱり思い出せない上に、最近のネタでもプレイグループが3つあってどこでやったのかが明確でないのもあったりして、結局新ネタを探してきて使った方が早い・楽という状態に陥っているのです。 しかし考えて……

【TRPGな話】夢中になって遊ぶのは良いけれど

TRPGは趣味で遊びなので「夢中になって遊ぶ」というのはあると思いますし、断然アリだと思うのですが、夢中になるあまり他に対する意識が失われてしまうと、それはそれで問題ですよね。 私の家には小学生が2人いるんですが、何かに夢中になると他が疎かなったり約束を忘れたりするのでどう教えてあげれば良いのか悩んでいるんですけども、まあある程度の歳になれば集中するのと別ベクトルで意識を持つ事が出来るようになってくれるんじゃないかと思っています。 まあ私の家の話はいいんですが、TRPGを遊んでいて夢中になって熱中すると他プレイヤーさんに対する配慮が足りなくなったり、つい大きな声を挙げてしまったりという事……

【TRPGな話】驚かすのは手段であって目的ではないので

まあセッションにおいてGMのシナリオなりプレイヤーの仕込みなりで驚かされるのってわりと多くあって、しかもそれって結構楽しい経験なんで、「自分もやってやろう」「次も成功させよう」っていう気持ちになってくると思います。 もちろんセッションに驚きを持ち込むのはダレを防いでマンネリを回避する良い方法なので良い事なんですが、そのための仕込みに夢中になりすぎて他が疎かになると、「そんな事になるくらいなら驚かせるのをやめようよ……」という結論になるので要注意です。 「驚き」が良いのはGMもプレイヤーもその結果として「楽しい」からであって、その驚きを持ち込むために情報の不要な隠匿だったりマスターを引っ掛……

【TRPGな話】煮詰まった時は気分と視点を変えると良い

ブログのネタが出なくて出なくて困り果てて23時45分、もう諦めてTRPG関係ない話を書いてしまおうと思います。 一般的に趣味でも仕事でも煮詰まった時って本当に困るんですけども、そう言う時って問題から逃げるか、あるいは気分と視点を変えるしかないんですよね。 一直線に一つの事に向き合っていたとして、壁にぶつかった時、勢いで壁を乗り越えるのも手なんですけども、一歩引いて全体像を見たり、あるいは横に歩いて壁を迂回したりという手段は大体の場合通じる方法なので、煮詰まった時は意識的に一歩引いたり視点を変えると良いです。 視点を変えるのが難しい時は「見る人」を変えてしまうのが非常に良い方法で、自分以……